行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
上高地バスターミナル(05:45)・・・河童橋(05:50)・・・明神[休憩 10分](06:35)・・・徳沢[休憩 10分](07:22)・・・横尾[休憩 10分](08:25)・・・一ノ俣(09:22)・・・槍沢ロッヂ[休憩 20分](09:55)・・・ババ平・・・水俣乗越分岐[休憩 10分](11:09)・・・天狗原分岐[休憩 30分](12:25)・・・グリーンバンド・・・槍ヶ岳殺生ヒュッテ[休憩 20分](14:20)・・・槍ヶ岳山荘(15:20)
【2日目】
槍ヶ岳山荘(04:18)・・・槍ヶ岳[休憩 30分](04:38)・・・槍ヶ岳山荘[休憩 20分](05:24)・・・槍ヶ岳殺生ヒュッテ・・・グリーンバンド・・・天狗原分岐・・・水俣乗越分岐[休憩 10分](07:45)・・・ババ平・・・槍沢ロッヂ[休憩 20分](08:20)・・・一ノ俣・・・横尾[休憩 10分](09:45)・・・徳沢[休憩 10分](10:50)・・・明神[休憩 10分](11:50)・・・河童橋(12:43)・・・上高地バスターミナル(12:48)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
登山を始めて3年目にして槍ヶ岳に挑戦!槍ヶ岳を眺めたこともないのにいいのか?との思いもありましたが、ベテランの引率もあるので多少の不安はありましたが何事も挑戦です!
登山ルートは危険度の少ない上高地ルートを選択。ルートに関しては初級者の我々に選択の余地はありません。
1日目
当日は雲一つない快晴。天気は最高ですが、気温が25℃近くありかなり暑く感じます。距離が長いので暑さによる体力の消耗が心配でしたが・・・
上高地から横尾までの11Kmはほぼ平坦な広い道を進みます。とにかく水がきれいでテンションを上げつつ軽快に進みます。横尾からは、遥か彼方に槍の穂先が僅かに望める場所が数か所ありますが、その度に元気が湧いてきます。しかし、水俣乗越分岐の雪渓を過ぎたあたりからメンバーの体調が思わしくなく、高山病なのか熱中症なのか或いは単なる寝不足なのか?天狗原分岐あたりからは傾斜も急になりますが、短い休憩をこまめにとりながら山頂を目指します。やっとの思いで槍ヶ岳の全容がはっきりと見渡せる麓までたどり着いたときは、鳥肌が立ちました!最後の力を振り絞って槍ヶ岳山荘に着いたのは、予定より1時間遅れ。体力的にも厳しい状況のため、当初は初日に山頂への登頂を考えていましたが、翌日の朝に変更しました。
山荘のベンチでは既に至る所で宴会が始まっていて楽しそうです。当然自分もそこに参戦です。体調不良のメンバーも1時間ほどの仮眠ですっかり元気になり、明日の安全と今日の健闘を称えて乾杯!
2日目
3時30分に起床。準備ができ次第、山頂にアタックする予定でしたが、前日に飲みすぎた影響で4時まで起きられず(毎回のことながら飲みすぎに反省)。
直ぐに準備をして山荘の外でストレッチをしながら周りの様子を伺っていると、2組4つの明かりが山頂目指して登っているのが分かりました。いよいよ我々もアタック開始!自分が先頭に任命されたので、ルートと足場を確認しつつ慎重に登ります。岸壁をよじ登り、梯子を登る。凄く楽しかったです!山頂に着くと360度の大パノラマ!興奮を抑えて仲間の登頂の瞬間を写真に収めます(写真係です)改めて見渡すと常念岳、剣岳、富士山と周辺の山々がくっきりと見えます。しばらくすると東の空が朝焼けに染まりだしました。幻想的な日の出に一同感動!さらになんと笠ヶ岳方面にブロッケン現象まで見られました。(周辺の山、ブロッケン現象はリーダーに教えてもらいました)とにかく細かいこと抜きに素晴らしい絶景です。人が少なかったので30分程度ゆっくり癒されました。昨日の予定を変更して大正解です。
名残惜しいですが山頂を後にして、山荘で一呼吸入れて下山開始。前日苦労した急登もあっという間に過ぎ去ります。最後にもう一度、槍を眺めるとそこには青い空に浮かぶ槍ヶ岳が!これも絶景でした!
心の中でさよならと別れを告げ、また長い道のりに・・・
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