行程・コース
天候
晴れ時々曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
北陸自動車道の立山ICで降り、県道6号線を走って富山地方鉄道「立山駅」近くの駐車場に車を置き、ケーブルカー約7分、高原バス約50分(合計で往復大人4,310円)を乗り継いで、室堂まで上がった。
この登山記録の行程
室堂ターミナル(9:50) ⇒ 一ノ越(10:40) ⇒ 雄山(11:40) ⇒ 大汝山近くの岩場で昼食休憩(12:10~)
昼食休憩後、大汝山(12:30) ⇒ 富士ノ折立(13:05) ⇒ 大走り分岐(13:42) ⇒ 大走谷 ⇒ 雷鳥沢(13:10) ⇒ 雷鳥荘(13:35) ⇒ ミクリガ池(15:53) ⇒ 室堂ターミナル(16:10)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
不安定な天候が続いた9月上旬だったが、登山当日は天候に恵まれ、素晴らしい眺望を3000mの稜線から楽しむことができた。
【登山道】
大汝山、富士ノ折立の頂上に立つには岩場をいくらか登る必要があり、また登山道に角の尖った岩が多く、礫の滑りやすい箇所も多いが、危険個所は少なく、気軽に稜線歩きが楽しめる。
室堂から一ノ越までは、石を配置して固めた舗装道を歩くが、一ノ越から雄山に向かうとようやく登山道らしくなって、岩や石の礫の急坂となる。登山者が非常に多く、また経験の浅い人も多いようで、雄山頂上まで渋滞が続いた。
3003mの雄山山頂部には雄山神社があり、これまたすごい人の多さ! 山頂部に立つには登拝料500円が必要であるが、混雑しているので、早々に一番高い3015mの大汝山を目指して出発。
大汝山まで約20分の稜線からは左手に槍ヶ岳、奥穂高岳、笠ヶ岳など、右手に黒部湖・ダムや針ノ木岳を見ながら歩くが、標識らしいものはなく、うっかり大汝山を素通りしてしまうところだった。縦走路から外れ、岩によじ登って記念写真を撮っている登山者たちに近寄ると、そこが最高点の大汝山であった。我々も「大汝山」と書いた札を持って記念撮影。
縦走路に戻り、3つ目のピークである富士ノ折立に進む。縦走路から見上げると頂上部が急峻に見えたが、意外に楽に登れた。ここでも「富士ノ折立」と書いた札を持って記念撮影。
富士ノ折立から縦走路に戻り、滑りやすい急坂を下って、大走り分岐に達す。分岐の辺りから内蔵助カールが黒部側に広がり、雪がたくさん残っていた。雪の下には日本最古の氷河状の氷が残っているらしい。
分岐から滑りやすいジグザグの斜面を約1時間半かかってキャンプ場に近い雷鳥平に下り、更に1時間をかけて地獄谷を見下ろせるエンマ台、写真撮影に絶好のミクリガ池を巡って室堂ターミナルに戻った。
【花など】
この季節、登山道脇にはミヤマアキノキリンソウ、ハハコグサ、イワギキョウ、ウサギギク、ミヤマリンドウ、タデ等の花がまだたくさん咲いていた。
大走りからの下り坂や雷鳥平には花の終わったチングルマやコバイケイソウの株がたくさんあり、初夏の花の盛りにはどんなに見事だっただろうと想像させてくれた。
初夏の花の盛り、秋の紅葉のシーズンに是非またこの山に登りたいと強く感じた。
【その他】
当日、「第5回立山黒部アルペンフェスティバル」というイベントが室堂で開催されていることを知らずに室堂に向かったが、室堂に上がるだけの人も多く、往復ともケーブルカーと高原バスが非常に混んでいて、乗車待ちにかなりの時間を要した。ただ、利用客への運行状況の案内が良く、不愉快に感じることはなかった。
登山後は、立山IC近くの「吉峰温泉ゆ~ランド」(大人610円)で汗を流し、さっぱり出来た。富山市内の夜景が遠くに見える露天風呂もあった。
フォトギャラリー:23枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | ヘッドランプ | 傘 | タオル | 帽子 |
グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | カメラ |
健康保険証 | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | ライター |
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