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鹿倉山から丹波山村、のめこい湯へ

大寺山、鹿倉山、大丹波峠( 関東)

パーティ: 1人 (ガバオ さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

その他: ホリデー快速奥多摩1号で奥多摩駅着、鴨沢西行きの臨時増便で、小河内神社バス停下車。
(鹿倉山登山口の最寄りは深山橋バス停)

この登山記録の行程

小河内神社バス停(9:00発)-小河内神社参拝(片道10分、計30分)-小河内バス停発(9:30発)
-(途中、箭弓神社参拝)-深山橋北詰(10:05)-深山橋南詰登山口(10:10発)-大寺山仏舎利塔(11:05着/11:20発)-大マトイ山(1178m)(12:07)-鹿倉山山頂(12:40着/12:50発)-大丹波峠(13:25)-マリコ橋(13:46)-(丹波山村で大六天神社、川上神社を参拝)-のめこい湯(14:30)

コース

総距離
約15.0km
累積標高差
上り約1,208m
下り約1,104m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

のめこいの湯を目指して鹿倉山から丹波山村に向かいました。大寺山の仏舎利塔はさておき、巨大な
きのこや伐採地の白樺、奥多摩湖越しの御前山の姿が目を楽しませてくれました。
初めてののめこいの湯はゆったりリラックスできて、すっかりファンになってしまいました。


初めての丹波山行きにどのルートを通るか悩んだ末、やはりオーソドックスに鹿倉山から入ることにし、少し物足りない分、手前の小河内神社のお参りからスタートすることにしました。

小河内神社バス停で下車し、湖畔に突き出た岬の先端にある小河内神社に向かいます。
バス停の下は麦山の浮橋ですが、今年は水面低下の為に取り外されており、ひっそりとしています。 

ツクツクボウシが未だ鳴いていますが、例祭を控えて立てられた神社の幟旗が、奥多摩の澄みきった
空にたなびく様子に秋の気配が漂っています。

川野集落にある箭弓(やきゅう)神社では、地元の方々が掃除をしておられたので尋ねてみると、
折しも明日が例祭で、獅子舞を奉納するための準備とのこと。ここにも秋の足音が感じられました。

ちなみに奥多摩湖畔の青梅街道には歩道が無く、法面際を遠慮しながら歩かねばならないので、あまり
お勧めはできません。

深山橋を渡って直ぐの蕎麦屋さんの手前から登山道に入ると、仏舎利塔のある大寺山までの最初の一本
は、結構しっかりした登りが続きます。

ガイドブックで見慣れたはずの巨大な仏舎利塔を実際に目にすると、やはり異様で場違いに見えますが、
広く切り開かれた草地は心地よく、奥多摩湖越しに美しい御前山の姿を堪能することができます。
真っ白な仏舎利塔の上の空には、たくさんのツバメが飛び交っていました。

大寺山から先の尾根道は山梨県で、鹿倉山の手前で尾根に沿って伸びる林道と合流します。
林道と付かず離れずしながらゆるゆると登って行くと、見事な枝ぶりの赤松の大木と、数本の白樺が
切り残された伐採地が広がっていて、地味なルートの中での数少ない見どころとなっていました。

鹿倉山は、その山名にやや名前負けした感のある小振りな山頂で、眺望はありません。
再び林道と山道を交えながら大丹波峠を走り抜け、そのままマリコ橋まで一気に駆け下りました。

丹波山村に入ると、集落の道沿いにフェンスが続いているので、ちょっとした違和感を覚えます。
よくよく見れば、全ての農作地が延々と高圧線のフェンスに囲われた造りとなっており、彼の地の獣害
の深刻さを推し量ることが出来ます。

集落を散策しつつ、大六天神社と川上神社にお参りを済ませた後は、のめこいの湯に初ドボーン。
奥多摩には珍しい単純硫黄泉で、「のめっこい」は丹波山の方言でつるつる、すべすべの意味だそうです。

内湯も露天もサウナもゆったりしていて、すっかりリラックス。
湯上りセットに頼んだ刺身コンニャクも冷奴もVery good!
日本酒は七賢の純米生を美味しく頂いて、今週もきっちり締りました~。

本日の総歩数32,514歩、歩行距離22.4km、消費カロリー1,217kcal、脂肪燃焼量86g也。
のめこい湯のファンになってしまいました。この次は紅葉の大菩薩峠から乗り込もうと思います~。

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フォトギャラリー:43枚

臨時増便のバスで小河内神社に向かいます。

麦山の浮橋は取り外されています。

澄んだ空にたなびく小河内神社の幟旗

小河内神社の鳥居。階段の上に本殿があります。

ダムに沈んだ多くの神社の祭神を勧請している小河内神社。

狛犬は、今上天皇即位大典の際に奉納されたものだそうです。

青梅街道からこれから登る鹿倉山を望みます。

途中、箭弓神社にお参り。地元の方々がお祭りの準備をされていました。

鹿倉山に向かって深山橋を渡ります。

橋の歩道にはカタクリのレリーフが。

橋を渡って直ぐ、蕎麦屋の脇から登山道に入ります。

巨大きのこに、思わずパチリ。

大寺山に向かう尾根。

やはり違和感を感じてしまいます・・・。

大寺山からの眺め。

御前山はどこから見ても美しいと思います。

このきのこもでかい・・・

鹿倉山に向かう途中。1178mのピーク。

尾根沿いの林道に合流します。

尾根の伐採地に切り残された立派な赤松の大木。

白樺も切り残されていました。

あっけなく鹿倉山山頂に到着

これも大きい・・・

大丹波峠への道。

大丹波峠。

峠の先に、新しい林道を作っているようです。

峠から沢筋を通って丹波山へ向かいます。

村の入り口のマリコ橋に到着

村には縄文時代の住居の遺跡が保存されていました。

高圧線のフェンスが延々と続いています。

西の鎮守、大六天神社にお参り。

お城が村を見下ろしています。

東の鎮守、川上神社にもお参り。

丹波川の流れ。

集落の街路灯の上には、地元のゆるキャラ、タバスキーが。

のめこいの湯に到着。

湯上りセットのおつまみはどれも美味しかった~

吊り橋を渡ってバス停へ。18:20の最終バスに乗る頃には夕闇に包まれていました。

夜の奥多摩駅。二階に新しいレストランがオープンにて賑やかに。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 グローブ 地図 コンパス 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 GPS機器

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登った山

鹿倉山

鹿倉山

1,288m

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最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
5時間10分
難易度
コース定数
23
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