行程・コース
天候
初日:晴れ、2日目:雨、3日目:雨。
利用した登山口
登山口へのアクセス
バス
その他:
東京朝発のスーパーあずさで松本。松本BTから上高地行き直通バス。
バスは美ヶ原から来るため早めに並んでいないと乗れない可能性あり(実際乗れずに電車で新島々まで行くよう言われていた方がいました)。
この登山記録の行程
【1日目】
上高地バスターミナル(12:35)・・・河童橋・・・明神・・・徳沢[休憩 10分](13:45)・・・横尾(14:40)
【2日目】
横尾(05:35)・・・一ノ俣[休憩 10分](06:15)・・・槍沢ロッヂ[休憩 10分](07:00)・・・ババ平[休憩 20分](07:40)・・・水俣乗越分岐[休憩 10分](08:35)・・・天狗原分岐[休憩 10分](09:50)・・・天狗原[休憩 10分](10:50)・・・天狗原分岐・・・水俣乗越分岐・・・ババ平・・・槍沢ロッヂ[休憩 30分](13:00)・・・一ノ俣・・・横尾(15:05)
【3日目】
横尾(07:00)・・・徳沢[休憩 10分](07:45)・・・明神[休憩 10分](08:35)・・・河童橋(09:15)
※ コースタイム地図で作成したため休憩時間など若干不正確な部分もあります。
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
日程の都合で30日の午後早い時間に上高地に戻りたい、という制約のなか、天気予報やGPVの予測で28日の午前中までが正味の行動日。29日の荒天は予想できたので28日に南岳まで行けるかどうか、という状況で、天狗池の紅葉が見たくて出発。
初日は横尾まで。本など読んでゆっくり午後を過ごす。
2日目。夜半に雨がぱらついたりしたが未明には星空だったので出発したものの、一の俣で雨具を出す。馬場平でテレビクルーに遭遇。出発するところだったので敢えて休憩(結果的に追い抜くことになるのだが...)。「曇天のときの立つ霧は雨」のとおり、登るにつれて雨が強くなってゆく。そのせいか、日頃の不摂生のせいか、全くコンディションが上がらずペースダウン。中々な紅葉を愛でつつ11時前に天狗池に着くものの風が出てきたため、今の状態なら南岳に上がるより徒渉しながら槍沢に下りる方が安全と判断して撤収(翌日も荒天で行動できない可能性もあるし、徒渉できないときは殺生まで上がればいいや)。
3日目。未明にテントが大きくしなる程の風が吹く。雨も強い。稜線はもっとだったろう。朝、雨のなかゆっくり出発。アルペンホテルで風呂をかりてビールを呑んで帰京。
コンデジに浸水したのが痛かったが、買い替えの良い機会と割り切ることにする。写真はまた来年以降撮りに行こう。
※天狗原分岐から天狗池は、ガラ場のトラバースと小尾根の乗越しを繰り返すルート。一般ルートだが槍沢コースなどとは比べ物にならないくらいトレースは薄く、ガラ場では浮いている石もある。慣れた目なら雨でもトレースは見えるが、ペイントの距離も離れているため、視界が悪いとトレースのしっかりしたコースしか歩いたことのない人には、コンパスと地図で確認しながらでないと辛いかもしれない。リッジの乗越し部分は紅葉した背丈ほどのナナカマドのなかをゆく楽しいルートだが、狭いので、これも視界が悪いと経験が少ないひとには入口が解りにくいかもしれない。
※雨天の槍沢は左岸から入る沢がことごとく増水し徒渉を強いられる。今回、数時間の降雨でふくらはぎ程度の徒渉が3か所。基本的に「道」の部分が踏まれているのでそれに沿ってゆくが、うち1か所は流れの底が全く見えず基本的な徒渉技術がないと危険。大きな岩がゴロゴロ言っているので、上にも注意しながらルートを決めて速やかに渡る。槍沢ロッジで聞いたが、ロープを出している人もいたという。降り方や降り出しからの時間によって変わるが、一般には雨天の行動はすべきではない。槍沢ロッジから下は問題ない。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | ナイフ | 修理用具 | ホイッスル | 医療品 |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | ストーブ | 燃料 | ライター |
カップ | クッカー | カトラリー | |||
【その他】 シュラフがスリーシーズンなので南岳でのテント泊用としてテントシューズ。降雪時の下山を想定してハンガロン手袋(未だに使えてます)。 |
みんなのコメント