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松生山から浅間尾根、古来往還の道

松生山、浅間嶺、浅間尾根( 関東)

パーティ: 1人 (ガバオ さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

バス
その他: 7:34武蔵五日市着-7:3発、藤倉行きバスにて払沢の滝入口 8:00着、笹平バス停まで
徒歩。(9:00発の数馬行きバスに乗れば9:30着)

この登山記録の行程

払沢の滝入口バス停出発(8:10)-吉祥の滝、笹野集落/神明神社-笹平登山口(9:15着/9:20出発)-途中休憩(10:43着/10:55出発)-松生山山頂(11:25)-浅間嶺(11:55着/12:15出発)-一本松三角点(13:00)-藤倉バス停下山道分岐(13:10)-林道交差(13:38)-仲の平バス停下山道分岐(14:00)-仲の平バス停(14:20)

コース

総距離
約16.7km
累積標高差
上り約1,314m
下り約956m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

畏敬の念を込めて突端の笹平から浅間尾根を歩きました。松生山までは破線ルートですが、特に難しい
場所はありません。浅間嶺からは富士山よりもむしろ御前山の山容に見惚れてしまいました。

檜原村の中央で秋川を南北に分け、古来より往還の道として幾万の人々が行き来してきた浅間尾根。
最奥部は風張峠で、然るべき山体の尾根というわけではなく、尾根そのものに特別な存在感を感じます。

そんな浅間尾根を最初に登る際は最突端の笹平から、と思い定めていたものの、バスの便が悪くて
延し延しにしていましたが、お盆前には行っておきたいと思い、ついに念願を果たしてきました。

取付き地点の笹平には8:10発の都民の森行き急行バスは停まりません。
9:00発の各停バスでゆっくり行くかですが、どうせなら、と早めの藤倉行きバス(7:39武蔵五日市発)
に乗り込んで払沢滝入り口まで行き、そこから檜原街道をトコトコ歩いてみました。

街道には歩道が付いているので車道歩きのストレスはさほど感じずに済みます。 途中、吉祥の滝や集落
の鎮守社などに寄り道し、地元のおばあちゃんに声を掛けられながら、1時間少々で笹平に到着します。

尾根の取付きは、笹平バス停の先のカーブを回り込んだ処にある小さな段々畑の脇からとなります。
登山口の道標はありませんが間違えることは無いでしょう。畑を登り抜けたところには道標もあります。

取付きから一気に高度を上げた後は、徐々に緩やかな尾根歩きとなります。植林樹と自然樹が入り混じる
静かな尾根で、時おり足元から寿命が近づいたハルゼミ達が力無く飛び立っていきます。
踏み跡はしっかりしており、ここぞの地点には道標も立っているので迷うようなところはありません。
払沢の峰(858m)を過ぎ、更にゆるゆると進んでいくと、最後はあっけなく松生山の山頂に出ます。

松生山山頂は電波塔があって切り開けていますが、眺望の点では次の浅間嶺には敵いません。

浅間嶺では南北に展望が開け、遠くに富士の黒々とした頂を望むことが出来ましたが、むしろ秋川を
挟んで夏空の下に居並ぶ大岳山と御前山の山容が素晴らしくて、しばらく見惚れてしまいました。

御前山から伸びる尾根のそこここに集落が点在する様子に、檜原の歴史の息使いを感じます。
いつの日か、目の前の湯久保尾根や陣馬尾根を登る時のことを想像するとわくわくしてきます。

浅間嶺から先も一本松三角点や猿岩を通って静かな浅間尾根を満喫します。
昼を過ぎ、尾根を通る風も少しずつ熱を帯びてきて、凍らせて担いで来たアクエリアスが絶妙に美味い!

最後は仲の平バス停まで駆け下りて4週間ぶりの数馬の湯にドボーン。 
いつもの湯上りセットで、今週もきっちり締まりました!

本日の総歩数33,877歩、歩行距離23.0km、消費カロリー1,339kcal、脂肪燃焼量95g也。

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フォトギャラリー:46枚

ホリデー快速1号よりも早い電車で武蔵五日市へ。
7:39発の藤倉行きバスに乗り込みます。

払沢の滝入り口で下車。ここから笹平まで足慣らしです。

本宿の鎮守社、春日神社。狛犬は昭和のものでした。

神社裏手の御神木『夫婦けや木』

歩きならでは、吉祥の滝も見てきました。

街道沿いにも採石場が。これも歩きならではの発見です。

笹野大橋と笹野集落入口

笹野集落の鎮守社、神明神社。朝のお浄めの最中でした。

道沿いに、檜原村天然記念物 名木第4号と標された檜の大木がありました。

笹平のバス停に到着。石段の上はお墓で行き止まりです。

バス停の先をカーブして、段々畑の脇から取付きます。

最初は薄い踏み跡が続きます。

尾根筋は踏み跡も明瞭です。植生も豊かです。

ポイント地点には道標もあり安心です。

払沢の峰、この少し手前でバケモノ山への尾根が分かれます。

最後はあっさりと松生山山頂にたどり着きます。

丁寧に作られた標識。この後も度々見かけます。

黒々とした富士山を遠望。

松生山から浅間尾根への途中。山というより瘤の様なところです。

ここも気づかずに通り過ぎそうなピークです。

浅間尾根の登山道に合流。

穏やかに続く浅間嶺への道

浅間嶺では南北に展望が開けます。

御前山の美しい姿に見とれます。

右手には大岳山、鋸山も特徴的です。

浅間嶺の直下の広場。トイレもありました。

再び、浅間尾根道を進みます。

イヌシデの大木。

再び御前山と大岳山。カメラに収まり切りません。

途中に佇む、浅間石宮。

一本松三角点への案内標識と道祖神。三角点まで3分です。

藤倉バス停までの道は通行止めです。

南面には土俵岳が見え隠れします。

途中にある『猿岩』どこかに『猿の手形』があるそうですが、さっぱり判りません。

途中、一旦林道と交差します。

林道から、更に進みます。

数馬峠の道祖神

尾根から別れ、仲の平に向かいます。

尾根を駆け下り、20分程で街道にたどり着きます。

数馬の湯は目と鼻の先です。

いつもの湯上りセットで、今週もきっちり締まりました!

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
トレランシューズ バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 サングラス 着替え 地図 ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証 ホイッスル
医療品 虫除け ロールペーパー 行動食

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登った山

浅間嶺

浅間嶺

903m

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