行程・コース
天候
曇のち晴れ
利用した登山口
登山口へのアクセス
バス
その他:
JR中央線塩山駅から栄和交通バスおよび乗り合いタクシーで大弛峠、途中柳平で乗り合いタクシーに接続。塩山駅から所要1時間半程度。料金片道1800円。
要予約
http://eiwa-kotsu.com/timetable/
この登山記録の行程
大弛峠(11:12)・・・北奥千丈岳(12:07)・・・国師ヶ岳(12:37)・・・大弛峠(13:54)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
例年ならアズマシャクナゲが咲いているはずだが、大弛小屋の方の話では今年は1−2週間早かったそうで、全く見られず。シャクナゲ新道を進んでも花はないとのこと。次のハクサンシャクナゲの開花はまだ1ヶ月以上先。拙速と準備不足を露呈した、なんともちぐはぐな山行になってしまったが、山中で意外な人に出会った。
今回は、色々とイレギュラーな山行であった。前週に南八ヶ岳周回を計画していたが、事情で急きょ中止。その後も落ち着かない日を過ごしたが、週末は梅雨の晴れ間になりそうで急きょ手頃な中級山岳に登ろうと国師ヶ岳ー北奧千丈岳コースを選んだ。本来なら、二日かけて甲武信岳まで縦走なども考えられたのだが、前日に山行を決め予約制の大弛峠行きバスも最終の9:30便がようやく取れたくらいで、時間的にも気分的にも慌ただしかった。
大弛峠到着は11時と遅かったが、標高が2365mもあるので、秩父最高峰の北奧千丈岳(2601m)との標高差もわずか。遅いスタートでも余裕のはずだが、出だしの標高が高いためか、前夜が飲み会だったためか、すぐに息が弾んでしまう。コースは良く整備され、テレピンの香り漂う高山の雰囲気のはずだが、この日は蒸し暑く、羽虫もたくさん飛んでいて、途中で虫除けを塗布。すれ違う登山者には顔全体を覆う防虫網を使っている方も。これからのシーズンは虫対策は必要だろう。
前国師のピークを先に進むと、前方から女性の黄色い声。はて、山で聞くのを怪しく思っていると、目の前にスパイダーマンさん登場。本来英語じゃあないと通じないのだろうが、写真を撮らせていただけますか?とお願いすると、意外にも流ちょうな日本語が返ってきて、ポーズまで決めてくれた。
無事、奥秩父最高峰北奧千丈岳のピークを踏み、流れる雲間に五丈岩を眺める。渡る風が心地よい。天狗岩まで進もうと思ったが、花も期待できず気分が充実していないこともあり、途中で引き返し(コースタイムが長いのはそのため)、国師ヶ岳のピークを踏む。大弛小屋で美味しいコーヒーを頂きながら帰りのバス(要予約)接続の乗り合いタクシーを待ち、途中公営の温浴施設「花かげの湯」で汗を流した。本日は曇りがちで展望もいまひとつだったが、最後に富士山のシルエットが見られた。
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