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聖職の碑 桂小場~木曽駒ヶ岳

木曽駒ヶ岳・将棋頭山( 中央アルプス)

パーティ: 1人 (あし0316 さん )

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行程・コース

天候

1日目:曇りから快晴 2日目:曇り(ガス)→雨

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 千葉20:30出発~伊那IC23:50~桂小場24:25着 車中泊
★到着時は1台停車。車中泊は後から1台。その後は早朝に到着。5:00前には満車。(学校登山用のバス回転場スペース確保でロープ張られ駐車スペース狭い。登山口手前の橋の下にもスペースあり。3台くらい止められる)

この登山記録の行程

【1日目】桂小場4:55・・・ぶどうの泉5:23・・・馬返し6:37・・・大樽小屋7:10(WC休憩)・・・胸突八丁7:30・・・胸突の頭8:50・・・茶臼山分岐(分水嶺)9:00・・・西駒山荘9:30(WC休憩)・・・聖職の碑9:50・・・濃ヶ池10:35~11:00(ランチ休憩)・・・宝剣山荘12:18・・・中岳12:32・・・頂上山荘12:40~13:00(WC・休憩)・・・馬の背経由西駒山荘14:35 夕食18:00後将棋頭山18:20・・・西駒山荘19:10(泊)20:00消灯 (参考CT9時間40分)

【2日目】5:00朝食・・・西駒山荘7:15・・・茶臼山分岐(分水嶺)7:35・・・行者岩7:48~8:00・・・大樽小屋9:02~15(WC休憩)・・・落雷事故碑9:30・・・馬返し9:37・・・ぶどうの泉10:17・・・登山口10:28
(参考CT4時間10分)

コース

総距離
約22.9km
累積標高差
上り約2,155m
下り約2,155m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

5年前の話。9月の台風の中、たった一人の客人になった私。双子池ヒュッテに泊まったある日、古い山岳雑誌で松濤明や「聖職の碑」のことを知った。(「山岳史に残る遭難特集」だったのだ)自分もずぶ濡れ。寒さで乾燥室の暖炉から離れられず、すっかり感情移入してしまった。昨年、山小屋登山ツアーで千畳敷から「聖職の碑」の足跡を訪ねた。西駒山荘では映画「聖職の碑」を特別にDVDを流して頂いた。伊那出身の参加者が「登山旅行の思い出」を語り、小屋番宮下さんの解説で更に興味が沸いてしまった。改めて小説を読破した上で桂小場からのルートをかみしめて歩こうと思い、計画を立てた。
山頂の天候は快晴。小虫が多いので、虫嫌いでなくても虫よけネットを。山頂に向かうと花の種類がぐっと増える。山上は高山植物のお花畑。来てよかった!コバイケイソウの咲く濃ヶ池でランチ。映画では子供たちがここで楽しそうに水遊びをしていた。宝剣山荘までのルートは沢を何度も渡渉し、涼しい。宿泊先はもちろん、西駒山荘。頑張れば日の長い7月なら1日で回れる。ここは名物のカレーに惹かれ宿泊。
小屋は団体さんで賑やか。20時消灯を過ぎれば寝息と鼾のみ。夜半、強風で目が覚める。朝はガスで視界悪し。宿泊者一同が慌ただしく出立した翌朝、のんびりとコーヒーを飲み、本来の山荘の良さを味わう。のんびりとした空気をひとり占めした後、重い腰を上げる。
宮下さんおすすめの行者岩。強風の中、ただ岩を仰ぐばかり。快晴だったら岩の上は気分がいいことだろう。クライマーならルートを探し岩登りが楽しめそう。
この先の茶臼山・福島Bコースは正沢川の橋が流されたので、雨の後などの増水時の渡渉は危険警報。地元の遭対提供の注意喚起情報を小屋で拝見する。
橋に関して復旧のめどは立っていないそうなので、利用される方は自己責任でご利用下さい。

帰路、偶然西箕輪中学校付近を通過。部活帰りの生徒を見かけ、事故にあった大正・昭和時代の子ども達に思いをはせた。西駒山荘の利用リストにも麓のたくさんの学校が名を連ねていた。「聖職の碑」山行は地元の人々によって今も連綿と続いている。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け
ロールペーパー 非常食 行動食 トレッキングポール ストーブ 燃料

登った山

将棊頭山

将棊頭山

2,730m

木曽駒ヶ岳

木曽駒ヶ岳

2,956m

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