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行程・コース

天候

晴れお昼頃から山頂付近にガス、風は弱い

利用した登山口

猿倉  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 白馬駅前から猿倉への林道は完全夏道、駐車場から猿倉山荘まで徒歩5分

この登山記録の行程

猿倉(07:15)・・・白馬尻[休憩 10分](08:10)・・・葱平[休憩 10分](10:30)・・・避難小屋[休憩 30分](12:00)・・・葱平(12:40)・・・白馬尻[休憩 10分](13:00)・・・猿倉(13:50)

コース

総距離
約11.6km
累積標高差
上り約1,613m
下り約1,613m
コースタイム
標準9時間10
自己5時間35
倍率0.61

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

5時15分豊科の自宅出発、猿倉駐車場7時着。結構時間がかかってしまった。急いで準備して登り始める。猿倉から白馬尻までの林道にはほとんど雪が無いので、スキーは担いだまま。白馬尻に付くまでスキーは下ろせず、気に引っかかって邪魔。そして重い。スキー靴歩きにくい。
林道途中に2か所の渡渉あり。朝は水量が少なく飛び石でクリアできたが、下山時は水量が増してやむを得ず川に足を着いて渡った。長靴を持ってきている人もいた。(白馬尻にデポ)

白馬尻からは雪なのでシール装着で登り始める。天気良く風も穏やかで、アンダーウエアのみでも暑い。雪はザラメでシールも良く効く。左右からの落石に注意しながら登る。途中デブリや落石の集中地帯を何か所か越える。雪崩の危険は多分無いが、落石は所々発生しているし、雪渓の途中で止まっている落石も融雪に伴いいつ落ちてきても不思議ではないので、なるべく顔は上げて登る。ヘルメットがあったほうが安全。

こんなに急だったっけ?と思いながら登る。それでも葱平手前まではまだ余裕があった。葱平手前でデブリと落石で雪渓が荒れていて、スキー歩行のルート取りに難儀する。斜度も増してくる。ここで結構時間を食ってしまった。先行するツボ足の人はどんどん先に行ってしまう。シールを諦めてスキーを担ぎ、アイゼン装着。ここから葱平に取り付く。
葱平の斜面が斜度45度の急登。非常に苦しい。喘ぎながら少しずつ登る。ものすごく時間がかかる。雪は緩く、先行者の足跡をたどるが、歩幅が大きく、一歩がきつい。スキーも重く、なかなか進まない。おなかも空いてきたけど、休憩する場所が無い。なんとか葱平上部までと思い歯を食いしばって進む。

12時に葱平上部まで到着。えらく時間がかかってしまった。避難小屋の屋根が見えている。ここで大休止。今後どうするか考える。とにかくこの斜面で体力を消耗した。コンビニで買ったパン、おにぎりを全部食べる。水も全部飲んでしまった。

コースタイム的には、ここから村営頂上小屋まで1時間、そこから山頂往復1時間でどんなに早くても2時間かかる。休憩も入れれば、ここに戻ってくるのが午後2時。そこから下山に1時間かかる。コースタイム的にはギリギリ大丈夫だが、相変わらず靴擦れで足が痛い。今回は夏山用の厚手の靴下を履いてきたが、そのせいかつま先が痛い。かかとも靴擦れがかなり進行している気がする。あと2時間歩くのはキツイ気がする。加えてこの斜度。ここを自分はスキーで無事に下れるのか?心配になる。体力的にも葱平斜面でかなり使ってしまった。更にさらに、ここにきてガスがまいてきた。山頂まで苦労して行っても、ガスの中かもしれない・・・・結論、ここから下山に決定。

シールとアイゼンをザックにしまい、カメラもザックに入れようとしたが、パンパンで入らないのでフォーカスに入れたまま滑ることにする。12時30分スキー滑降開始。
いきなり葱平の急斜面だが、雪は柔らかく春のゲレンデのようなザラメ。斜度はあるが、スキー自体は難しくなかった。葱平を過ぎて、デブリゾーンを越える。かなりの落石を踏んでしまった。所々クラックが走っているが、慎重に避けながら下る。登りの苦労が嘘みたいに短時間で高度を下げていく。大雪渓下部はデブリと落石が多くルーティングに若干気を使うが、基本ゲレンデスキーの感覚で行ける。あっという間に白馬尻到着。30分かからなかった。ここから、スキーを担いで林道歩きだ。

前日までどこに行くか決めていなくて、針の木雪渓か白馬大雪渓かで悩んだけど、メジャーな白馬を選んだ。調子が良ければ白馬岳の山頂まで行こうと思っていたけど、思ったより体力的にきつかった。でももう一つの「白馬大雪渓をスキーで滑る」という目的は果たせたので、良かったとしよう。
正直、大雪渓はスキーよりツボ足で登ったほうが楽な気がする。スキー下山のスピードメリットより、僕レベルだと担いでる時間と体力の消費が激しい。可能なら今季登頂したい。

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