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甲斐駒ヶ岳&仙丈ヶ岳BCスキー2016

甲斐駒ヶ岳&仙丈ヶ岳( 南アルプス)

パーティ: 1人 (100ski さん )

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行程・コース

天候

4/1晴れ 4/2晴れ 4/3曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 夜叉神の森駐車場に駐車(無料)。

この登山記録の行程

4/1
3:00夜叉神駐車場-5:00広河原8:50-10:20野呂川出合10:40-12:30長衛小屋(泊)

4/2
3:10長衛小屋-5:00仙水峠5:10-7:30駒津峰7:40-08:40六方石8:50-10:30甲斐駒ヶ岳11:10-12:20六方石-13:10駒津峰13:20-15:40長衛小屋(泊)

4/3
5:00長衛小屋-7:30薮沢大滝ノ頭7:50-9:00小仙丈ヶ岳9:10-10:30仙丈ヶ岳11:10-12:00小仙丈沢源頭12:10-14:10小仙丈沢林道出合14:30-15:10野呂川出合15:20-16:50仙丈ヶ岳二合目登山口17:00-17:40野呂川出合18:00-18:30広河原-20:00夜叉神駐車場

・標高1800m付近まで積雪なし。
・標高1900m付近から上で連続して雪が繋がっていた。
・駒津峰まではトレースあり。
・駒津峰から甲斐駒ケ岳の間の稜線部は、ほぼ新雪でリセットされていた。
・水晶沢の雪質はストップスノー。
・仙丈ケ岳まではトレースあり。
・小仙丈沢の雪質はストップスノー。
・下山後、甲府・大滝温泉で入浴(620円、0時まで)

コース

総距離
約68.8km
累積標高差
上り約4,203m
下り約4,204m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

備忘録です。
今回は、南アルプスの甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳に登った。
今回は、2週間前の駒津峰の山行のリベンジである。
今回の計画は、2泊3日で、夜叉神から登って、甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳を滑走することにした。

1日目は、長衛小屋まで登るだけにして、できるだけ体力を使わないようにした。
長衛小屋までは、たくさん休憩を取りながら、ゆっくり登った。
野呂川出合から少し登ったところから積雪が連続して出てきたので、そこからスキーでハイクアップして長衛小屋まで登った。
長衛小屋では冬季小屋を利用した。
冬季小屋に着くと、すぐに寝る準備をして、次の日に備えた。

2日目は、早朝2時30分に起きて、甲斐駒ヶ岳に向けて出発。
長衛小屋から駒津峰までの登山道には、2週間前に登った自分のトレースが鮮明に残っていた。
このおかげで、仙水峠から駒津峰までのタイムは、前回(5時間)の半分(2時間30分)で済んだ。
駒津峰まで登ると、稜線部は新雪でリセットされていて、甲斐駒ヶ岳にはツボ足アイゼンでフルラッセルで登ることになった。
駒津峰から六方岩までは痩せ尾根が続き、ナイフリッジな雪稜を進んだ。
六方岩からは、岩場が出てくる直登コースを登った。
甲斐駒ヶ岳に登頂すると、とてもいい天気で、眺望を楽しんだ。
山頂にしばらくいると、急激にガスに覆われてしまった。
ガスが薄くなったときに、甲斐駒ヶ岳頂上から水晶沢に滑り込んだ。
水晶沢は岩がところどころ露出しているものの、摩利子天から六方岩への登山道に合流するところまで滑走することができた。
登山道合流地点から駒津峰までツボ足アイゼンで歩いて下りた。
駒津峰頂上からは、2週間前と同じルートで滑走し、長衛小屋まで下山した。
駒津峰の斜面には、2週間前の自分の滑走跡が鮮明に残っていた。
長衛小屋に着くと、次の日の仙丈ケ岳のために、すぐに寝た。

3日目は、仙丈ケ岳に登って大仙丈沢を滑走する予定であった。
林道に泊り装備をデポし、仙丈ケ岳に向けて出発した。
登山道はしっかりとしたトレースがあり歩きやすかったが、前日の疲れがあってか、なかなかスピードが上がらなかった。
とはいえ、森林限界を超えると、気持ちが良くなった。
標高の高いところでは、ガスの境界があるようで、小仙丈ケ岳の山頂は見えるものの、仙丈ケ岳の山頂は雲の中であった。
雲の中のゾーンに入ると、結構な強風になった。
仙丈ケ岳頂上に到着すると、ホワイトアウトで、眺望を楽しむことができなかった。
滑走は、仙丈ケ岳頂上から大仙丈沢に滑り込むつもりであったが、頂上から100mほど滑ると、雪面の形状が全く分からず、酔ったような状態となり、危険と判断し、大仙丈沢滑走は断念した。
一旦、山頂に引き返し、ガスがなくなるところまで、登山道を歩いて下山した。
その途中、雷鳥のつがいと出会った。
仙丈ケ岳と小仙丈ケ岳との間のコル付近まで下がると、ガスの切れ間があった。
そこからは小仙丈沢の大斜面がはっきり見えた。
これは小仙丈沢を滑走するしかないと思い、小仙丈沢を滑走することにした。
小仙丈沢では、豪快にターンを決めて気持ちよく滑走できると思ったら、最初からストップスノーのような状態で、ガタガタなターンとなり、休み休み滑走することになった。
途中デブリ、大滝をクリアしながら雪渓末端まで滑走した。
雪渓の下は、木の墓場のような状態で、とても歩きにくかった。
ただし、渡渉が必要なところでは、木が橋になり、兼用靴を川に浸からずに林道まで下ることができた。
林道からは、長衛小屋入口にデポした泊り装備を回収しに行き、駐車場まで下山した。
小仙丈沢林道出合には昼過ぎに下山していたが、夜叉神駐車場に到着した時には真っ暗であった。
今回は長い工程でとても疲れたが、日本百名山を2つ登頂&滑走することができて、大満足であった。

