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飯豊連峰 紅葉

飯豊山( 東北)

パーティ: 1人 (T.Sugou さん )

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行程・コース

天候

初日 雨~晴れ 二日目 晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: R7日沿道、岩城IC にかほIC 酒田みなとIC 温海温泉IC R7

この登山記録の行程

150920飯豊連峰
今回は2年前の続きで飯豊連峰は出掛けます
新潟経由で山形の飯豊町へ向かいます。
フォレスターに荷物をいっぱい積んで家を13:30にスタート国道7号
日本海東北道を使って今夜の目的地は新潟県の「道の駅関川」へ向かいます
新潟に入って雨が降り出しましたが順調に関川村に18:00到着
街並みは古く歴史が有り蔵や茅葺の建物が建っています周囲も温泉がかなりあるようです
まずはゆっくり温泉に入りますサウナも露天も有り外の足湯は無料でにぎわっています。
近くに食堂が無く探してやっと見つけた「雪っ子」で醤油ラーメンと餃子を
食べて腹ごしらえ(美味しかった)それから近くのコンビニを探して
セブン・・に似た名前の全然違う店で朝食と夜用の酎ハイとナッツを買って
道の駅の広い第2駐車場で寝る、関東や関西方面のNoの車もちらほら見える。
朝は4:15に起きてトイレを済ませて大日杉小屋へ向けて出発
国道113を山形の小国で地方道8号へ更に378号を使って飯豊町の目的地へ向かう
途中で道幅の狭い所も有るが全部が舗装走路で弥平四朗側よりはよほど楽に走れた
5:30に到着ざっと20台程の駐車スペースは満車に近く後はバリケードをどけて
臨時スペースを作っていくようだ。
朝食のサンドイッチとおにぎり牛乳と野菜ジュースでエネルギー補給し準備をして
いざ出発 グレゴリーのバルトロ65は背負い心地抜群でシュラフや着替えや食料を積んでも
スマートに見えるのがうれしい6:15雨が止むのを待って登り始める、明るいブナ林でも
急登で鎖場も登場する、時々強くなる雨のためにカッパを着たり脱いだりしながらブナ林
の中を歩く事3時間で地蔵岳に到着し休憩、後続の人達も来て話していると
岐阜や愛知や横浜など遠くから来ている人たちが多い。
ここからブナ林から少し開けたハイ松やダケカンバが混じる本当は見晴らしの効くはずの
中を歩く(ガスで白い)、順調に切り合い小屋の近くに行ったところでアクシデント発生・・
ザックに着けていた時計が消えていた、水場に戻って探していたら白い岩の向こうで見た
と言う人が有り急ぎ戻って見るが無かった
下山の若者が有ったら小屋に届けてくれる事でまた向う2時間ほどロス
(使い慣れていたのだがしょうがない)して何回も同じ人たちと話して仲良くなってしまった。
小屋下の沢の近くから上は紅葉が始まっておりとても鮮やかで綺麗ですハイ松の緑が一層
赤や黄色を際立たせているようです。
切り合い小屋に到着は13:30になってしまった小屋のおじさんは思わぬ多人数の登山者
でてんてこ舞いの様子、ここで泊る人も多くテントもかなり多く張られている
ビールはとっくに売り切れた様子です、休憩して本山小屋へ向かう14:00
いつの間にか雨も上がり雲が流されて飯豊本山や大日岳も見える。
いつの間にか茨城の35才の若者と一緒に歩くが途中の岩登りでお先に失礼と言う事に
ガスが流れても湧き上がる雲が白い風のようで面白い
多くの残雪が有る深い谷と切り立つ崖がその山並みが深い事を十分に教えてくれますし
上の方は紅葉も綺麗です。
本山小屋には16:00に到着、予約していた人でさえ泊れないかもしれないほどの
にぎわいで大変な様子私はテントと言ったらおじさんの顔が嬉しそうです。
テントとは言ってもツエルトにストックを着けて張った簡易のものですがしょうがない。
一本800円のスーパードライで喉を潤し周りを見ると
雲が流れ大きな夕焼けに映えた山々が素晴らしい景色を目の前に映し出しています
飯豊山の影が出来ていて一同感動です。
遥か遠くの山々も見えて来ています。
晴れたせいか夜は気温がグングン下がります、シュラフとカバーを使ってまだ寒く
一枚重ね着してようやく寒さをしのぎます、しかし雲一つない夜空に輝く三日月と星たちは
見た事も無いほどの輝きを放っています(山が深いので街の灯が遠いのです)。
時計の他に、携帯がヤマップのマップの不具合からか早々と電池切れになり文明の利器の
生き残りはカメラだけですこれで時間を何回も確認ようやく朝(後で残念な原因に)。
薄明りが差す頃4:30起床(狭くて態勢が悪く、あまり良く寝むれていない)朝色は湯を
沸かして暖かい山菜そばとコーヒーで体を目覚めさせてから朝日を見ながら山頂へ向かい
ます(片付けは後でおりてから)。
素晴らしい見晴らしです、何と朝日連峰の以東岳の上に鳥海山が見えます感動です。
月山や蔵王連峰 磐梯山や他県の山々が白い雲海の彼方に見えます
飯豊連峰の有る場所が良く解るような気がします。
富山から来たご夫婦と話してお互い写真を撮ってもらい下山5:40。
小屋まで帰るとこれから登る人達が続々小屋から出てきたよくもまあこんな多くの人達
が入れたね、簡易テントを撤収し本山小屋を後にします7:00 今日は天気が良く最高です。
帰りは地蔵岳までの間昨日見ることが出来なかった遠くまでの景色と飯豊山を見ながら
降ります、こんなに素晴らしい景色だったのですね途中もう来年に備え登山道整備しています
(草刈り機で刈り払い)。
地蔵岳で早めの昼食11:00これから登る人がやってきます、さっき刈り払いしていた
人の一人が大日杉小屋の管理人さんだそうです(今日は小屋に居てほしかったな)。
ここからはひたすら下り坂です一挙に1000m近くを降りるので大変です
途中大変そうな顔をした若者のグループが何組か登って行きます「がんばってー」。
ブナ林の中を歩きようやく大日杉小屋到着13:00やはり管理人さんは居なかった・・・
近くの川で顔を洗い靴も洗って出発13:30同じ道を通り道の駅関川で温泉に浸かって汗を
流します、少し眠って遅くなるとメールしたのに温泉から上がり牛乳飲んでアイスを食べ
たら何だか元気が出てしまって家まで直行で19:20に帰る事が出来ました。
大変だったけれど感動も大きな山の旅でした。

後記・山に泊るならテントだな(重いけれど体には優しいし快適だ)ツエルトは緊急用だ。
時計はバックルを確認、携帯は電池で充電出来るようにしておく。
カメラは他の用途に使わず撮影画面の確認を怠り無く。


終わり

コース

総距離
約21.4km
累積標高差
上り約2,056m
下り約2,056m

高低図

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