行程・コース
天候
晴れのち曇りのち霰
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
駐車場は天城高原ゴルフ場の手前のハイカー専用駐車場(60台ほどの広さ。トイレ&足洗い場あり)
この登山記録の行程
天城高原駐車場(8:55)⇒ 四辻(9:15/9:20)⇒ 涸沢分岐点(10:40/10:45)
⇒ 万三郎岳下分岐点(11:45)⇒ 万三郎岳(11:50/12:00)⇒ 石楠立(12:35/12:45)
⇒ 万二郎岳(13:25/13:30)⇒ 四辻(14:30/14:35)⇒ 天城高原駐車場(14:55)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
お得な宿泊プランで伊東温泉に行くついでに天城山に足を延ばしてみました。家内同伴のため、天城高原ゴルフ場からシャクナゲコースを反時計回りにサクッと歩くプランです。しかし、「サクッと」には程遠い展開になった1日でした。
天城高原ゴルフ場の駐車場到着は8時半。ゴルフ場の利用者用とは別に、ハイカー専用の駐車場エリアが設けられてましてキャパシティは60台ほど。トイレや足洗い場もあって便利。到着時には7割ほどの埋まり具合でした。
身支度したら出発。四辻からシャクナゲコースでまずは万三郎岳を目指します。涸沢分岐点までは緩い登りなのでハイキングレベルかと思っていましたがそれは大間違い。苔むした岩がむき出しの沢を何本も横断しますし登山道も荒れ気味。大雨で斜面の土や岩や倒木が流されて道を塞いでいる箇所があります。一応、修復されたり迂回路が作られたりしていますが慣れていない人にはなかなかハードでしょう。また、涸沢分岐点を過ぎてしばらく行くと万三郎岳への急登が始まりますが、この道も木段があちこちで崩壊。傾斜も急なのでこのルートはどちらかといえば下りではなく登りで使う方がいいと思います。(ちなみに四辻-万二郎岳の間も木段崩壊箇所はいくつもありますが崩壊ぶりはまだマシでした。)
そして、万三郎岳から驚きの展開が始まります。天気予報は「晴れ・降水確率10%」だったのにシャクナゲコースの中盤あたりから空は曇りがちになり、おかしいなぁと思っていると万三郎岳に着く頃には相当な冷え込み。立ち止まると寒いので、休憩もそこそこに万三郎岳を出発して石楠立(はなだて)に向かうその途中、なんと空からパラパラと霰(あられ)!馬の背に着く頃には白い粒々で登山道はハッキリとまだら模様になり、万二郎岳に着くと1cmほど積もってました。これは全くの想定外。万二郎岳-万三郎岳間の縦走路は意外とアップダウンがあって大変なんですが、霰のおかげで家内の歩調もスピードダウン。さらに万二郎岳からの下り道も積もった霰でツルツル&ぐちょぐちょ。当初の予定を30分以上オーバーしてのゴールでした。
驚きの展開はまだあります。駐車場でぐちょぐちょの靴を脱いで着替えていたらサイレンが鳴り響き、パトカーや消防車が続々と駐車場に集結。しかし、山火事ではなさそう。詳しい状況はわかりませんが、どうやらシャクナゲコースでケガ人が出たらしく、これから救助に向かうような感じでした。ただでさえ荒れ気味で歩きにくいシャクナゲコースでしたから、霰が積もってしまうと危険度は倍増。比較的お手軽だと思える山・ルートであってもこういう状況を想定して準備や計画をしておく必要があると実感した1日でした。
フォトギャラリー:16枚
装備・携行品
シャツ | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | 登山靴 | バックパック |
水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 修理用具 | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | テーピングテープ |
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