行程・コース
天候
初日:晴れのち曇り 2日目:快晴 3日目:快晴 4日目:晴れ
利用した登山口
登山口へのアクセス
タクシー
その他:
電車にて上市駅到着後、馬場島までタクシーを利用(同乗してくれそうな登山者を探し待つも、ザックを背負った登山者は現れず・・タクシー代の出費がイタイ!)
この登山記録の行程
【1日目】
馬場島(04:19)・・・松尾平[休憩 10分](05:09)・・・三角点[休憩 30分](08:15)・・・早月小屋(10:56)
【2日目】
早月小屋(04:33)・・・2600m標識[休憩 10分](05:54)・・・剱岳[休憩 120分](08:10)・・・平蔵のコル(10:43)・・・前剱(11:28)・・・一服剱[休憩 10分](12:25)・・・剣山荘[休憩 10分](13:25)・・・剱澤小屋(13:56)
【3日目】
剱澤小屋(05:57)・・・別山乗越[休憩 20分](06:58)・・・新室堂乗越(08:04)・・・奥大日岳[休憩 30分](09:55)・・・七福園(12:02)・・・大日小屋(12:24)
【4日目】
大日小屋(05:46)・・・大日平山荘[休憩 20分](07:49)・・・牛ノ首[休憩 10分](08:50)・・・大日岳登山口(09:55)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
毎年の山行計画の優先候補だったが、梅雨明け後の天候不順による山頂断念のリスクが高く、後ろ倒しになっていた。今年こそは早月尾根から挑戦しようと梅雨明けを待っていたが、予報は安定せず3連休の海の日後に急遽晴れマークが連続して登場! 山行を決定する。
19日に馬場島荘に投宿(宿泊者は3組5名で、単独の私は一人部屋でゆっくりと就寝。部屋と風呂は比較的新しく綺麗で、食事はとんかつメインでとても美味しかった)
夕方から小雨が降っており、明日以降の晴天を祈って! バタンキュ~
一日目:さぁ~!今日は晴れの予報。「試練と憧れ」の石碑に安全登山を祈願し、標高760mからスローペースで憧れの早月尾根急登に挑む。 登り始めて15分、巨木の立山杉(貫禄ある~!)5時すぎに青空が・・・テンションが上がる。松尾平を過ぎるとまた急登(喘ぎながら歩を進める) 足が重い(急登のせいか?) 1,200mを過ぎたところで左股の筋が若干ツリ始める(ひぇ~ヤバイ!) 10分間隔で水分補給、200mごとの標識がだんだん遠くなる(小屋まで辿り着けるのか不安)1,600mを過ぎ、右手方向に大日三山が綺麗な姿を現す。右股もツリ始め避難小屋跡を過ぎ、小屋まであと1㌔の所で大休止(股関節のストレッチを入念に行う)松尾平で追い越されたトレイルランの青年が下ってきた!・・うそ~! 約1時間をかけ、やっと小屋に到着(小屋のありがたみを痛感・よかったぁ)
ゆっくり休み、たっぷり食べ、睡眠を十分とり、股関節の回復を願う。
2日目:股関節の不安を抱き、標高2,200mから山頂を目指す(ツリ始めたら迷わず下山を覚悟) 5時過ぎ、朝焼けの室堂と薬師岳が・・・・なんとも言葉に表せないすばらしさ(足は重いが、ツル気配は無い)雲海から山々が青空に頭を出し、疲労感を飛ばしてくれる。エボシ岩・シシ頭を回り込み、ついにカニのハサミへ! 高度感を楽しみ、あえぎながら夢にまで見た剱の頂へ(うれしぃ~涙がでる~感激~・本当に登頂できてよかったぁ)超快晴で360度のパノラマ・大展望 さすがぁ~剱岳! 登山者が少なく離れがたく2時間も頂の眺望を堪能し、慎重に鎖と梯子を楽しみ、足に感謝して剱沢小屋に到着。
小屋のスタッフの皆さんはとても親切で、シャワーがとても有難かったです。
小屋からの剱岳の雄姿は重厚な岩の鎧を纏い、よくぞ登頂出来たと満足感を増してくれる。
3日目:高崎の70歳のお父さんが長次郎雪渓に挑戦!朝3時に出発したよ すんごぉーい!今日も快晴。大日小屋まで・ゆっくりスタート(若者が高山病らしく大変そうです)
剱御前小舎は山ガールで賑やかです(元気を分けて頂戴!)室堂を見下ろしながら気持ち良い登山道を大日へ向かう。綺麗な稜線をお花を見ながら進むとライチョウ君に遭遇(親子ずれ・・いやされるぅ~)奥大日岳手前の雪渓でもライチョウ君親子がお出迎え! 奥大日からの剱岳も迫力はハンパネぇ! アップダウンを繰り返し、岩と石とお花の七福園を過ぎると大日小屋はすぐ眼下。早めの到着・・・ビールは本当にうまし!小屋のご主人と山談義。
小屋からの剱岳も格別でぇ~す。
4日目:剱岳からのご来光に感激(朝焼け雲の彩どりが幻想的)
朝食をがっつり戴き、称名滝までの最終日も快晴でーす。眼下に室堂、眼前に立山・薬師・黒部五郎・鷲羽・水晶を見ながらの下山は贅沢すぎます。広大な大日平の整備された木道を後ろ髪をひかれながら(私はスキンヘッドのツルチャンでした)無事下山出来ました。
股関節に不安を抱きながらの4日間でしたが、天気と出会った登山者・山小屋の皆さんに恵まれ記憶に残る最高の山行となりました。
今回も気持ち良く送り出してくれた妻と私を山に誘ってくれた(14年前:白山)姉と三井ファミリーに感謝しながら、次回の山行を計画しております。
フォトギャラリー:1枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール |
ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー | |
【その他】 ツェルト |
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