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倉掛尾根から三頭山、数馬の足王さまにギョッ!

倉掛尾根、風張峠、三頭山( 関東)

パーティ: 1人 (ガバオ さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他: 武蔵五日市から7:39発藤倉行きバスで、終点藤倉バス停(8:25着)まで。

この登山記録の行程

藤倉バス停出発(8:35)-(春日神社参拝)-落合橋から倉掛尾根に入る(9:12)-ヘリポート(10:00)
-倉掛山山頂(10:40着/10:55発)-風張峠(11:15)-鞘口峠(11:58)-三頭山東峰(12:45)-
三頭山西峰(12:55着/13:05発)-ムシカリ峠-三頭の大滝(13:40)-森林館(13:55着/14:05発)
-周遊道から山道へ(14:15)-九頭龍神社-数馬の湯(15:00)

コース

総距離
約15.5km
累積標高差
上り約1,527m
下り約1,371m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

北秋川源流の倉掛尾根からは御前山の山容を贅沢に堪能できました。都民の森と数馬を結ぶ沢沿いの道は、踏み跡が薄く油断禁物です。数馬の旧道に佇む「足王さま」のインパクトは強烈でした。

≫ 北秋川の最奥部、藤倉を起点に、倉掛尾根から風張峠を経由して三頭山を目指しました。
武蔵五日市から小一時間、終点の藤倉バス停に降り立ったのは私一人で、おのずと秘境感が高まります。
ちなみに藤倉という呼び名は、この山あいにある藤原と倉掛という2つの集落の名に由来しています。

少し寄り道となりますが、先ずは陣馬尾根に向かう車道を登って春日神社に入山のお参りをします。
杉の巨樹や天狗の面、社殿に佇む狛犬などに古社の雰囲気が漂い、朝から得した気分になります。
神社脇から北に、重要文化財の小林家住宅へ向かう道がありますが、南に下りて倉掛尾根を目指します。

林道が二股に分かれる落合橋の袂から山道に取付き、倉掛集落まで九十九折りの山道を登ります。
昭文社地図では破線ルートとなっていて登山者向けの道標等はありませんが、危険な個所はありません。
地元の方々が登山道として整備を進めているのでしょうか、山道沿いに鹿除けの金網に守られたモミジ
の苗木が沢山植えられていました。

途中、廃民家や左右への巻道を過ごしながら尾根線に沿って登っていくと倉掛の集落に着きます。
藤原から林道が通っているとはいえ、これだけ奥深い尾根上に集落があることに驚かされます。
広々とした草原の様なヘリポートからは、御前山の山容を間近に堪能することが出来ました。

集落から一般車両通行止めの風張林道を進み、途中踏み跡を辿って倉掛山(1,078m)に立寄ります。
ピークは雑木に囲まれて展望は利きませんが、その先で再び林道に出ると、南面に皆採地が広がり、
笹尾根、浅間尾根から大岳山まで、ぐるりと素晴らしい展望を楽しむことが出来ました。

下草のブッシュと、顔に引っ掛かる蜘蛛の巣が鬱陶しくて、その先の風張峠までは林道を歩いて
しまいましたが、倉掛尾根は独特の雰囲気があって、なかなかのお勧めルートだと思います。

三頭山周辺は立派な巨樹が多く、初めて立ち寄った三頭の滝と共に目を楽しませてくれました。

都民の森の駐車場から車道をUの字に下った所から、三頭沢に沿って数馬に抜ける道がありますが、
トレースが秋草に覆われ、想定外に荒れていました。 所どころに「数馬バス停方面」を指す道標が
ありますので道に迷う心配はないと思いますが、遅い時間帯や悪天候時には注意が必要でしょう。

再び車道に合流し、兜家旅館や三頭山荘が立ち並ぶ数馬の旧道を歩いてみましたが、街道沿いに佇む
「足王さま」には思わずギョットしました。

九頭竜神社では大勢の氏子の方々が例祭の準備をしていて境内に入れなかったのが残念ですが・・・、
久しぶりの数馬の湯と湯上りセットで、今週もしっかり締まりました~。

本日の総歩数34,302歩、歩行距離22.9km、消費カロリー1,328kcal、脂肪燃焼量94g也。

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フォトギャラリー:50枚

武蔵五日市から一路、藤倉へ向かいます。

終点の藤倉バス停。北秋川の最奥地です。

昭和レトロな藤倉周辺の案内板

陣馬尾根に向かう途中に春日神社があります。

拝殿には天狗の面が・・・。

境内には、村内第二位の杉の大木がありますが、通称は小杉と言うらしいです。

社殿内には中世式の狛犬が。

神社脇から重文の小林家住宅への道が伸びています。

落合橋を渡って、倉掛尾根に取付きます。

尾根の途中にある廃民家。

鹿ネットに守られたカエデの若木が沢山植えられています。

倉掛集落のヘリポートに飛び出しました。

御前山の山容が秋空に映えます。

消防団の青年隊が訓練中でした。

きのこセンター

集落のどこからでも、こんな景色が堪能できます。

集落から暫く、風張林道を進みます。

倉掛山の山頂。

浅間尾根の向こうに生藤山まで見渡せます。

奥多摩周遊道路から風張峠へ。

鞘口峠を経て三頭山へ向かいます。

三頭山の東峰

東峰にある展望デッキから東方の展望。

三頭山西峰。

ムシカリ峠から三頭の滝方面に下ります。

シオジの巨木

カツラの巨木

三頭の滝の前に掛かる滝見橋。

三頭の滝の雄姿。

遊歩道には新しい檜のチップ材が敷き詰められていました。

森林館をざっと見学

都民の森の駐車場は賑わっていました。

三頭沢に沿って数馬まで、再び山道に入ります。

想定以上に踏み跡が薄くなっています。

再び数馬の旧道へ。

足王さま。「足が軽くなる~」と

九頭竜の滝は次回にとっておきます。

九頭竜神社は氏子さん達が祭りの準備の真最中。
お邪魔になるので、参拝は控えました。

数馬バス停近く。たから荘。

無事、数馬温泉に到着。

今週も、きっちり締りました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 グローブ 地図 コンパス 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 GPS機器

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登った山

三頭山

三頭山

1,531m

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