行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
東海北陸自動車道を白川郷ICで降り、国道156号線(白川街道)を南下し、大白川高原の案内を見て県道451号に右折し直進して、白水湖畔ロッジと大白川野営場に隣接した大白川登山口駐車場(無料、約100台可)に駐車。白川郷ICからは一般道約30km。
この登山記録の行程
大白川登山口(平瀬道登山口 6:00) ⇒ 登山口から2kmの標識(7:00) ⇒ 大倉山避難小屋(8:15) ⇒ カンクラ雪渓(9:10) ⇒ 展望歩道分岐(9:50) ⇒ 白山室堂(10:00) ⇒ 御前峰山頂(10:50)
昼食休憩後(11:45) ⇒ お池巡り ⇒ 大汝峰分岐(12:35) ⇒ 千蛇池・お池巡り分岐(12:45) ⇒ 白山室堂(13:25) ⇒ 大倉山避難小屋(14:30) ⇒ 登山口まで2kmの標識(15:35) ⇒ 登山口帰還(16:15)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
朝から快晴のこの日、汗ばむ陽気の中を平瀬道登山口から白山最高峰の御前峰までずっと素晴らしい紅葉の風景と眺望を楽しみながら歩くことができた。
平瀬道登山口の歩き始めから林の中は美しく紅葉しており、登山口から2kmの標識を少し過ぎてからは見晴らしも良くなって、登山道の左右両側の斜面の風景は、さながら紅色、黄色、茶色の紙を使った ちぎれ絵で描かれた屏風のようであった。遠くには、御嶽山、乗鞍岳、北アルプスの山並みも見えたが、一つ一つのピークをその山の形から言い当てられるほどに視界が良かった。
登山口から3kmの標識を過ぎてすぐ、右前方の視界に二つのピークがいきなりど~んと現れた。それが白山の主峰である御前峰と剣が峰であったが、その後もずっと、この二つのピークを見ながら歩くことになる。
登山口から4時間で室堂に到着した。白山室堂ビジターセンターの前にはすごい人!と思いきや、今はもう秋。ビジターセンターは数日前に今年の営業を終えたらしく、人はそれほど多くなかった。
ビジターセンター前の広場で休憩しトイレに寄ってから、目の前に見える御前峰の山頂まで南側斜面の長い長い石の階段を登り始める。約40分登り続け、御前峰の山頂に立つと、これまで見て来た穏やかで緑があふれた美しい南側斜面と一転、御前峰の北側は険しく切れ落ちていて、植物が極端に少ない荒涼たる風景であった。池もいくつか見え、こちらが噴火口だったんだと悟らせてくれた。
山頂部の岩の上で日向ぼっこをしながらゆっくり昼食を取った後、北側の斜面を降りて、お池巡りを楽しんでから室堂経由で往路を辿り、平瀬道登山口に戻った。往復15km以上の長い距離だったことをすっかり忘れさせてくれる、変化に富んだ至福の山歩きであった。
【登山道】
御前峰頂上から御宝庫への尾根、お池めぐりに降りる急坂はすでに積雪していて滑りやすく、かなり慎重に下った。登山道の途中にも数か所やや急な崖があったが、全体的に、登山道はよく整備されており、案内表示もしっかり行われているので、安心して歩けた。
ただ、平瀬道登山口と御前峰を単純に往復するだけでも、8時間半の長丁場。早い時間に出発し、時間に余裕を持って歩きたいものである。
【その他】
室堂で水分補給しようと思っていたが、白山室堂ビジターセンターは既に今年の営業を終えており、水場での補給も出来なかった。紅葉シーズだからまだ営業しているだろうと安易に考えていた自分が甘かった。快晴で、予想外に喉の渇きも早く、持参した飲物は、登山口に帰還する前に飲み切ってしまった。
駐車場からの帰路、道の駅「飛騨白山」に隣接する大白川温泉「しらみずの湯」(大人600円)に寄った。露天風呂も有り湯温も適度で、疲れた体を癒すことができた。
フォトギャラリー:23枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | 医療品 | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | トレッキングポール | ライター |
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