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再びの清水峠小屋と蓬ヒュッテ(忘れ物探索)

谷川岳( 上信越)

パーティ: 1人 (あし0316 さん )

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行程・コース

天候

初日:晴れ夕暮れから濃霧 2日目:濃霧後曇り

利用した登山口

土合橋  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 関越道経由水上IC→土合駅にてWC休憩後白毛門駐車場にて車中泊
※土合駅駐車場は秋になり、2週間前にくらべ車も人も多い。
駐車場でテン泊しているグループ有。 

この登山記録の行程

【1日目】
土合橋(05:10)・・・巡視小屋(06:37)・・・白樺避難小屋(08:23)・・・清水峠[休憩 10分](10:35)・・・七ツ小屋山(11:40)・・・分岐(12:18)・・・蓬ヒュッテ(12:45)

【2日目】
蓬ヒュッテ(05:40)・・・武能岳(06:33)・・・茂倉岳(08:18)・・・一ノ倉岳(08:40)・・・オキの耳(09:38)・・・トマの耳(09:50)・・・谷川岳肩ノ小屋[休憩 45分](09:51)・・・熊穴沢避難小屋(11:17)・・・分岐(11:41)・・・天神平(11:50)

コース

総距離
約24.4km
累積標高差
上り約2,925m
下り約2,293m
コースタイム
標準13時間50
自己13時間9
倍率0.95

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

忘れ物探しの旅。前回は清水峠から雨山行となり、色々なものを忘れてしまった私。
その➀晴天の縦走。その②約3年ご愛用の山専ボトルの探索。その③蓬ヒュッテに忘れたシーツ回収。今回は30Lザックにテント装備一式詰め込み11キロ。ミッション達成の為、軽量化。
本当は蓬ヒュッテのテン泊と谷川岳への馬蹄形半周縦走を楽しみたいだけなんですが。
( ´艸`)
金曜日の夜出発。深夜1時過ぎに土合駅に到着。前回より車が多く、外でテントを張って宴会中のグループまでいたのでトイレを借りてそそくさと白毛門駐車場で車中泊。翌朝、早出してきた車の音で目が覚める。朝の日の出も遅くなり、薄暗い中土合橋へ。湯檜曽川に沿った道を歩く。土石流の残骸を載せた橋を渡る。ほぼ平坦な道。途中、東屋で携帯トイレ使用。
環境保護の為、垂れ流しはしません!
だんだんと道が狭くなり、勾配も出て国道とは思えない野趣溢れる登山道になる。渡渉数回。
前日迄の雨の影響で中には靴を脱ぐほどの水量がある場所2箇所。靴を履いては足を拭いて靴を履きなおす。最後の渡渉を終えたところで、後方からクマよけ鈴を鳴らした人が対岸に。結局、追い越されることはなかったけど、鈴煩い。
問題は白樺尾根から清水峠への道。山肌の沢の途中、崩落した箇所数か所。危険個所にはお助けトラロープあり。山と高原地図にはもちろん記載無。鉄砲尾根までは気が抜けない感じ。また、蛇も多いのがこのエリア。前回も雨のせいか多かった!シマヘビと思しきカウント回数4匹。向こうが慌てて草の茂みに隠れてくれる。1匹、茂みの穴に潜ってからこちらをじっとガン見するのがいましたけど、手出ししなければ問題は起きません。
鉄砲尾根の鉄塔で進路に悩む。直進してしまったが、送電線巡視路だったらしい。
左手に清水峠の小屋が見えたので元の道に戻って軌道修正。2万5千分の1地図で確認したらこちらが正解!天気は上々。日差しが強い。コース途中は沢が多いので水場には困らない。

清水峠に到着、朝日岳方面へ進み白崩避難小屋へ。小屋の中に残置していないか探索。ゴミ袋も見たが、食べ捨てのカップ麺と誰かのスキンズが2Fのハンガーに吊るされたまま。
後日、管理しているJRに問合せするも「最近登っていないし、忘れ物にはないですね」と丁寧なご回答。誰か使っていらっしゃるようですね。バイバイ、初代君!($・・)/~~~

