行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
新穂高温泉(06:00)・・・新穂高温泉駅[休憩 30分](06:05)・・・新穂高温泉[休憩 10分](06:43)・・・笠新道登山口(07:32)・・・わさび平小屋[休憩 10分](07:43)・・・小池新道登山口(08:09)・・・秩父沢出合[休憩 30分](08:56)・・・シシウドが原[休憩 30分](10:32)・・・鏡平山荘[休憩 60分](11:45)・・・弓折乗越[休憩 20分](13:34)・・・双六小屋(14:57)
【2日目】
双六小屋(04:50)・・・硫黄乗越[休憩 20分](06:05)・・・千丈沢乗越[休憩 20分](08:11)・・・槍ヶ岳山荘[休憩 10分](09:20)・・・槍ヶ岳[休憩 20分](09:50)・・・槍ヶ岳山荘[休憩 30分](10:28)・・・中岳[休憩 20分](12:21)・・・天狗原稜線分岐[休憩 20分](13:41)・・・南岳小屋(14:21)
【3日目】
南岳小屋(05:05)・・・A沢のコル[休憩 10分](07:00)・・・北穂高岳[休憩 30分](08:27)・・・南稜テラス[休憩 10分](09:36)・・・南稜取付・・・涸沢[休憩 60分](11:45)・・・本谷橋[休憩 30分](13:49)・・・横尾(15:12)
【4日目】
横尾(05:40)・・・徳沢(06:22)・・・明神[休憩 20分](07:03)・・・河童橋(08:13)・・・上高地バスターミナル(08:18)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
【感想】
単独で本を頼りに始めた山暦たったの7年半なのにもう還暦過ぎ・・・「大キレットはあきらめたぁ~」と、思い、会う人ごとにそんな話をしていたのですが、昨年の涸沢槍が平気だったのなら大丈夫でしょうと、数人に勧められ、すっかりその気になり、年初の予定を急遽変更して、「大キレットやるぞーっ!」と単純に考えました。通過は午前中涼しく疲れていないうちがいいと、南岳小屋泊まりに決定。逆算して、新穂高温泉から入り、双六小屋泊、西鎌尾根から槍で槍穂主稜線へ出て南岳と計画しました。
しかしながら、やはりちょっと不安・・・当日の天候と体調で決めることとしました。
小屋で同室の一回り若いベテランの方がご心配くださり、ぴったりと後ろについて歩いてくださいました。普段気ままな単独行ですが、心強かったです。キレット道中早い段階で他のお兄様?グループとも一緒になり5人で歩きました。そのおかげもあり、大キレットは覚悟のほうが上回ったせいか外からの見かけほど大変ではなく、高度感はありますが、岩大好き人間にはさほど難しい場所もありませんでした。落石、砂一粒さえも落とさないようきちんと歩き通しました。ただ、歳のせい?早朝頭も体も目覚めるのに時間がかかり、初めの下りは筋肉関節ギクシャク気味でした(><)
他の方々はそのまま涸沢槍から穂高山荘へ向かわれましたが、私は計画通り北穂から涸沢・横尾へと下りました。(帰宅時間と体力も?の関係で)
今回の山行は、どの日も終日晴れて、素晴らしい眺望が得られました。暑かったけれど幸せな北ア歩きができました。
【情報?】
★新穂高温泉
ロープウェイ駅から少し坂を下ったところに登山センター。トイレあり。登山届け(服やザック、メットの色まで書く)はここで提出。登山口ゲートまで少し歩く。隣に入浴施設ができていた。
★鏡平小屋のカキ氷は3つの味¥500練乳がけプラス¥100
ラーメンやうどんを頼んでいる人が多かった。
ここの外トイレは少なく(1~2)、今回はすんなり入れたが、前回は待ち列がなかなか進まなかった。
鏡池への槍穂の映りこみは絶景
★今年は雪が少なく、林道直後や花見平の雪田も全く雪がなかった。
トリカブト、アキノキリンソウ、リンドウなど秋の花が咲いていた。
★双六小屋
大きな小屋。水が豊富で無料。ここの乾燥室は勢い良くすぐに乾く。乾燥室の奥に更衣室あり。
★樅沢岳
双六小屋から登ると小広いテラスに樅沢岳の表示あるが、そのまま真直ぐ平坦な登山道を行ったところに樅沢岳頂上がある。テラスから上に登ると眺望が良いが、そこは西鎌尾根ではない。
★西鎌尾根
千丈乗越まで途中小さな鎖場があるが鎖がなくてもいけるほどのもの。
千丈乗越より槍が岳肩へは、写真につけたコメントをご覧ください。
★槍ヶ岳
前回登ったときより登りが大変だった、短い足が届かない高さのスタンスが3c㎡位のところを通ったが、もしかしたらルート違いだったのかもしれません。。。
空いて楽なコースを取っていけば危なくないと思います。
★槍ヶ岳小屋
大きなキャパ。アイス3種類¥200でした。もちろん暑がりやのワタシめはアイスを食べました。
山の日のこの日は小屋外ものすごく混雑していました。
外トイレはトイレットペーパーを便器に捨てられるようになっていました。
★槍肩~南岳
稜線闊歩は常念山脈を左に眺めながら。登山者はそれほど多くなく、のんびりできました。西鎌尾根より少し岩のトラバースや梯子もありました。大喰岳頂上はどこだか確認できませんでした。
★南岳小屋
1人からでも要予約!
槍平小屋から南岳小屋へのルートは荒れていて、木製梯子の段が朽ちて外れたりしている箇所があるとのこと。急で滑りやすいので下山では使わないことを小屋の方から勧められました。
500mlのペットボトルの水を1本無料でいただきました。
★涸沢
どちらの小屋の前も凄い人出でした。テン場も満杯。
★横尾山荘
暑い日でクールダウンに時間がとられ、前日運休だったバスの混雑の噂もあったので、無理して上高地まで下るのをあきらめ横尾山荘泊にしました。
ちょうどカーテン付きベッド(以前と全く同じ場所でした!)が空いており、石鹸シャンプーなどは使えないもののお風呂にも入ることができ、広々した廊下、食事も美味しく一息つけた感じです。ただ宿泊者がとても多い感じでした。小さな子供も結構居ました。
★双六小屋、南岳小屋とも夜半から日の出くらいまでは風が強めでした。
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