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栗駒山・秣岳(須川)2012

栗駒山( 東北)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

須川温泉登山口(6:42)・・ゼッタ沢分岐点(7:04)・・笊森分岐点(8:17)【休5分】・・笊森避難小屋(8:30)【休10分】・・栗駒山山頂(9:38)・・【休10分】・・・・【休10分】・・秣岳山頂(12:14)【休10分】・・須川温泉登山口(14:00)

コース

総距離
約17.9km
累積標高差
上り約1,062m
下り約1,062m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 栗駒山の紅葉は日本一だという。気温の高低差が大きいために色づきが鮮やかで、赤、黃、緑のバランスがよいのがその理由だという。10月の第一週、東北自動車道を一関に向かい、そこから西進して須川温泉を目指した。
 6時過ぎに須川温泉に着くと、大きな駐車場はほぼ満車状態である。栗駒山の人気が高いことが分かる。聞くところによれば、午前10時過ぎには一関からの一般道は大渋滞になるらしい。午後2時過ぎには下山しないと、帰りは渋滞に巻き込まれそうだ。
 6時42分に須川温泉の登山口を出発する。足湯の脇を過ぎ、お湯が大量に流れていく沢を見て、岩の道に入る。少し小高い場所に出て振り返ると、須川温泉の建物と、その左手に鳥海山が小さく見える。石畳の登山道の脇に水蒸気が出ている。低木帯に入ると小さな小屋がある。その先に名残ケ原という湿原が大きく見えてきた。
 名残ケ原の木道に入ると、正面には栗駒山の姿がくっきりと見える。朝日が紅葉を照らし、よい眺めだ。ここを進んで登山道に入り、しばらく登ってゼッタ沢渡渉点に着く。ここをまっすぐ進むと昭和湖に至るが、今日はゼッタ沢に下りて渡渉し、いったん登って栗駒山を巻くように登る。
 右手に栗駒山を時々眺めながら1時間15分近く歩いて池塘を見ると、ここが笊森への分岐点になっている。栗駒山山頂へは向かわず、寄り道して笊森小屋に立ち寄る。小屋への道は開放的で眺めがよく、目の前には栗駒山が大きくそびえている。
 小屋は新しく、気持ちが良い。荷物をおろしてくつろぐ。10分ほど休んで、8時40分にいま来た道を引き返して笊森分岐点に戻り、そこから栗駒山山頂を目指す。少しずつ高度を上げながら、何度か振り返ると、栗駒山の山肌が紅葉に染まっているのが見える。遠くには焼石連峰が横たわっている。
 9時38分。栗駒山山頂に着く。おおぜいの人が休んでいる。周囲の景色を見回し、秣岳方面へ下っていく。この斜面の色づきは素晴らしい。三脚を立てて写真を撮っている人もいる。眼下には昭和湖と須川温泉の建物、左手には秣岳に続く尾根道が見える。その先には神室連峰の峰々、さらに先には鳥海山が見える。絶景である。
 登ってくるたくさんの登山者をすれ違いながら鞍部に下り、昭和湖へは下らずに秣岳に続く尾根道に入る。切り立った崖から湿原を見下ろしながら進み、大きな山腹をゆったりと下ると、目の前に草紅葉の湿原が現れる。今まで見てきた紅葉とはまったく違う景色に驚く。木道を歩き、針葉樹林の小規模な林を過ぎて坂を登ると、そこが秣岳山頂である。
 12時24分。須川湖を見ながら下っていく。低木の下りは急で、近くに神室連峰が見える。ザレ場を過ぎ、ブナの林に入ると出口は近い。突然、一般道に飛び出る。見上げると秣岳の端正な三角形が見える。須川温泉までは、しばらくの間、一般道を歩く。途中に須川湖や湿原を見るが、車道歩きはなかなか退屈だ。須川温泉には14時に着いた。

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装備・携行品

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登った山

栗駒山

栗駒山

1,626m

秣岳

秣岳

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