馬蹄形縦走しているらしい人が外で食事中。朝出した人達のオアシス「白崩避難小屋」。前回は風雨の中、心細い山行でした。今回は快晴の中、一度通った道なので迷いはない。前日の寝不足なのかスピードは出ないけど。七ツ小屋山までの道のりは結構しんどい。先ほど辿った道の上部を逆走しているわけだが、意外に距離がある。大源太山が見え隠れ。今日は視界がいいので最高!忘れ物その①は解消。やっぱり、青空が似合う七ツ小屋山。
12時40分頃に蓬ヒュッテ到着。高波さんお昼時の食事中にすみません。
私のことは覚えてくれていた様子。「忘れ物探しにわざわざ?」と驚かれていましたが。
忘れ物はありました!高波さん、濡れていたシーツを干してくれていました。ケースが見つからないと丁寧に探してくださいましたが、いいの、いいの。これ、意外に高価だったので
買い直しをためらっていたのです。「小屋では忘れ物をまたしそう。疲れているので今日はテン泊させて下さい」とお伝えし、一番乗りでテン場へ。設営し、端によけてあった石2つをどけたら誰かさんの排泄物隠し用でした。水を汲みついでに小屋へ水を歩荷。心ない行為を高波さんにお伝えしましたが、落とし主の貴方!野糞はやめて500円払って気持ちよい小屋のトイレを使って欲しい。私は幕営代代わりにビール2缶購入とトイレ2回借りました。営業小屋の有難さを皆に考えて欲しい。

おそ昼飯メスティンでパスタ。それにホテイの焼き鳥塩味ときゅうりをあえたもの。なかなかいける。夕食はパスタのゆで汁でお米をたく。次に、味付けジンギスカン。他にサラダ1品。馬蹄形縦走と思しき2人組のおじさんが16時過ぎに「こんにちは」といらっしゃる。会話から相当お疲れのご様子。(ですよね~と心の中で合図地)だんだんとガスって気温も低下したのもあり、早々に夕食の為テントに籠る。どうやらもう一人テントの方がいるようだけど。私は疲労で18時前に就寝。風の音で21時頃に目が覚めるも、まだ眠れる。朝、2人組の動作から発するガサガサ音と会話で起床。4時過ぎ。11時間は寝た!出立にはいい時間です。夕べのごはんにレトルトチゲスープで朝食。テント撤収、外はガスガスでフライはびしょびしょ。小屋でWC。高波さんにお別れの挨拶ができなかった。残念。また来ま~す!
行先を念入りに確認、丁度2人組も出発のご様子。ガスで視界のない中、武能岳に。
武能から茂倉までの道は濡れた岩場もあり、下りは気を遣う。途中、年配のおばちゃんパーティーとすれ違う。どこに泊まって何時に出てきたのだろう?茂倉岳は大きい。ずっと登りが続く。このあたりで何人かとすれ違う。ほぼノンストップで谷川に到着。ガスっているので山頂はスルー。避難小屋の横で食事。止まっていると体温が風に奪われ、寒い!食べて体温を上げねば!残り飯に缶詰ガパオと目玉焼きを載せる。1,5合を3回で完食。ナイス!d(≧▽≦)ツアー初心者と思しき団体がトイレ休憩。やたらと肩の小屋の鐘を鳴らす。私は45分滞在。がっつり食べてトイレ借りて下山開始。天神尾根はこんなだっけ?6月にも下山ルートで使ったのに。意外と厳しかった。12時過ぎに下山し、麓のRW駅でソフトクリームを食べる。甘いものは美味しい!

こうして私の忘れ物回収旅は幕を終えた。実は既に同じ色のテルモスを買い替え済。それでも探しに来たのは愛着があったから。ぶつけてへこんだボコボコやマナスル山荘のステッカーもとても似合っていた君。拾い主の誰かに大事に使ってもらっていることを切に願う。
谷川は素晴らしい山。まだまだ行ってみたいところがあります。
余談ですが、好日山荘のGOODDAYRESERCHという季刊誌に今回、同じコースの逆路でコラムが記載されていました。


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装備・携行品

アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー
非常食 行動食 テーピングテープ ストーブ 燃料 カップ
クッカー カトラリー

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登った山

茂倉岳

茂倉岳

1,978m

一ノ倉岳

一ノ倉岳

1,974m

谷川岳

谷川岳

1,977m

七ツ小屋山

七ツ小屋山

1,645m

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