行程・コース
天候
晴れ(日中20℃くらい)
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
圏央道・高尾I Cより
この登山記録の行程
日影沢(8:40)・・・小仏城山(10:40-11:10)・・・一丁平(11:40)・・・もみじ平(12:20)・・・高尾山(12:30-40)・・いろはの森を経て・・日影沢(13:30)
*今回は、小仏城山への地図に乗らないルートがあるためGPSトレース(旦那)を使用してみました。
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
「タカオスミレ」をさがしに‥高尾山を3カ月ぶりに訪れました。 昨春、親切なご夫婦に一号路や蛇滝・日影沢の湿った沢沿いに見られるよ。と教えていただいたので・・
日影沢へ乗り込むと…イチリンソウやニリンソウ・ヤマブキ・タチツボスミレが花盛りでお出迎え・・
おめあての「タカオスミレ」は、なかなか姿を現してくれず…さらに歩いていくと・・ありました♡ありました。数株が寄り添うように控えめに咲いていました。歩き始めから舞い上がりすぎて・・カメラの電池がもつかどうか心配され…少し抑えめに・・
かつて日影沢はニリンソウやアズマイチゲ群落だったようで…その植生復元の注意喚起が「花へ近寄りたい(..云々)…その一歩を我慢して!」と記されていました。
そこから、1月とは逆コースの小仏城山へと登るルートへ進みます。沢を渡ってすぐ、やわらかな色合いの樹林の急登が始まります。前回は下りで使ったので…久々の登りに直ぐ息が上がります。下ばかり見ているのは苦しいだけではなく・・花を見つけるためです。・・と楚々としたチゴユリがうつむき加減に咲き始めていました。ニリンソウ・タチツボスミレはすぐ見つけられるのですが、コチャルメソウ・ユリワサビ・チゴユリ・ホウチャクソウはひかえ目すぎて見落としそうです。萌えぎ始めた木々は黄緑だけでなく赤や茶っぽい色…やわらかな春色に染まり、見ているだけでワクワクします。
山桜がハラハラと舞い落ちてくるのを見上げると…向かいの山肌は、まだ薄ピンクの桜色に染まって見えました。ブナやコナラ林とヒノキ・スギ林が交互に現れ明るい林床でシュンランに出会いました。早春花にこんなところでお会いできるとは思っていなかったのでとても嬉しかったです。
黄緑色の花をつけるキブシ・クロモジも多く見られました。東京農工大学植樹林を過ぎしばらく行くと林道に出ます。その手前あたりにジュウニヒトエやツルキンバイ(黄)が咲いていました。白い大花のクサイチゴを渡り飛ぶルリタテハに出会いました。シャッターを切ろうと近づいては逃げられ…を繰り返し…すっかり遊ばれた気がしました。林道に合流すると賑やかな小仏城山につきます。山頂は沢山の人で賑わっています。花曇りで都心方面や富士山は拝めませんでした。
山頂の山桜は散り始め、モクレンやユキヤナギは満開、被写体の主役になっていました。植栽された花桃は色とりどり花盛りでした。茶屋にて、きのこ汁とコーヒーを頂き早めの昼休憩としました。
一丁平〜終盤となった花見を楽しむ人でいっぱい。コブシの花は終わり…桜の木の下一面に薄紫のスミレが咲いていました。巻道に合流するあたりのミツバツツジは満開を少し過ぎたところでしょうか。この辺りから道の整備が綺麗にされて歩きやすくなっていました。
もみじ平〜山桜がいくつか咲き残っていました。丹沢山塊がよく見渡せます。高尾山に近いせいか人も一段と増えます。ヤマツツジは咲き始めです。
高尾山頂〜迷子になるほどの人の波。ビジターセンターで花情報を頂き、旦那さんを探します。植え込みの中にフデリンドウが、ひっそりと咲いていました。(高尾山のケーブルが動く前の早朝は意外と空いているので…おすすめです)
高尾山頂からは、いろはの森を下ります。そこから先日影沢へは一気に人が減ってひっそりした山歩きになります。大きなモミの木・アカガシなどの常緑樹が多くなり、明るい日影にはシャガの群落が目立ちいくつか花を咲かせていました。アオキも赤紫色の小さな花をつけていました。
都心に近く寺院もあり、多くの人が訪れる山ですが、こんなに豊かな植生を残しているのは驚きです。人の手が加わっても自然との折り合いが上手くできている場所なのかもしれません。
フォトギャラリー:45枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス | 腕時計 |
カメラ | 健康保険証 | 医療品 | 虫除け | 行動食 | テーピングテープ |
トレッキングポール | カップ |
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