行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路:目黒4:32→山手線→代々木4:42~56→中央線→豊田5:43~48→中央本線→大月6:37~53→富士急→下吉田7:30
復路:石割の湯14:54→富士急バス・ふじっ湖号→富士山駅15:43→吉田のうどん「えきまえ」15:45~16:15→富士山駅16:36→富士急→大月17:29~40→ホリデー快速やまなし号→新宿18:55~19:03→目黒19:15
この登山記録の行程
下吉田750m7:35→(道迷い)→大明美7:59→南朝英霊神8:10→不二阿祖山大神宮8:20→鳥居峠入口850m8:27→鳥居峠1029.3m8:55→登山道入口9:06→高座山1304.3m9:38~50→大権首峠1350m10:13→杓子山1597.5m10:43~11:00→子ノ神(鹿留山二十曲峠分岐)1640m11:16→鹿留山1632m11:21→立ノ塚峠1233m11:55→加瀬山1275m12:08→二十曲峠1151.5m12:29~(道間違い)~39→石割山1412.3m13:09~20→(道間違い)→石割の湯1020m13:51
合計5時間16分
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
7月の連休は、遠くに行っても天気が悪そうだったので、近場で、富士山山麓を、下吉田駅~鳥居地峠~高座山~杓子山~鹿留山~二十曲峠~石割山~石割の湯と日帰り縦走して来ました。
富士山は見えなかったけれど、このコースは伐採地や防火帯が多いので、夏花が百花繚乱でした。意外な穴場かも!
まず、富士山駅からも行く道があるみたいなんだけど、安全策をとって、昭文社の富士山の地図通りに、下吉田駅スタート!
駅出てすぐ、道標も何もないので、街中で迷った…。
でもなんとか正しい道に戻り、大明見の集落到着。ここまで来れば道標が出て来ます。
明見の田んぼの中を抜け、宮下文書という自称古事記より古い、太古の昔、富士山が世界の中心だったというオカルトマニアには有名な偽書があるんですが、そこに記された世界の中心を祭った「南朝英霊神」と「不二阿祖山大神宮」を左手に見ながら進んで行くと、道は徐々に山の中へと入って行き、標識がたくさん立つ鳥居地峠分岐に着きます。
高座山経由で杓子山に登る人は右折!
舗装された林道をクネクネ登って行くと、ようやく本日のスタート地点、鳥居地峠1029.3mに着きます。
ここまで途中迷わなければ、下吉田駅からちょうど1時間ぐらい。
鳥居地峠からまだしばらく未舗装の林道を行き、上りきった駐車スペースのあるところから(林道はもっと先まで続いているので注意)、ようやく登山道に入ります。
高座山の登山道は、鳥居地峠から山頂まで200mもないので楽勝だろうと思っていたら、山頂直下のスキー場を思わせる広大な伐採地の足だけで登れる限界の急坂が想定外にキツく、結構疲れます。
でもここは、天気が良ければ忍野の集落の向こうに富士山が間近に見られる今日最初の絶家ポイントで、ガスって富士山が見られなくても、7月はギボウシ、カワラナデシコ、キキョウなどのお花畑になっていて、それなりに楽しめます。
そして、花の写真を撮りながら急坂を休み休み登ると、景色の見えない小広場になっている高座山山頂1304.3mに到着!
下吉田駅から約2時間。まだ1度も休憩をとってないので、ここで休憩していきます。
休憩を終えたら、次は大権首峠経由で杓子山を目指します。
途中岩場とかあって意外にスピードが出ない道を淡々と進んで行くと、バラグライダー離陸場がある大権首峠に到着。
ここから道は上りに転じ、急坂を登って林の中から草原状の場所に出るとほどなくお洒落な鐘のある杓子山山頂1597.5mに飛び出します。
時間は10時43分、下吉田駅から約3時間10分。高座山から約1時間。
今山頂手前で初めて他の登山者に会った以外、誰もおらず。なのでベンチもあることだし、10時まで休憩していきます。
しかし富士山どころか、ガスでさっき見えてた忍野村さえ見えんなー。
決して暑くはないんだけど、ずっとガスの中で湿度高過ぎでくたびれたー!風も全然ないし。
休憩を終えたら、鹿留山をピストンして、石割山を目指します。
鹿留山分岐の手前で、今日2度目の他の登山者=トレランのグループに会いました。石割山から来たのかな?それとも内野から来たのかな?
