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セッコク咲く越生町龍穏寺から古道四寸道を通って高山不動尊詣 2022

関八州見晴台 越生駒ヶ岳 龍穏寺 高山不動尊( 関東)

パーティ: 1人 (はにわ さん )

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行程・コース

天候

晴れのち雲

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

龍穏寺駐車場11:30*****御嶽神社12:35*****蟻の門渡り13:40*****関八州見晴台14:25(20分休憩)*****高山不動尊15:05(15分休憩)*****駐車場17:00

コース

総距離
約12.0km
累積標高差
上り約1,054m
下り約1,055m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

平成28年4月29日に全国で初めて「ハイキングのまち」を宣言した越生町。

越生町のHPで見つけた月刊誌「新ハイキング」に紹介された越生町のハイキングコースのコーナーがあって歩くときの参考にしています。

https://www.town.ogose.saitama.jp/kankonavi/index.html

今回はその中の<忘れられた歴史の道 四寸道から高山不動尊>を歩いてみたいと思います。

そして今が見頃のセッコクが咲く龍隠寺を出発し周回としました。

<セッコク>
セッコクは漢字では石斛。単子葉植物ラン科の植物で岩の上や大木に着生する着生植物です。
乱獲などにより自生個体数は激減したそうですが最近は回復傾向にあるそうです。

文化財の多い龍隠寺や高山不動尊などの説明は書くと長々となってしまうので説明板の画像を載せているのでそちらを参考にしてくださいね。

<龍穏寺>HP 四季折々の花が咲く静かな山寺です。
http://ryuonji.jp/index.html

今年は越生町を中心に歩いていますが今まで観光名所の越生梅林や黒山三滝など有名な所しか訪ねたことがなく、今更ながら色々な場所があるもんだなあ思いました。

それでは出発します。

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フォトギャラリー:80枚

まずは黒山小学校の跡地に車を置き100m戻って下ヶ戸薬師堂へ。四寸道入口の横吹峠にバスで向かう場合は一番近い火の見下バス停下車となります。

下ヶ戸薬師堂が四寸道の起点らしいです。

そこから裏の尾根道を歩きますが

直ぐに鉄塔にぶつかり、右の林道を進む。

採石場があり進めそうもないのでとりあえず引き返します。

車に戻って龍穏寺へ。

セッコクの説明板。

迫力ある山門です。
仁王様ではなく四天王が安置されていました。

熊野神社。勿論狛犬もいます。

見事な彫刻。

江戸城の石垣。築城の名手、太田道灌繋がりでしょうか。

関三刹。

さてセッコクはと言うと池の畔の2本の桜の木に自生していました。

見頃ですね。

境内には太田道灌親子のお墓もありました。

こちらは人工的に着生させた感じですね。

UPで。ほのかなピンク色が綺麗です。

さて、出足が遅いので沢に降りてお昼にします。

来るときに寄ったときがわの農産物センターで購入した江上さんのお弁当。ときがわに来るとついつい買っちゃう優しい味です。酒まんじゅうも買ったけどお腹いっぱい。あとにするかあ~。

その後は沢をウロウロ。

この時期水辺は涼しくて気持ち良いよね。

この沢はカジカガエルの美声がしないけど

ボーとするのに奥武蔵の沢は人もいないので最高です。

沢ガニめっけ!

苔の石垣をを登る沢ガニ。
背中の小枝は黒刀か!

緑の宇宙人?

沢をウロウロしていると今日の目的忘れそう~。

さて気持ちを切り替えて出発します。

まずは車道から横吹峠へ。

この花は何でしょう?

