行程・コース
天候
初日晴れのち曇り、二日目曇り、三日目、晴れ、四日目晴れ時々曇り
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
初日、13名で伊折ゲートより林道歩き、馬場島にて県警山岳警備隊に登山届を行い、ヤマタンを各人にもらい首にかける。その後、早月尾根に取り付き1400M地点で幕。
二日目、幕営地点より2200mの早月小屋へ向かい、小屋横に幕営しベーステントとする。
三日目、6:00アタックする7名で出発。11:20 2900m地点の獅子頭で先行の団体が停滞して動かない、仕方なく山頂をあきらめて下山開始。16:50日没と同時にベースに戻る。
四日目、8時テントを撤収し下山開始。12:00馬場島に戻り、ヤマタンを返却。その後林道を戻った。
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
例年に無い少ない降雪で早月尾根もブッシュが出ている。三日目のアタック日は見事な快晴で多くの団体が先行して登って行く。私たちも7人のメンバーで6:00にスタート。ところが上部の岩場には雪が付いていないので、時間を取られて停滞が出来ている、順番待ち。暗い内に出たグループは登頂を済ませて下山してくる。さすがに冬の剱岳に来ているベテランは事も無げに停滞者を避けて下って来た。私たちは12時までに山頂に立てない場合は撤退と決めていたので、状況判断で即撤退を決めた。獅子頭の手前でである。すぐそこが山頂なのだが~
私たちが撤退を始めると、先にいたガイド登山者3名と数人グループもあきらめたようだった。あとはいかに安全に日没前に戻るか勝負である。下りは岩場の危険個所三か所でアップザイルで下る。新人の訓練もあり安全第一に戻った。戻り始めると快晴の空の下、雲海が尾根の下にあり夕日が雪面をピンクに染めている。山頂を断念した悔しさを十分に満たされる風景だった。
GPSルートデーターは早月小屋まで
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