行程・コース
この登山記録の行程
梵字飯場跡(06:00)・・・湯殿橋(06:40)・・・志津峠(07:00)・・・大真名子山(08:30)[休憩 80分]・・・志津峠(10:50)[休憩 10分]・・・湯殿橋(11:20)・・・梵字飯場跡(12:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
戦場ヶ原の上に聳える大真名子山に登りました。普段は地元の八ヶ岳に登っているのですが、今回初めて日光の山に登りました。でもそれなら最高峰の男体山が普通かもしれませんね。
実は大真名子山は、以前から登りたいと思っていた山でした。
私がよく登る八ヶ岳の主峰・赤岳の山頂の脇には、竜頭峰というオマケのピークがあります。
この竜頭峰の山頂には、上に靴だけが乗っている台座があります。ここを訪れた人の誰もが不思議に思い、そして誰もその謂れを知らない、ちょっと神秘的な台座です。
この台座の上に乗っていたのが、大真名子山の山頂にある蔵王権現と同じものなのでは、ということを言っている人がいまして、それで以前からその権現様を見たい、と思っていたのです。
その権現様の感想は、写真のところで。
登山全体の印象は、とにかく急登がすごかった。山の形からは想像もできない急登が登りの初めから最後まで続きました。
かなり長いこと林道を歩き、志津峠から笹の登山道。やがて本格的な登山道になったあたりからものすごい急斜面、とてもいい登山が楽しめました。
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午前６時前、梵字飯場跡の駐車場はすでにいっぱい。帰りには隙間に無理やり停めた車でさらに増えていました。ここまでの林道は一部未舗装があっただけで、ロードスターでも問題なく行けました。さらに林道は続きますが、車が入れるのはここまで。
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その林道を小一時間ほど歩くと湯殿橋という場所に至ります。
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さらに30分ほどで志津峠。ここまでずっと舗装路でした。四辻になっていて、右に行くとこちら男体山方面。まっすぐ行くと女峰山方面。こちらは男体山方向。
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そして左に行くと目指す大真名子山へ。笹が生い茂る一番歩く人が少なさそうな登山道です。
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その笹原を抜けた辺りに立派な像。「八海山神」と書いてありました。この辺りから本格的な上りになります。
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やがて標識。ここから斜度は一気にきつくなります。
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途中に巨大な岩がありました。急斜面が途切れることなく続きます。
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それを登りきると次の像。断崖の岩の上に立っています。
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さらに進むと視界が開けた場所。男体山と戦場ヶ原が眼前に見えます。
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その場所から見た山頂方向。ずっと岩が折り重なっています。登山道はこの裏側に続いています。
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やがて、鎖場。「千鳥返し」と書いてありました。ここがこのルート一番の難所でした。
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ほどなく山頂。お目当ての蔵王権現が出迎えてくれました。途中から前後を並走したもう一人もすぐに到着。私は１時間以上いましたが、誰もいなくなることはありませんでした。
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権現様の足元。たしかに似ている。
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こちらは赤岳・竜頭峰のもの。雰囲気といい靴の形といい、そっくりです。
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台座には「山」と「三」の文字。脇には「文久三年」と刻まれています。
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竜頭峰の台座には「山」と○で囲まれた「三」。そして脇には「元治元年」。元治元年は文久三年の翌年です。
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竜頭峰には、これと同じものが立っていたに違いありませんね！
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紅葉はまだですが、すこしシックな感じです。ほとんどの人はさらに先へ進みます。爽快な縦走は、さぞかし楽しいでしょうね。私は遠路帰らなければならないので、ここで折り返します。
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装備・携行品
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登った山
大真名子山
2,376m