トレラングループは鹿留山は行かないみたいだったので、その声を離れて、1人山頂を目指します。
鹿留山山頂1632mが下っているように感じるのは、分岐のある子ノ神の標高が1640mあって、そっちの方が最高地点だから!
でもまあ一応、懐かしの三角点とブナの大木なタッチしてから分岐に戻ります。
鹿留山分岐から立ノ塚峠までが、ロープがぶら下がった岩場が何ヶ所も出てくる本日最大の難所です!しかも雨降ったばかりのガスの中で濡れてて滑る!
さっきのトレラングループの後ろの方と、慎重にすれ違いながら、恐る恐る高度を下げて行くと、徐々に道は普通になって行き、未舗装の林道が登ってきている11時55分立ノ塚峠に到着。
杓子山から鹿留山経由で55分。ここから内野バスに下れます。でも今日は石割山まで行くので直進します。
立ノ塚峠からしばらく未舗装の林道を行って、その林道が山道に入ると、ほどなく加瀬山1275mに12時8分到着。
今日登った山の中では一番地味な山頂で、手書きのプレートがあるだけ。
加瀬山から、さらに進むと、12時29分、道は車が越えられる立派な林道に飛び出し、休憩舎とトイレと水場がある二十曲峠到着!
やっぱり富士山は見えず。水場も雨水が溜まってるだけで、水は出ておらず。
二十曲峠で園地の中の遊歩道を直進してしまい、また戻って10分時間をロス。正しい道は水場の上の石割山の標識からとりつきます。
二十曲峠から石割山への道は、真ん中が水で削られてV字形になった、意外に歩きにくい、ペースの上がらない道で、でも途中の防火帯に、アキノキリンソウやらバイケイソウやらが咲いていて、なかなか目を楽しませてくれます。
そして最後、御正体山からの道と合流すると、ほどなく石割山山頂1412.3mに到着。
ここはいつも人がたくさんいるんだけれど、天気のせいかまたしても無人!
休憩がてら帰りのバスの時間を調べて、石割の湯で汗を流して、なんとか14時54分のふじっこ号富士山駅行に間に合いそうだったので、急いで下山することにします。
石割山山頂から石割神社までは今日2つ目の難所!またしてもロープつきの岩場の連続です!
でも今度は距離が短いので速攻で下りきり、大きな割れた石のある石割神社を通り過ぎ、林道と階段を駆け下りると、あれまた道を間違った!温泉じゃなくて、1本下の石割山登山口のとこに出てしまった!
仕方がないので、道志街道を600m戻り、13時41分、何とかバスの1時間ちょっと前に石割の湯に到着しました。
石割の湯は、料金800円、アルカリ性単純泉の日帰り入浴施設なんだけと、ボイラー故障とのことでサービス価格の720円で入ることが出来ました。
1時間じゃ、飯まで食ってる時間はないので、ふじっ湖号で山中湖を眺めながら富士山駅に戻ってから、駅前の吉田のうどん屋さん「えきまえ」で、前来た時から気になっていた「カレーうどん」800円を食べて帰りました。
カレーは牛筋カレーで、ご飯がついてて、うどん食い終わった後、中に入れて雑炊にして食べる。なかなか美味なので富士山行った帰りにどうぞ!駅から近いし!
あと、店のおばちゃんが雀に餌づけしてるので、運が良ければ店に入ってきた雀にうどんの切れ端あげる事ができるかもしれません♪
山中湖温泉「紅富士の湯」「石割の湯」
http://yamanakako.info/misc_spa.php
ふじっ湖号ー富士急バス
http://www.yamanashibus.com/fujikko
フォトギャラリー:65枚
装備・携行品
アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | トレランシューズ |
バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
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虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
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