行程・コース
天候
初日は午前9時頃迄は晴天、その後ガスが発生、午後1時頃より降雨。2日目は北沢峠、仙流荘着迄晴天。
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
マイカーにて自宅を午前4時出発。途中同伴者宅に立ち寄り仙流荘に午前11時過ぎに到着。11時50分発の臨時便に乗車、12時半過ぎに北沢峠着。前日が土曜日、多くの入山者の下山の為に多数の臨時便が組まれていた。
この登山記録の行程
【1日目】
北沢峠(04:30)・・・五合目(大滝ノ頭)・・・小仙丈ヶ岳(07:50)・・・仙丈ヶ岳(10:00)・・・仙丈小屋・・・馬の背ヒュッテ(12:30)
【2日目】
馬の背ヒュッテ(06:00)・・・藪沢小屋・・・五合目(大滝ノ頭)・・・北沢峠(09:15)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
夕食時にこもれび山荘の主人より、夜に星空が望めると翌日の午前中は好天、眺望が期待できるので文句無しに小仙丈尾根ルートがお勧めとのアドバイス有り。
初日は前夜に星空を確認、午前3時半に起床して暖かいみそ汁と共に朝食の弁当を食す。食後に同伴者が煎れれてくれる香りの良いモーニングコーヒーを頂き午前4時30分小屋を出発。
登り始めて2合目辺りまでは傾斜も緩やかで気持ちの良い登山道が続き軽やかに足が進む。傾斜が急になり歩調を緩め3合目を超え4合目で左手に北岳を望む。次第に足場が悪くなりながらも着実に高度を稼ぎ五合目に到着。
さらに登り続け森林を抜け這松帯に入ると見事な眺望が広がる。振返れば雲に隠れた甲斐駒ケ岳と荒々しい鋸岳が、その稜線の向うには南八ヶ岳の赤岳から硫黄岳にかけての山並みが、また進行方向右手には中央アルプスの山並みが見渡せて疲れを忘れさせてくれる。
相変わらずの急登に息を切らせながら辿り着いた小仙丈ヶ岳からは山頂部分が雲に隠れる北岳と時折姿を見せる間ノ岳や塩見岳と、それに続く南アルプスの山並みが新たに望めた。またこれから向かう仙丈ヶ岳もガスが切れ小仙丈カール共々姿を現す。
砂礫の登山道を高山植物を愛でながら登る事小一時間で仙丈ヶ岳山頂に到着。残念ながら時すでに遅く藪沢カールから沸き立つガスで周囲の眺望はきかず。小屋で受け取った弁当で昼食とする。その後ガスの切れるのを期待するが、ガスは益々濃さを増し気温も下がり始め寒さを感じる様になる。これ以上待っても眺望は望めぬ様子、諦めて馬の瀬ヒュッテに下山を開始する。
馬の瀬ヒュッテに到着、宿泊手続きを終え庭のテーブルでビールを飲もうと小屋を出ると雨がポツポツと落ちて来た。食堂に戻りビールを飲みだすと瞬く内に雨脚は強くなり本降りとなった。
2日目の朝は朝食後のモーニングコーヒーを頂き午前6時小屋を出発。疲れた足を労り歩き易いコースをと、馬の瀬ヒュッテよりトラバース道を取り大滝の頭を経て北沢峠に向けて快適に降った。
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