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水芭蕉の尾瀬をテント泊縦走 尾瀬沼・燧ヶ岳・三条の滝・尾瀬ヶ原

尾瀬( 関東)

パーティ: 1人 (tirrano さん )

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行程・コース

天候

初日...晴れ・風ほとんどなし、2日目...雨のち晴れ

利用した登山口

大清水   鳩待峠  

登山口へのアクセス

バス
その他: 新宿駅新南口 22:00発 大清水 3:40着 3900 関越バス夜行
当日は、尾瀬戸倉より先に大清水に到着
鳩待峠 13:50発 → 尾瀬戸倉 14:25着 930円
尾瀬戸倉 15:30発 新宿駅東口 20:00着 3900円

この登山記録の行程

【1日目】
大清水(04:00)・・・三平橋(05:07)・・・三平峠(尾瀬峠)(06:12)・・・三平下(06:24)・・・尾瀬沼東岸(07:00)・・・浅湖湿原(07:54)・・・ナデッ窪道分岐(09:59)・・・俎嵓(10:22)・・・ナデッ窪道分岐・・・浅湖湿原(12:05)・・・尾瀬沼東岸(12:16)・・・浅湖湿原・・・沼尻平(14:02)・・・白砂峠・・・燧ヶ岳分岐(15:08)・・・見晴(下田代十字路)(15:20)

【2日目】
見晴(下田代十字路)(05:50)・・・東電小屋分岐(06:05)・・・赤田代(06:34)・・・三条ノ滝分岐(07:10)・・・三条ノ滝展望台(07:15)・・・三条ノ滝分岐(07:40)・・・赤田代(08:21)・・・東電小屋分岐・・・東電小屋(09:00)・・・ヨッピ橋・・・牛首分岐(尾瀬ヶ原三又)(10:42)・・・牛首(10:52)・・・山ノ鼻(11:55)・・・鳩待峠(13:02)

コース

総距離
約40.7km
累積標高差
上り約2,127m
下り約1,720m
コースタイム
標準16時間26
自己14時間52
倍率0.90

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

金曜日夜10時、新宿発の夜行バスに乗って、水芭蕉の尾瀬へ。
勝手な水芭蕉スポットのベストスリーを挙げると
 第一位 東電小屋と東電尾瀬橋の間
 第二位 尾瀬沼 長蔵小屋、尾瀬沼ヒュッテの南側の岸辺
 第三位 尾瀬ヶ原山の鼻の尾瀬植物研究見本園
でした。
大清水から入り、三平峠、尾瀬沼へ。尾瀬沼ビジターセンターに荷物をデポして燧ヶ岳へ長英新道でビストン。
麓の樹林帯を通過する時、周囲には全く人影なく、しかも単独行でしたので、マーキングを必死で目で追いながら、すこしずつ高度を稼いでいきました。俎ぐらまで登りましたが、柴安ぐらは、頂上直下の雪壁に恐れをなして、近づけませんでした。
頂上からは360度の眺望を楽しむことができました。

下山後、尾瀬沼ビジターセンターで荷物を回収し、尾瀬沼の北岸を周り、見晴までいってテント泊。木道の照り返しが暑かったです。見晴のテント場は、予約の必要なし。一人800円です。

二日目、31日の朝は雨に見舞われ、湿原歩きをあきらめて、水量の多い三条の滝へ。平滑の滝の展望台の手前に荷物を置いて空身で往復しました。山と高原地図のコースタイムで25分とあったので、油断しました。
中々たどり着かないので、焦りました。三条の滝は、ものすごい迫力の水量で、感無量でした。
ハイキング気分では厳しいですが、山慣れた人なら問題ないと思います。ぜひ今の時期オススメします。

来た道を戻り、東電小屋方面へ。東電尾瀬橋を渡ると、一面の水芭蕉です。ここの水芭蕉、晴れているときに通過したかったなぁ。
後は、雨と汗に濡れた体を、東電小屋で暖め、そしたら徐々に晴れてきて、あとは観光客満載の尾瀬ヶ原を満喫しました。

テント泊の重装備でどこまで歩けるのか、残雪の上を歩けるのかを、確認しながらでの山行でした。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ 修理用具 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け
熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ 軽アイゼン
トレッキングポール GPS機器 ストーブ 燃料 ライター カップ
カトラリー

みんなのコメント

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  • こんにちは
    逆さ燧やミズバショウ、三条の滝など素晴らしい写真ですね。
    また尾瀬に行きたくなりました。

    ところで、この時期の燧ヶ岳ではアイゼンや軽アイゼンは必要だと感じられましたか?教えていただければ幸いです。

  • 今回、両方とも持参しましたが、結局使いませんでした。
    最低気温が、マイナスになることがないようなので、堅く締まった雪やアイスバーンにはならないようです。
    ですから、軽アイゼンは全く必要ありません。夜間登頂するなら別かもしれませんけど。
    基本的にキックステップによる上り下り(実践日本百名山の日光白根山の回で特集されてましたね)ができれば、アイゼンは必要ないでしょう。ただ、ストック(ポール)はスノーバスケット付きであったほうが役立ちます。
    燧ヶ岳の長英新道では、踏み抜きのほうが問題になるでしょう。登山道というより沢を登る感じですので、踏み抜きのほうがリスクは高いです。
    なお最高峰の「柴安ぐら」にチャレンジするなら、アイゼンがあったほうが安心できると思います。
    「滑落しても、ハイマツに引っかかって助かる人が多いよ」と他人事のようにビジターセンターの方や山小屋の主人はいいますが、真っ平ごめんです。

  • tirranoさん、ご教示ありがとうございます。

    なんだかユーモラスに、こともなげに話す山小屋の方の顔が目に浮かぶようです。でも、滑落はまっぴらです。
    頂いたアドバイスを参考に、装備を整えてまた登りたいと思います。
    ありがとうございました。

  • いやはや、夜行バス、燧ピストンして見晴にとは感服します。さぞやお若いのでしょう。2日の朝見晴から三条の滝に行きましたがガイド本とかパンフに書いてあるよりも結構時間が掛かった気がします。それにしてもあの水量は見事ですね。

  • 森様、いや、若くないです。
    元湯山荘の案内板では、平滑の滝から三条の滝まで行き50分、戻り1時間20分とあります。結構ぬかるんでましたし、残雪もありましたから、個人差が大きいでしょうね。
    1人でしたので、まだ着かない、まだ?と、ビビりながら滝に向かいました。
    三条の滝は、音もすごかったですね。伝えられないのが残念ですね。

  • 私も一人旅で、おっしゃる通りぬかるみに始まり沢を登ったり降りたりでなかなか着かなかったですね。滝の音が聞こえたから梯子はやめにしようかとも思いましたが降りた甲斐がありました。その後の燧裏林道も残雪が多くピンク或はブルーのリボンも無いところが結構あり行き交う人も無くてこれまたびくびくしながらまだかまだかと御池に出ました。御池の駐車場が見えるところに達してもまだ残雪が多かったです。

  • 森様
    燧ヶ岳、俎ぐらの山頂で、燧裏林道の話をされている方がいて、どこまでも緑のトンネルで怖かった、と話してました。まるで屋久島のようだったとも。
    残雪があり、マーキングも不十分だと、さぞかし不安になったでしょうね。

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