行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
刈田峠(7:00)・・金吹沢渡渉点(7:56)【休5分】・・股窪(8:43)【休10分】・・ろうずめ平(9:18)・・後烏帽子岳山頂(9:59)【休20分】・・屏風岳山頂(11:37)【休5分】・・南屏風岳山頂(12:30)【昼食20分】・・芝草平(13:44)【休10分】・・杉ヶ峰(14:09)・・刈田峠(15:00)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
宮城県内の紅葉の名所は、栗駒山や鳴子峡などいくつかあるが、蔵王連峰のろうずめ平も素晴らしいと聞いた。ろうずめ平は、後烏帽子岳と屏風岳に挟まれた鞍部である。
刈田峠に車を止める。駐車場所は少なく、路肩の空いた場所を探した。7時ちょうどに出発する。杉ヶ峰を見ながら下っていく。途中に湿原があり、さらに下ると沢に突き当たった。沢沿いに下り、金吹沢渡渉点に至る。ここで5分ほど休憩を取った。
ここからは山腹を巻くような道となる。眺望はほとんどない。40分ほどで股窪に着く。ここは下ればゲレンデ、右手に進めば後烏帽子岳という分岐点のようだ。小さいが池塘もあり、周囲の木々も色づき始めている。
股窪からは登りとなる。ブナやオオシラビソの林を過ぎると右手が開け、山小屋が見える。その向こうには稜線が続き、この辺りは紅葉の盛りである。さらに登ると、今度は左手に後烏帽子岳が姿を現す。登山道の傾斜が緩やかになってくると、そこがろうずめ平らである。紅葉は始まっているものの、色づきは思ったほどではない。
ろうずめ平からは左に進んで後烏帽子岳を目指す。ダケカンバの大木の間を抜けると、また登りが始まる。斜面をジグザグに登っていく。右手に屏風岳が迫力のある姿で大きくなる。
後烏帽子岳山頂には9時59分に着く。ここからの眺望はとてもよい。不忘山から屏風岳への稜線の連なりが素晴らしい。山ひだの部分には紅葉はなく、色合いには乏しいが、鞍部の紅葉は見事である。しばらく休んでいると、ゲレンデから登山者が登ってきた。
後烏帽子岳からはいったんろうずめ平らに下りて、そこから屏風岳に登り返す。この登りがかなりきつい。登りきると、そこは芝草平の上部でオオシラビソの林が右手に広がっている。ここからの景色は広がりがあって見飽きない。
屏風岳山頂からさらに進んで、南屏風岳を目指す。切り立った左手を見下ろすと、水引入道から馬ノ神岳が見える。ここの紅葉は一足早く、もう終盤近くに差しかかっている。なだらかな稜線をゆったりと歩いて、南屏風岳には12時過ぎに着く。さらに進んで不忘山が見える地点に着き、ここから南屏風岳に引き返して昼食を摂った。
南屏風岳からは、屏風岳へ引き返し、芝草平を通って杉ヶ峰へ至る。芝草平の草紅葉に期待していたが、思ったほどではなかった。杉ヶ峰は14時9分に通り過ぎ、正面に刈田岳を見ながら、15時に刈田峠に戻った。
みんなのコメント