ウツギ咲く林道を進むと

四寸道の入口、横吹峠。

とその前に先程の薬師堂からの道があるか偵察。暫く行くと民家の私道にぶつかる。もう1本広い林道があったがあっちが正解かなあ。

横吹峠に戻ってバイクが通れるくらいの広い道を進みます。

1か所トラロープのかかる足元の悪い場所もありました。

そして越生駒ヶ岳。見晴らしなし。

御嶽神社にも寄ってみます。

するとアオダイショウに遭遇。
大物なので顔を映そうと思いましたが素早いので尻尾だけ。

御嶽神社

この二つの大岩の間が丁度四寸なので四寸道と呼ばれるようになったとか。

御嶽神社をあとに進むと車道へ。
越生観光協会が立てた新しい道標を右へ。

200mほどで再び四寸道に戻ります。

四寸道はおもったよりずっと広い道で歩きやすかったです。

再び車道へ。
左に10分ほど行ったところに四寸道がありますが今回は蟻の門渡りと言う岩場を越えていきますので正面の石垣を攀じ登って進みます。

暫く登ると岩場になり

熊野が岳。

この先が蟻の門渡り

関八州見晴台方面。

10mぐらいでしょうか?スリルはありますが思ったよりもホールドがあるので後ろ向きに降ります。

振り返って。

勿論巻道もありますのでご安心を。

難所を過ぎ、最後の急坂を登れば

この看板の尾根で出ました。

そして左に進むと関八州見晴台到着。

生憎霞がかかり眺望は少しだなあ

高山不動尊の奥の院

ツツジももう終わりですね。
20分ほどベンチで休憩して糖分補給に酒まんじゅうを頬張ります。

武甲山や東京都との県境の山山。
これから高山不動尊に降ります。

一番近い登山口。
ここからなら10ほどで見晴台に行けます。

関東ふれあいの道と交差し、車道を2度横切って関東三大不動の高山不動尊に参拝。

それにしても大きな本堂は太く曲がった柱も多く、当時の棟梁達の技術の高さが分かります。

そうそう折角だから久しぶりに大銀杏も見ていこうと石段を降ります。

樹齢800年の大銀杏です。

本当にここのおっぱいは見事です(笑い)。

パワーをいただきます。

根元にスズメバチが巣を作っていたので朽ちかけた木段方面に行くときは気を付けてくださいね。

高山不動尊を後にして帰りはのんびり車道を帰ります。

猿岩林道の眺めの良い所。

車が通らないせいかオトシブミもたくさん落ちていました。
ぷよぷよして中の幼虫も入っていました。

そして帰りはここから尾根を降ります。

赤テープを頼りに踏み跡は薄いですが

すぐに使われなくなった作業道になります。

沢沿いに降って

龍ヶ谷川の車道に出ます。

駐車場に着いたのは午後17時。
久しぶりに汗びっしょりになったのでニューサンピア越生の日帰り温泉に寄り帰宅。おしまい。

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • はにわさん、こんにちは。

    龍隠寺のセッコクの花、こんなに大きくてきれいに咲くのですね!
    私も訪ねたことがあるのですが、9月でしたので、花を見る事は出来ませんでした。
    またいつか行かなくては、、、です。
    有難うございました。

  • ガバオさん、おはようございます!

    セッコクと言う花を最近知りまして龍穏寺を絡めて歩いてみました。

    ガバオさんのアカヤシオからシロヤシオも見てますよ~。
    花によって裏年があるんですね。
    勉強になります。
    奥多摩や丹沢もシロヤシオを探しながら歩いてみたいなあ。
    ではでは。

  • はにわさん、ときがわの農産物センターで購入した江上さんのお弁当。とっても美味しそうです。
    おにぎりを作って山、ハイキングなどにに行くこともありますが、弁当もいいですね。
    今度、お弁当を持って行ってみたいです。饅頭も忘れずにですね!

    私は40年近く前は独身で登山に行ってましたが、その後は家族でハイキング程度が主流です。はにわさんはいつも単独ですか。

  • まさざねさん続けてのコメントありがとうございます。

    私も独身の時はハイキング程度に山歩きをしておりましたが、子供が手を離れたので月一程度に山歩きをするようになりました。

    気ままな単独が多いですがたまに友人とも歩きます。
    日帰りが中心ですがまだまだ行ってみたい山や場所がありますのでヤマケイも少しずつですが書いていければ良いなと思っています(^-^)

  • ご回答を頂き、ありがとうございます。
    沢山の山行き工程を残してください。

    私も子供が手を離れましたが、妻と歩くことに幸せを感じています。
    はにわさんのように素晴らしい記録は残せませんが、今後近くても行くときは、ここを活用したいと思いました。

  • 独り言のような拙い文章なのに参考にしていただけるなんて嬉しいやら恥ずかしいやら。
    若いときは頂上に登って満足していましたが、年のせいでしょうか、足元の花や生き物にも目を向けるようになったので山歩きの幅が広がりました。
    まさざねさんも奥様と末永く山歩きを楽しめると良いですね(^-^)

登った山

関八州見晴台

関八州見晴台

760m

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関八州見晴台 由緒ある古刹と展望の山旅 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
4時間40分
難易度
コース定数
21
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