行程・コース
天候
曇り時々晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
松の木公園に駐車。
この登山記録の行程
松の木公園(5:34)…林道終点(6:24-6:38)…おごしき山(8:14-8:30)…後山(9:17-9:40)…1,253mP(9:58)…笛石山・猫石(11:54-12:45)…松の木公園(13:50)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
後山は松の木公園から登ると標高差約1,000mで、距離もそれなりにとれてトレーニングコースとして気に入っています。
板馬見渓谷林道は良いウォーミングアップに。
おごしき山から笛石山への周回コースは全線でよく整備されていて歩きやすいです。
笛石山へ続く尾根では一ヶ所だけ岩場を越えますが、難所といえるほどのところではありません。
尾根筋はほぼ木々に埋もれてますが、各山頂では好展望が得られます。
1,253mピークから南の尾根に踏み跡がありますが、バリルートなので読図必須。
この未踏だった尾根は翌日に志引峠からピストンで歩いています。
フォトギャラリー:29枚
登山基地?となっている松の木公園で山行準備を終えて出発!まずは林道歩きから始まります。
毎回約50分で林道終点に到着。宍粟50名山後山登山口の標柱あり。
かなり広い駐車スペースがあります。
ここまでで既に300mほど標高を稼いでます。ここから本格的な山道に入ります。
まずは行場を通過します。滑りやすい木道に気を付けながら不動の滝付近を通過して左岸に移ります。
おごしきルート、一般ルート分岐点。一般ルートは続けて沢沿いを歩きますが、おごしきコースは尾根を目指す山腹道に入ります。
徐々に高度を上げながら北側の尾根を目指してトラバースを続けます。
山腹道は急傾斜の上にあってなかなかの高度感。
小滝のある小さな沢も横切ります。
自然林も多くなってきて良い雰囲気です。
下草の無い明るい山腹です。
トレースは細いものの引き続いてしっかりしています。
尾根に近づく頃、いつの間にか標高1000mを越えます。
尾根に乗ってまもなくおごしき山に到着。
平成大馬鹿門は良い展望スポットで心地良く一息つけます。
後山へ向けて尾根筋をほぼ直登していきます。
以前はもう少し笹が深かった気がしますが、
しっかりと刈りこまれていて歩きやすいです。
下山時に立ち寄る笛石山も見下ろすことが出来て、
ここまで稼いだ標高差を感じられます。
後山山頂の祠が見えてきた。
松の木公園から4時間弱で後山に到着。
ここ数年、年に一度は登ってきています。
この日は自分が滞在中誰も居らず、山頂を独り占めでした。
岡山県最高峰の山でもあり、山頂は色んな標柱で賑やかです。
ここから駒の尾へ向けて縦走するのがお薦めですが、
夏はちょっと暑いでしょう。
後山から県境尾根を南下。
下りなのでさほど時間を掛けずに1253mピークに到着。
北側には先ほどまで居た後山山頂がよく見えています。
このミニピークもなかなか居心地良くて小休止に好適です。
ここから笛石山へ向かう尾根に乗ります。
1253mピークからの下りが落ち着いた頃、一般コースとの分岐に差し掛かります。
一般コースを下ると最短距離で林道終点に辿り着きます。
天候悪化等で縦走を中断せざるを得ない時はエスケープルートとして使えます。
笛石山までは全般的に下りながらも小刻みにアップダウンがあります。
道中所々に展望があって、ここでは笛石山までの稜線や東方には植松山も見えています。
パカッと割れたような大岩の間を通過。
全般的には植林多めの尾根で退屈なのですが、ここはちょっとしたアクセントとなります。
後山を背に笛石山へ向けて縦走中。
後山が段々と遠くなっていきます。
ここでは名前の分からない小さな白い花がいっぱい咲いていました。
今回の行程で最も大きな岩場。でも難所というほどではありません。
地形図上では等高線が長く伸びて楽に歩けそうなところで、
いきなり目の前に予想外の岩が立ちはだかる格好になります。
笛石山へ向けては登りでの通過となります。足場、ホールドもしっかりとあって容易く越えられます。
笛石山までもいくつものミニピークを越えていきます。
しっかりと読図を行って笛石山までのペース配分に役立てます。
下りでは一ヶ所間違えやすい尾根が見受けられます。
日本庭園のような一角を通過。
ところによっては一服の清涼剤のような雰囲気を味わえます。
前回歩いた時よりも植林の伐採が進んでいる笛石山の尾根でした。
笛石山までもう少しのところまで来ました。
眼前には遠かった植松山がだいぶ近くなっています。
笛石山は同じ尾根上にあって辿り着くまで見えません。
北側に大展望が広がる笛石山に到着。
三室山、竹呂山辺りの展望が良いです。
ここも宍粟50名山の一つ。
笛石山から少し下って猫石に到着。
自分にとってお気に入りのところで、ちょっと暑いけどここで長めの滞在とします。
猫石でのどかな千種の街並みを眺めながらオカリナを吹きました。
今年の大河ドラマで全く語られてませんが、ここは赤松庶家の一つ宇野氏にまつわる悲劇の話が伝わっている山でもあります。
オカリナタイムを終えてから下山開始。
しばらくは伐採地の広がる展望抜群の尾根筋を下っていきます。
ここで90度方向転換して尾根を外します。
トレースはしっかりと付いているのでルートを外す可能性は低いでしょう。
支尾根、山腹道を経て谷筋に降りてきます。
じめじめした雰囲気ですが、千種にヒルは居ないと聞いており、
自分もまだここで見かけたことはありません。
木道の橋や渡渉を経て緩やかに下っていきます。
谷筋は風が通らずに意外と蒸し暑かった・・。
谷から離れて再び山腹道へ出ると、
眼下には朝方に歩いた林道が見えてきました!
長い周回にも遂に終わりが近づいてきました。
板馬見渓谷に掛けられた橋を渡って林道に合流。
ここには宍粟50名山笛石山登山口の標柱があります。
橋を渡ると松の木公園まであと少しです。
休憩時間を含めて約8時間で周回完了!
今回もしっかり歩いた疲労感と達成感を味わえました。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | 修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー | カトラリー |
【その他】 一眼レフデジカメ、交換レンズ、オカリナ |
みんなのコメント