行程・コース
この登山記録の行程
大弛峠(09:05)・・・朝日峠(09:40)・・・朝日岳(10:20/10:30)・・・金峰山(11:50/12:05)・・・砂払ノ頭(12:55/13:05)・・・大日小屋(14:20/14:30)・・・富士見平小屋(15:10/15:25)・・・瑞牆山荘(15:55)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は、奥秩父のシャクナゲを日帰りで楽しむため、奥秩父の金峰山に挑戦しました。シャクナゲは、下山路の大日岩から大日小屋にかけての群生できれいに咲いていました。また、梅雨前の晴天をねらって日程を組んだのですが、霧で山頂からの眺望は全く楽しめませんでした。しかし、2500m級の高山の針葉樹の原生林を霧の中で体験することができ、なかなか魅力的な山歩きができました。なお、山頂付近の下山路には多くのイワカガミが咲いていました。
コースは特に問題はありませんでしたが、山頂から砂払ノ頭までの下山路は、稜線上の大きな岩の連なりを歩くため、足場の確保とルート・ファインディングにはそれなりの注意が必要です。登りは、2,365mの大弛峠からの登りのため標高差は230mしかなく、特に苦労することなく山頂に到達できました。登りは、多くの人がいましたが、瑞牆山荘への下りは、登りに比べて少なくなりました。大弛峠からの往復の人が多いのだと思います。
今回は、登り始めから高山の様相を呈していて、針葉樹の原生林を、しかも霧の中を歩いていくことになり、丹沢などの広葉樹の森とは違った魅力的な山歩きを楽しむことができました。霧のため、朝日岳からの下りを登り返して稜線に出てしばらく岩場を歩いたら、突然、山頂に着いたという感じで、到着時には近くの五丈石すら見えませんでした。山頂からの展望は素晴らしいと聞いていたので、残念でした。その代わりに、山頂付近のイワカガミが疲れを癒してくれました。また、山頂付近のシャクナゲはあまり咲いていなかったため、少し心配したのですが、目的としていた大日岩から大日小屋にかけてのシャクナゲの群生はきれいに咲いていて、初めての経験だけに感動しました。小鳥のさえずりはよく聞こえましたが、シジュウガラが多く種類は少なかったような気がしました。
反省点としては、4時半起きで、十分に睡眠時間が取れなかったことです。睡眠時間の不足は、山歩きに直ちに影響して、登りがきつくなかった割には息が切れてしまったように感じました。睡眠時間の確保には、今後は十分に注意していきたいと思います。
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