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フォトギャラリー:120枚

夜叉神駐車場スタート。

広河原。

野呂川出合。

林道。積雪部末端。

林道。

長衛小屋入口。

長衛小屋前。

冬季小屋。1日目はここまで。

2日目。甲斐駒に向けて長衛小屋スタート。

仙水峠。

登山道。ご来光。

登山道からの眺め。

登山道からの眺め。

登山道からの眺め。

登山道。2週間前の自分のトレースが残っていた。

駒津峰頂上。

駒津峰頂上からの眺め。

駒津峰頂上からの眺め。

駒津峰頂上からの眺め。

駒津峰頂上からの眺め。

駒津峰頂上からの眺め。

登山道。ラッセルして進んだ。

登山道からの眺め。

登山道。

登山道からの眺め。

登山道からの眺め。

登山道。

八合目。

六方岩。

登山道。

登山道。

甲斐駒ヶ岳頂上。

甲斐駒ヶ岳頂上の三角点。

甲斐駒ヶ岳頂上からの眺め。

甲斐駒ヶ岳頂上からの眺め。

甲斐駒ヶ岳頂上からの眺め。

甲斐駒ヶ岳頂上。

甲斐駒ヶ岳頂上。滑走準備。急にガスに覆われた。

水晶沢滑走。

水晶沢滑走。

水晶沢滑走。

水晶沢滑走。

水晶沢滑走。

水晶沢滑走。

水晶沢滑走。雪が途切れたので、ここまで。

水晶沢滑走終了。。

登山道。

登山道。

登山道。

駒津峰頂上。

駒津峰滑走。

駒津峰滑走。

駒津峰滑走。

駒津峰滑走。

駒津峰滑走。

駒津峰滑走。

駒津峰滑走。

駒津峰滑走。2週間前の自分のシュプールが残っていた。

駒津峰滑走。

駒津峰滑走。

駒津峰滑走。

樹林帯。

登山道。

登山道。

長衛小屋前到着。

3日目。仙丈ヶ岳に向けて長衛小屋前スタート、長衛小屋入口に荷物をデポ。

登山道。

登山道。

登山道からの眺め。

登山道からの眺め。

登山道からの眺め。

登山道からの眺め。

登山道。

登山道。

小仙丈ヶ岳頂上。

小仙丈ヶ岳頂上からの眺め。

小仙丈ヶ岳頂上からの眺め。

小仙丈ヶ岳頂上からの眺め。

登山道。

登山道。

登山道。

登山道からの眺め。

仙丈ヶ岳頂上。

仙丈ヶ岳頂上。大仙丈沢を少し滑走したが、視界が悪すぎたので仙丈ヶ岳頂上に戻った。

登山道にいた雷鳥。

登山道。

登山道コル部。小仙丈沢は視界がよかったので小仙丈沢を滑走することにした。

小仙丈沢滑走。

小仙丈沢滑走。

小仙丈沢滑走。

小仙丈沢滑走。

小仙丈沢滑走。

小仙丈沢滑走。

小仙丈沢滑走。

小仙丈沢滑走。

小仙丈沢滑走。

小仙丈沢滑走。

小仙丈沢滑走。

小仙丈沢滑走。

小仙丈沢滑走。

小仙丈沢滑走。

小仙丈沢滑走。

小仙丈沢滑走。

小仙丈沢滑走。

小仙丈沢滑走終了。

小仙丈沢の雪渓末端。

小仙丈沢。

小仙丈沢。

小仙丈沢。林道合流。

林道。

林道。

野呂川出合。

林道。

長衛小屋入口。デポした荷物を回収。

林道滑走準備。

林道滑走。

林道滑走終了。

野呂川出合。

広河原。

夜叉神到着。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 登山靴 バックパック
スパッツ・ゲイター ヘッドランプ タオル 帽子 グローブ サングラス
腕時計 カメラ 健康保険証 行動食 GPS機器 テント
シュラフ シュラフカバー テントマット スリーピングマット アウターウェア オーバーパンツ
バラクラバ アイゼン ショベル ヘルメット
【その他】 スキー ビンディング クランポン シール 兼用靴 ウィペット

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登った山

甲斐駒ヶ岳

甲斐駒ヶ岳

2,966m

駒津峰

駒津峰

2,752m

仙丈ヶ岳

仙丈ヶ岳

3,033m

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