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日光 雲竜渓谷~今年の氷はどんなのかな?~

( 関東)

パーティ: 1人 (好日山荘: 大島 幸 さん )

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行程・コース

天候

登山口へのアクセス

この登山記録の行程

林道ゲート(50分)稲荷川展望台(30分)洞門岩(30分)広場(5分)雲竜渓谷(5分)広場(30分)洞門岩(25分)稲荷川展望台(35分)林道ゲート

コース

登山記録

行動記録・感想・メモ

【コース状況】
~林道ゲート:夜間早朝凍結チェーン装備
林道ゲート~広場:降雪直後でなければトレースあり。沢コースは徒渉あり。
広場~雲竜渓谷:前年までとは大きく流れが変わっており徒渉回数多い。雪の量は少ない。氷の成長はいまひとつ。

【感想・コメント】
天気があまりよくなさそうなので阿弥陀北稜を取りやめ
今年の発達状態も気になっていた雲竜渓谷へ行ってきました。

夜間早朝はアプローチの林道が凍結しチェーンなしでは登れない可能性があります。
私たちの車は上がれずチェーンを付けました。(FF車)

ゲート前に止め、出発。

雪は稲荷川展望台までまばらな感じで、その先の分岐から雪の上を歩き続けるような状態です。
洞門岩から沢ルートを使いました。工事用の軌道が入っていてそれ伝いに沢に降ります。
沢に降りると上流で法面工事をしており、盛り土がされていました。
高巻きへの入り口手前でそれは終わり高巻きへの影響はありません。
私たちは高巻きに入ってからアイゼンを付けましたがスペース的なことを考えると
洞門岩で着けるのがよいでしょう。のり面工事の前は落石が怖いですし(^_^;)
沢ルートは渡渉もあるのでストック利用で歩くといいと思います。
渡渉時はバランスを崩さないように気を付けて慎重にわたってください。
浸かると凍ります。

広場からはヘルメット着用で落石落氷対策です。
何気に危険ポイントの階段を降ると

おや?

なんだか雰囲気が違う。

どうやら大きく流れが変わってしまっているようです。
雪の付が少ないとはいえ渡渉回数が7回くらいありました。
川床も大分上がったようです。友知らずの前も流れが変わっていましたし
大きな岩が一つなくなっているようです。
去年までのラインが全く使えない状態。数度目の方でも初見な状態です。

ツバメ岩の氷柱はまだまだです。気温の上昇で一度落ちているものもあるようです。
雲竜瀑は下部のきのこ部分は派手に成長していますが全体はまだまだです。
高巻きはいい状態ではありません。滑落に注意が必要です。出だしで怖いと思ったら上がらないでください。

私たちは前衛滝2段15mを直登・懸垂下降で往復しました。
懸垂支点は新しく設置されたリングボルトを使用しました。

雲竜の広場での休憩スペースは現状少なくいい場所は少ないです。

胎内の滝は流れが変わってしまって滝横を抜けれなくなっていました。

アイスはまだ期待せずに入渓をしてください。一応、友知らずや雲竜瀑は登れるようです。
私たちはツバメ岩の上流の沢状で少し遊んできました。


初心者のみの入渓は控えてください。今後どうなるかはわかりませんが現状では状況は悪いです。
気温は低いので無雪期用の靴よりは保温材の入っている冬季用の靴がよいです。
アイゼンは10本以上、雲竜の広場までならダブルストック。高巻きを上がるならピッケルを。
ヘルメットは必携でお願いします。
ツバメ岩の下にはあまり行かないようにしてください。氷塊が落ちてきます。

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