行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
国道257号を走り、中津川市加子母地区にある乙女渓谷キャンプ場入口の案内板から林道加子母線に入る。そこから、乙女渓谷キャンプ場まで約3km。
この登山記録の行程
二の谷登山口(9:02) ⇒ ねじれ滝(9:18) ⇒ 和合の滝(9:25) ⇒ 避難小屋(9:47) ⇒ 夫婦滝の展望台(10:10) ⇒ 子滝(10:32) ⇒ 孫滝(10:43) ⇒ 鎧岩(10:57) ⇒ 第一展望台(11:17) ⇒ カモシカ渡り(11:33) ⇒ 三の谷コースとの合流点(12:00) ⇒ 兜岩(12:29) ⇒ 第二高原(12:50) ⇒ 第三高原(13:22) ⇒ 小秀山山頂(13:46) ⇒ 山頂避難小屋で45分昼食休憩 ⇒ 三の谷コース分岐(16:18) ⇒ 三の谷コースの長いジグザグ道 ⇒ 三の谷登山口(17:53) ⇒ 駐車場帰還(18:15)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
歩行距離12km、歩行時間約8時間と長かったが、豊富な雪解け水が流れる乙女渓谷沿いの幾つもの滝とアズマシャクナゲ、トウゴクミツバツツジの桃色の花を楽しみ、カモシカ渡りの岩場を腕の力を頼りによじ登り、さらには噴煙を上げる御嶽山を間近に眺めることができた。予想をはるかに超える、変化に富んだ非常に面白い登山であった。
【駐車場】
乙女渓谷キャンプ場の入口近くに合計25台ほどのスペースがあり、広い路肩に駐車している車もあった。トップシーズンには500円の駐車料金を徴収されることがあるそうだが、今回は徴収人もおらず無料だった。
【登山道の状況と印象】
往路) 二の谷登山口からの歩き始めの約60分は、渓谷沿いに設けられた木製の回廊、階段を進み、滝とシャクナゲを楽しみながらハイキング気分で歩き、夫婦滝展望台に到着。かなりの高所から流れ落ちる雄滝を見上げる。
一転、ここから急な登りとなり、雄滝の最上部まで回り込んで登って、さらに子滝、孫滝と進む。孫滝の先にはさらに急坂が続き、やがて「カモシカ渡り」という今日一番の難所の岩場に差し掛かる。しかし、木の枝や根など摑まることが出来るものはあるので、三点確保で慎重に約10mの崖を登り切る。
まだまだ登り坂は続き、孫滝から鎧岩まで標高差約500mの急坂を登ることになるが、シャクナゲ、ツツジなどの鮮やかな桃色の花と間近に見える雄大な御嶽山の雄姿を励みに頑張る。
急坂が終わり、第一高原を過ぎた辺りから林の中の登山道にはまだかなりの雪が残っていて登山道が分かりにくく、何度か行ったり来たりを繰り返す。木に付けられたピンクの目印と下山途中の人にルートを確認しながら、無事に通過できた。
第二高原辺りからは小秀山山頂の避難小屋が見えてくるので、最後の一頑張りだが、やはり残雪が多く、踏み抜きに注意しながら進む。
頂上に到着すると、目の前の雄大な御嶽山をはじめ、恵那山、霧ヶ峰方面などほぼ360°の大パノラマ! 新しくて綺麗な頂上避難小屋に入って、昼食休憩。
復路) カモシカ渡りを下ることは危険なため、山頂から約2時間弱戻った分岐を三の谷登山口へ向かう。この先は、林の中の単調なジグザグ道を登山口まで約1時間半歩くことになるが、三の谷登山口にようやく到着した所、「駐車場まで約2km」の標識を見て、どっと疲れが出た。
でも、楽しかった往路と山頂での時間を思い出し、残りを頑張ろう。
【花と緑】
アズマシャクナゲとトウゴクミツバツツジはほぼ満開で、桃色の花が目を癒してくれた。兜岩を過ぎた辺りからは、ショウジョウバカマが足元にたくさん咲いていた他、梅鉢草に似たミツバオウレンの白い花を一部で見かけた。
林はヒノキが多いが、三の谷登山口近くまで降りてくると、広葉樹の新緑も輝いていた。
フォトギャラリー:20枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | ヘッドランプ | 傘 | タオル |
帽子 | グローブ | 地図 | ノート・筆記用具 | カメラ | 医療品 |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール | ライター |
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