行程・コース
この登山記録の行程
蓑毛(08:15)・・・16丁目[休憩 10分](10:20)・・・大山[休憩 30分](11:15)・・・唐沢峠分岐(12:00)・・・見晴台[休憩 10分](12:35)・・・下社駅[休憩 20分](13:15)・・・追分駅・・・大山ケーブル駅(14:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は、初詣を兼ねて大山に行ってきました。昨年の12月に表尾根から塔ノ岳に登った際に大山の綺麗な三角錐の山容が印象的でしたので、一度登ってみたいと考えていました。混雑を避けるため蓑毛から裏参道を登り、下りは見晴台経由で下山しましたが、裏参道以外は多くの人で賑わっていました。山頂からは相模湾方面の眺望が素晴らしかったです。また、大山の南東斜面はモミを中心とした原生林で有名なところのようですが、特に、見晴台と下社の間のカシの原生林は「神」を感じさせる素晴らしいものでした。
(蓑毛から大山)
蓑毛から裏参道を登りましたが、要所ごとに標識があり路もしっかりとしています。大山というとケーブルカーもあり多くの人が登っているので簡単に登れる山との印象がありましたが、蓑毛からの標高差は950m弱あり(大山ケーブル駅からも同様)、これを3時間で登るので、路は全体としてかなり急でそれなりに消耗しました。登りでは、蓑毛越に寄らずにその手前でショートカットしましたが、ここが一番の急登でした。
表参道と出会う16丁目までは、静かな山歩きを楽しむことができましたが、ここから先は、新年でしょうがない面もありますが、数珠繋ぎで登るような状況でした。富士山は、16丁目の先の富士見台から箱根方面も含めた展望が楽しめました。
山頂は多くの人で賑わっていました。奥の院に参拝して、輝く相模湾とそこに浮かぶ大島、東京・横浜方面の遠望を楽しみました。帰って調べたら、奥の院の裏手方面に行くと富士山、丹沢主脈方面の大展望も楽しめるようですが、残念ながら裏手方面に行く路に気がつきませんでした。山頂は泥濘んでいてそちらに気を取られ過ぎていたのかもしれません。今から思えば、天気が良かっただけにとても残念です(また、来なさいということかもしれません)。
(大山から大山ケーブル駅)
大山からは、見晴台経由で下山しましたが、登りの混雑ほどではありませんでしたが、かなりの人がいました。下山路は、最初のうちは、落葉樹の林の中を下山する路で、日当たりも良く相模湾方面を見ながら気持ちよくぐんぐんと高度を下げていきます。見晴台は、大山方面を見晴らすだけの休憩場所です。
見晴台から下社への路は、冒頭にも書きましたが、「神」を感じさせる原生林が続きます。特に、カシの大木が林立する様は神々しいものがありました。ブナなどの広葉樹の林が大好きですが、カシなどの常緑広葉樹をこれまであまり意識したことはありませんでした。冬に見る常緑広葉樹の大木は、生命の力強さを強調しているようでとても感動しました。
下社で再び参拝して、女坂経由で下山しました(女坂と言っても、上部は急峻な石の階段です)。ケーブル駅付近で名物の豆腐と地酒で反省会を行い、今年最初の山歩きを無事終了しました。
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