行程・コース
天候
1日目 快晴 2日目 晴れのち曇り
登山口へのアクセス
電車
この登山記録の行程
1日目 雷鳥沢(6:50)・・・新室堂乗越(7:40)・・・室堂乗越(8:10)・・・奥大日岳山頂(9:35-10:00)・・・ 雷鳥沢(12:30)
2日目 雷鳥沢(5:15)・・・大走分岐(5:24)・・・丸山(5:50)・・・一ノ越(6:55)・・・浄土山(7:26)・・・一ノ越(8:04)・・・雄山(9:02)・・・大汝山(9:35)・・・富士ノ折立(10:05)・・・別山(11:39)・・・剱御前小舎(12:15)・・・雷鳥沢(13:34)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
1日目 どピーカン!雲一つない晴天の朝、奥大日岳登山に出発。が、いきなり不安定な木段で滑って尾てい骨を強打す。
キャンプ場や地獄谷の噴煙を見下ろしながら進んで行くと、すぐそばで雷鳥の声が。おかあさん雷鳥のまわりに1,2,3,4,5羽!の子供たち。なんと登山道のど真ん中で砂浴びを始めた。人が踏んで土が露出しているから、砂浴びにはちょうどいいらしい。後から来た人にも声をかけて見守ること約5分間、2,3メートルの至近距離で雷鳥ファミリーとご対面することができた。みんな、りっぱな雷鳥に成長してネ。
新室堂乗越を過ぎると剱岳が姿を現す。この時間は逆光だが、帰りに見えている保証はないので、写真を撮りまくった。奥大日岳山頂からは全方位が快晴。剱岳は黒々としたした雄姿を見せ、剱北部の深い峰々は人を寄せ付けない凄みを感じさせる。西には富山市街が、眼下に弥陀ヶ原、遠くに薬師・穂高が雲に浮かんでいる。お花畑を目で愛でながら同じルートを下山し、みくりが池温泉まで足を延ばした。
2日目 今回の山行のメインである立山三山の縦走。キャンプ場から一ノ越まで、通称“神の道”といわれるコースをとる(※追記あり)。「山と高原地図」では<迷>マーク付、渡渉や岩ごろごろで進路がわかりにくい所もあるが、ペンキ印を見失わないように行けば問題ないだろう。一ノ越の手前で室堂からのコースに合流する。この頃までは青空で、浄土山頂からは五色ヶ原がくっきりと見えていた。
いよいよ雄山への登り。小学生の団体が到着しそうだったので、その前に登りはじめる。三ノ越あたりで前の団体に追いついてしまい、先に行かせてもらう。この時間には下山者がまだ少なかったが、時間によってかなり渋滞しそう。ところがみるみるうちにガスが出てきて、ほんの一時間のあいだにすっかり白い幕に覆われてしまった。これだから山の天気はわからない。
雄山から先は稜線歩きをイメージするとさにあらず。室堂側へ巻いていったん下り、上り返した大汝山(トイレと食事ができる小屋あり)からは黒部側の眺望が期待できるのだが、ガスにつつまれてかすかに黒部湖が見えるかどうか。富士ノ折立から250mの急降下も、ガスのせいでさほど高度感がないから怖さもなく、そそくさと真砂岳も巻いていく。晴れていれば後立山連峰を眺めながらの快適な稜線歩きが楽しめるはずなのにィ…、この天気は雷鳥日和なんだが出てきてくれないのかなァ…。別山のしつこい登りは足にくるし、眺望がほぼ期待できないので別山北峰もパス。雷鳥坂より下山の途についた。剱御前小舎は昼食営業なしで昼飯抜きのまま、きょうの温泉はロッジ立山連峰へ。
※追記:「母恋坂」との名称もあるようですhttp://www.mikuri.com/news/index2014.html
フォトギャラリー:16枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 修理用具 | 健康保険証 |
医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
軽アイゼン | トレッキングポール | 燃料 | カップ |