行程・コース
天候
1日目晴れ、2日目小雨⇒晴れ⇒小雨、3日目晴れ
登山口へのアクセス
タクシー
その他:
松本駅4時20分のタクシーで中房温泉へ。
この登山記録の行程
7月26日夜行バスがなく新宿発の高速バス19時20分発に乗ろうとしたがアクシデントが…一人が間に合わなく、急遽一人キャンセルの電話を掛ける。冷や汗と普通の汗が混じり合って流れていくが、運良く次のバスに乗れることに。
松本のビジネスホテル(松本ツーリストホテル3300円)に一泊し、7月27日の4時20分ころにタクシーに乗り込む。本当は穂高まで行き乗り合いバスで中房温泉まで行く予定がタクシーで中房温泉まで行けるとのことで中房温泉へ(12000円1人3000円)。5時35分に登山開始。第一ベンチ(6時25分)、第二ベンチ(7時10分)と過ぎていき第三ベンチ(7時40分)くらいで足が攣った。寝不足と北アルプス三大急登、トレーニング不足にやられたらしい。同行者は先に次の休憩地点まで登ってもらって、足を休めながら登っていると1人のおじいさんに会った。少し立ち止まりながら、話しているとこの山は5回登ってて槍ヶ岳も4回登っているとのこと。さらに話を聞くと今日も日帰りで燕岳を通り過ぎて北燕に向かって下山するらしい。年に少なくて36回で多くて48回登山しているとのこと。小さい山ばかりだからね〜。こういう大きな山は月に一回かなぁ。縦走はしてみたいけどこの年だから、大きな山も今年までかなぁと。このおじいさん、80歳とのこと。凄いおじいさんだ。そんなこんなで富士見ベンチに到着(8時35分)。富士見ベンチでは富士山が見えるとのことだがおじいさんは五回目だけど今まで見えたことがないと話していました。ところがこの日は晴れており富士山を拝むことができました。
富士見ベンチを抜けて合戦小屋に到着(9時35分)。合戦小屋ではスイカが名物でみんなで食べました。800円と高いですが、ここまでの運搬代などを考えると買ってしまう。美味しいし脱水予防にもなりますからね。
これから先も急坂ぎ続き、足を攣りながらの登山。なんとか12時前に燕山荘に到着。燕岳に向かう前にお昼ゴハンのカツカレーを食して燕岳へ。13時半頃に燕岳山頂到着。山頂でコーヒーを飲んで山小屋へ。17時から夕食。ここの夕食は美味しいと評判!確かにどこの山小屋を比べても今まで食べた中で一番でした!夕食時に山小屋の主人からお話とスイスのホルンのお披露目がありました。寝床も1グループごとに仕切りがあり、とても居心地が良かったです。トイレも綺麗で女性にとってはベストな山小屋ではないだろうか。
7月28日、4時15分に朝食。5時35分に出発。足の疲労は今日も続いている。天候は小雨。ザックカバーと頰に小さな粒が当たる。休憩しつつ大天井ヒュッテに向かう。喜作レリーフの手前で鎖場があり、高所恐怖症の僕は苦戦。そして所々鎖場を抜けて大天井ヒュッテに到着。しばし休憩をとりヒュッテ西岳に向かう。ビックリ平(10時)に向かう途中に一度足を攣ることがあり、慎重に進む。この辺で槍沢へのエスケープを考え始める。なんとかしてヒュッテ西岳に到着。昼食をとり次に進む。ここからハシゴがあったり鎖があったりと大変なルートであるがそれよりも登りきった崖の上から下を見たときの恐怖感。エスケープ度がさらに増す。水俣乗越前で先に進んでいった女性が槍ヶ岳に行く予定が水俣で槍沢にエスケープすると聞いたとき、エスケープ度が120パーセントになりました。水俣から槍沢へ向かって下りていくとき、浮石だらけの道に足がやられまくり。そして何かしらの獣の声。やっと槍沢に下りて、槍沢ロッジに向かう。ここは雪渓で少し雪の上を歩きます。工事中のババ平を抜けて槍沢ロッジに到着。16時30分。なんとも嬉しいことにお風呂があるとのことなので、荷物を置いて風呂へ!石鹸は使えないけどお風呂に入ることができることは幸せであることを知る。そして、足の皮が破れそうで痛くなっていることを知る。17時45分、夕食。道中、時々出会う女性と同じテーブルに。会話をしながら食事をして、寝る準備に入る。同じ寝床のおじさんと話しながら小説を読み、眠気が襲ってきたので眠るも一時間ごとに目がさめる。早く朝にならないかと目を閉じの繰り返し。
7月29日5時15分、朝食。本日は上高地へ下るだけなのでややゆっくりめ。朝ご飯後はお湯を沸かしてコーヒータイム。
そして6時20分ころ、槍沢ロッジを後にする。横尾に向かう途中に沢が2箇所あり、一の沢で休憩。3人で写真撮ってないので記念撮影。そういえば2年前に滑ってしまい足を沢にぶち込んでしまった同期がいたっけな。横尾を通り過ぎて徳澤園に向かう途中に例の女性(お姉さん)に出会って話しながら徳澤園に向かいました。徳澤園はオシャレなカフェがあり、お姉さんも一緒にカフェタイム。僕はアイスカフェラテをいただきました。なだらかな山道を進み、河童橋へ。お湯に浸かり、帰りたかったのですが12時から日帰り入浴ができるとのことで、しばし濃厚なソフトクリームを食べつつ待つことに。そして、上高地アルペンホテルの日帰り入浴をして上高地に到着。本当は松本まで行き、蕎麦を食べる予定が直で新宿まで行けるとのことなのでバスで新宿まで行くことにしました。15時発なので時間までお昼ゴハン。山賊焼きカレーを食べてお店を見て、バスで新宿へ。19時50分に到着。
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今度行くときは荷物をできるだけ軽くして、数か月前から鍛えておかないと…。そして、水分補給に梅干し!!普段の生活がどれ程充実しているかがわかりました。
予定とは大幅にずれたが、そのまま槍沢でなく槍ヶ岳に向かっていたら何かしらの事故にあっていたかもしれないし、足がもたなかった。なぜなら足の裏には水ぶくれがあり歩くときに激痛が走るから…
生きていることの大切さも十分に分かった山登りでした。
フォトギャラリー:42枚
さあ、出発です!!
富士見ベンチから見えた富士山
待ちに待った合戦小屋
スイカ1/8 800円
初日昼飯はカツカレー
燕岳ブレンドのコーヒー
目指せ、槍!!
眼鏡岩
イルカ岩
ハイマツが綺麗な黄緑です
燕山荘の夕食
とてもおいしかったです。
燕山荘名物?ホルン吹き
喜作レリーフ発見!!
槍沢夕食
2年前に落ちた友人がいたな、この沢で
下山なのに3人で初の記念撮影
子ザルをのせて
上高地にて昼食:山賊焼き乗せのカレー
やはりここで記念撮影
山の姿から海の姿に変身
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 |
医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | 軽アイゼン | トレッキングポール |
カップ | クッカー |
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