行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
電車
この登山記録の行程
塩屋駅(07:22)・・・須磨浦山上遊園(07:56)・・・旗振山(08:06)・・・鉄拐山(08:18)・・・高倉台団地(08:35)・・・栂尾山(09:00)・・・東山(09:45)・・・妙法寺(10:14)・・・高取山(11:00)[休憩 30分]・・・安井茶屋トイレ(11:40)[休憩 6分]・・・鵯越駅(12:34)[休憩 20分]・・・菊水山登山口(13:26)・・・菊水山(14:12)[休憩 18分]・・・鈴蘭台駅(15:15)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
7年ぶりの須磨アルプス、今回は塩屋から新神戸を予定していた。六甲全山縦走路は塩屋駅が本来の起点らしい。駅前は狭い路地で、案内板を見て川沿いに進むと「右毘沙門」の石柱がある。住宅街なのに登山道並の急坂をのぼり、山王神社を過ぎ、「神戸少年の町」の建物あたりから登山道らしくなる。ひと登りで須磨浦山上遊園地に到着。まだ開園前でトイレも閉まっていた。毘沙門堂は意外に小さなお堂ひとつだけだった。
高倉台団地を通過し、栂尾山から須磨アルプスと呼ばれる横尾山へ登り始める。きょうはやけにトレランが多いなと思ったら、大規模なレースが開催されているのだった。ゼッケン400番台まで見たので数百人規模か。狭い登山道で「すいません」と言いつつも遠慮なく追い抜いて行く。後から後から来るので脇に除けると、悪いと思ってか口々に挨拶してくれる。いちいち応じるのも面倒なので黙って見送れば、無愛想と思われているのだろうかと、余計な心配りをしてしまう。少人数の場合、スズやラジオでそれとなく存在を知らせ、追い抜き擦れ違いの時は数メートル手前から歩きに転じる。そんなランナーはスマートでかっこいいと思えるのだが、こうも多人数では運が悪かったと諦めるしかない。人間だれしも、多数派となれば態度が大きくなってしまうもの。大会中の一般登山者(歩く者)との対応は、運営側だけでなく参加者個々が考えてもらえたらと思う。途中の市街地でしばらく休憩してやり過ごそうかとも思ったが、人の流れに巻き込まれたまま高取山へのキツイ登りにかかる。なかにはゴールまで持つのか心配になるような人もいた。係員の一人(だけ)が「ご迷惑おかけしています」と言ってくれたのがせめてもの慰めだった。
結局、縦走路から外れた高取山山頂部で長めの休憩をとってやり過ごすことにした。この日は20℃を越える暑さのうえに、すっかりペースが乱れてしまい、予定を変更して菊水山から鈴蘭台へと下山した。