行程・コース
天候
晴れ後曇り
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
津山から200キロ、徳島県美馬郡つるぎ町まで朝駆けする。瀬戸大橋を渡り、坂出から丸亀に入り、まんのう町経由で阿波の国美馬までルート438号を南下する。吉野川の谷から再び貞光川に沿って見ノ越まで標高差1300mを登ってゆく。
この登山記録の行程
見ノ越(08:40)・・・分岐・・・西島駅[休憩 10分](09:43)・・・刀掛ノ松(10:04)・・・両剣神社分岐(10:26)・・・両剣神社・・・鞍部(11:10)・・・一ノ森[休憩 20分](11:32)・・・鞍部・・・頂上ヒュッテ[休憩 10分](12:50)・・・剣山(13:08)・・・分岐・・・ジロウギュウ峠(13:37)・・・次郎笈[休憩 10分](14:03)・・・ジロウギュウ峠(14:45)・・・合流点・・・ジロウギュウ峠・・・御塔石(15:16)・・・西島駅(15:40)・・・見ノ越(15:56)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
徳島県美馬郡つるぎ町まで朝駆けする。坂出から丸亀に入り、まんのう町経由で阿波の国美馬までルート438号を南下する。吉野川の谷から再び貞光川に沿って見の越まで標高差1300mを登ってゆく。
狭いジグザグの道を走り8時半に登山口となる見の越に着く。支度して登山リフトで登るか協議する。リフトは9時始発。15分ほど待って乗ることになる。
という事で、上の西島駅を歩きで目指すことに、今回は、次郎笈・太郎笈・一の森の三座を縦走したいと思っている。それぞれのピークに三角点があり、一度で3つの三角点に会える楽しみがある。
リフト乗り場の少し手前にある剣神社の階段が登山口。神社にお参りをし、お社脇の宿泊所前から山道に入り、上の西島駅まで標高差330m約1時間の登りになる。
辺りはブナやヒノキ・コメツガ・ミズナラなど、自然林が繁っていて、森林浴に浸りながら登れる。林層が代わってくると亜寒帯の針葉樹林帯に入ってくる。しばらく登ると1,750mの西島駅の北側へ出る。
駅を回って尾根の道を刀掛の松を目指して登っていく。ここには刀掛のような白骨樹の倒木が有り。剣山頂と行場への分岐になっている。我々は行場から一の森を目指す。
行場は石灰岩の白い岩場で、不動の窟・オクサリ・お花畑と見所の多い道になっている。苔むした岩肌の下に伸びる気持ちよく整備された道を辿り一の森を目指す。
緩やかなのぼりになると縦走路との合流が近い、そして新田次郎の殉難碑がある稜線縦走路に合流した。富士山頂に次ぐ高所測候所が2000年まであった剣山の悲しい記憶を伝えている。
11:20分ヒュッテ手前にある資材運搬ケーブルにたどり着く。避難小屋の奥に御用の松に埋もれるように建つ一の森ヒュッテが迎えてくれた。
三角点に行ってからお昼にする。1879.6mの一の森三角点は、頂上より南に少し下ったところに有りササに埋もれてGPSで探索する必要があった。一の森から槍戸山を経由してスーパー林道に下りるこのルートは訪れる人も少ない感じ。
ここから折り返し誰も居ない一の森頂上でお昼をいただく。元気を取り戻し、さっきの殉難碑に帰り今度はシコクシラベの森で有名な二の森を経て剣山頂を狙う・・・・と、その前に山頂ヒュッテで登頂記念をゲット。
剣山1等三角点は流失が激しいのか、しめ縄と栗石に埋もれている。周りは木道で近づけないので景色も入れて撮ってみた。そして次郎笈を目指して下っていく。
ジロウキュウ峠は1,770mくらい、180m下って、150m登り返すことになる。次郎笈4等三角点1930.0mには14時過ぎに到着。コン柱の4等プレートを撮り、予定通り三座縦走完了。
下山完了までが登山、下りのほうが事故は多いことを肝に銘じ、改めて下りにかかる。
来た道を少し引き返し、丸石・高ノ瀬・三嶺方面への縦走路を300mくらい下り、途中から水場のある巻き道へ、再びジロウキュウ峠へ出て稜線の縦走路から分かれ大剣神社への巻き道に進む。しばらく下ると二度見展望の分岐に着く。
遊歩道コースに入り西島駅に下る。剣山の名前の由来とも言われる巨大な石灰岩の岩塔を見ながら進む。下りは帰りの時間と疲れを考慮して、リフトで下る。これは下りの怖さをのぞけば実に楽ちんだ。リフト下のツツジ・クガイソウ・タカネオトギリなどの植栽を観察しながら15分ほどで駐車した見の越駅に下山した。
26,264歩 約12.3km
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