行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
往復:阪和自動車道美原IC→南阪奈道葛城IC→県道30号名柄→県道309号→行者還トンネル
この登山記録の行程
一日目
12:11 行者還トンネル手前駐車場出発
12:20 登山口
13:41 出合到着
14:22 弁天の森
14:58 聖宝の宿
16:32 弥山小屋到着
二日目
07:10 出発
07:50 八経ケ岳到着
08:23 明星ケ岳
09:28 高崎横手到着
09:41 頂仙岳登頂断念
10:25 狼平小屋
12:02 弥山に到着
12:40 下山開始
14:20 出合到着
15:07 登山口到着
15:16 駐車場到着下山完了
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今年は八経ケ岳に上ることにした。初めての標高なので、重さを量ったら11.9Kあり、途中で仕入れるお茶、酒、おにぎり等を考えると、少し心配だったが、大丈夫だろうと、たかをくくって、出かけた。
当初の計画では、行者還岳に取り付いて登る計画をしたが、麓の登山口が閉鎖されていたので、断念して行者還岳トンネル西口から登ることにした。
渋滞などで1時間出遅れたが、これで2時間早くなるので、1時間余るかな?なんて考えながら、駐車スペースを探す。登山口の駐車場は\1000かかるので、少し手前にスペースを見つけたので、そこに駐車。トンネル手前の登山口までは300m程。
登山口からしばらくは平坦な道だったが、川を横切り、梯子を上ると、急坂の始まり、道は小石道で滑りやすいので、慎重に登っていく。
急坂なので、重いザックが食い込んでくる。かなりの急坂を牛歩状態で休み休み登っていく。出合に到着は1時間20分、約1.5倍かかってしまった。ここで大休憩して、出発。
しばらくはなだらかな稜線歩き。聖宝の宿に到着。
ここでも大休憩して、ここから急坂の登りとなる。やはりザックが相当重い、木の階段を20段程登っては休憩を繰り返し、ゆっくり登っていく。
山小屋が見え始めるあたりからは、かなりしんどい、大きく深呼吸しながら、ゆっくり登っていく。息を整えて、心臓の鼓動が小さくなるのを待って、足を進める。
やっとの思いで、山小屋に到着。出合から2時間の距離だが、ほぼ3時間かかって到着した。
山小屋裏でテント場を見つけ、荷卸しをする。テントを張って、弥山からの眺めを確認。
戻りにテント代¥500を払い、夕食の支度。
今日はパエリア。去年は貝を忘れたけど、今年はしっかり持ってきた。野菜を刻んで、にんにくをスライスして、オリーブオイルでコメと一緒に炒めると、香ばしい匂いが漂う。
水とコンソメを入れて、しばらく沸騰させ、その後に、トマトピュレとミニトマトを半分に切って入れ、貝とむき海老も入れて15分煮る。
ぐつぐつ言う音が、次第にふつふつと言う音に変わっていく。気圧が低いので、途中でアルミホイルの蓋を取らないようにここは我慢。
15分後蓋を取ると、うまそうな匂いが広がる。やはりご飯に少し芯が残っているが、まぁうまい!、フライパンの量は2人前なので、平らげるのはちょっとしんどい。
スープはレトルトのビーフシチュー。ビーフシチューと考えると、ちょっとなぁと思うが、スープとして飲めば、結構うまい。
夕食が終わって、ウィスキーをひっかけて早々と寝る。夜中は風の音がするが、林の中にテントを張っているので、テントまでは届かない。静かだ・・
一晩中夢うつつだったけど、よく考えると、ぐっすり眠った様だ。昨日の疲れで、八経ケ岳の往復で下山するつもりだったので、朝は計画の1時間遅れで、朝ご飯。たまごスープはやっぱりおいしい、
食パンを焼いて、シリアルに牛乳をいれて食べる。後片付けが終わって、撤収準備は7時10分に完了。
どっこいしょと持ったザックが以外と軽く感じた。おや、もしかしたら行けるかもしれない。
取敢えず、八経ケ岳に行ってみようと、出かけた。八経ケ岳では360度の絶景が待っている。
景色をひとしきり堪能し、登山客に記念写真を撮ってもらい。行けそうなので明星ケ岳に足を延ばすことにした。
明星ケ岳でも行けそうだったので、計画通り回ることにした。
高崎横手までは緩やかな下りが続く。周りは苔が多く、時々踏む苔道は気持ちがいい。
ほぼ50分で高崎横手に到着。計画では頂仙岳に登る予定だったが、この時点ではあきらめていた。しかし距離はたったの600mしかないので、登ってみることにした。ところが、登り口がわからない。
頂仙岳を大きく左に回ったところで、テーピングがあり、踏み跡があるので、入ってみたが、すぐに道はなくなり、かなりの斜面に取り付くことになるので、あきらめてしまった。
もう一度高崎横手に戻り、弥山を目指す。20分下ったところに、狼平小屋がせせらぎのそばに立っている。
ここで必要最小限の水を仕入れて、弥山を目指す。やっぱりきついのぼりが待っていたが、この道は階段の歩幅が小さいので、登り易いから助かった。ちょっとしんどいけど、昨日の登りに比べれば楽だった。
弥山に取り付いて、山小屋に降り立つ。はらぺこだ!。カレーうどんを作って一気に流し込む500CCのペットボトルにお茶を沸かして、ついでにコーヒーも一杯。水がきれいになくなる。
腹ごしらえも済んで、下山開始。
弥山はいい山だ、後ろ髪を引かれながら下山する。
下山しながら、よく登ってきたなぁと我ながら感心する。斜度もさることながら、距離も長い。出合までもひとしきり距離がある。出合からトンネル口までは更に斜度がきつくなり、石ころだらけなので、滑って危ない。
登山口から最初の橋までたどり着くと、体中ほてっている。冷たい川の水で汗を拭くとすこぶる気持ちがいい。さっぱりして登山口に降り立った。
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