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行程・コース

天候

曇り時々晴れ

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

リフト下駅(9:10)・・【リフト】・・リフト上駅(9:28)・・姥ヶ岳(9:59)・・牛首(11:09)【休10分】・・山頂(12:07)【昼食20分】・・牛首(13:38)【休10分】・・リフト下駅(15:11)

コース

総距離
約7.8km
累積標高差
上り約614m
下り約938m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 山歩きを始めたのが2006年8月で、主に県内の山を歩いた。翌年には近県の山にも足を伸ばすようになったが、低山が中心だった。県外の大きな山に始めて登ったのは2008年で、それが月山である。山形自動車道の月山インターから右手の奥に大きな山塊が見え、それが月山だと知る。月山湖を渡ってインターを下り、志津温泉を通って姥沢の広い駐車場に着く。協力金の500円を払って、リフト駅に向かった。

 リフトに乗るのは久しぶりである。スキー以外で乗ったのは初めてかもしれない。リフト下駅からリフトに乗り、ニッコウキスゲの花を下に見ながらリフト上駅に着く。所要時間は18分。周囲に広がる雄大な山岳風景を眺めながらの18分は爽快である。
 リフト上駅を下りるとガスの向こうに大きな雪渓が見える。アイゼンを持っていないので、そのまま雪渓に足を踏み入れた。雪渓はとても大きく、競技スキーの練習をしている人が大勢いる。中学・高校のスキー部のようだ。そういえばここは夏スキーのメッカである。
 先行する登山者の後を付いて雪渓を登る。ガスが晴れて、稜線が見えてきた。大きな山体である。石畳の登山道を登りきると、そこが姥ヶ岳山頂である。時刻は9時59分。リフト上駅からは30分である。山頂部は広く、木道が設置されていて、ぐるり一周することができる。チングルマなど、たくさんの花が咲いていて、目を楽しませてくれた。姥ヶ岳の山標に鳥が止まっていて、あとでホシガラスだと知った。
 姥ヶ岳からは稜線上をゆっくりと牛首に向かう。木道から土の道になり、ガスの中を雪渓を過ぎて石畳が出てくると、そこが牛首である。ここは山頂へ向かう道とリフト下駅へ下りる道の分岐点になっているようだ。ここで10分ほど休んだ。
 ここからは急な登りとなる。一番の難所である。つづら折りの道はよく整備されているが、たくさんの人で渋滞が発生している。ここを登りきると、なだらかな台地状の山頂部に出る。大きな池塘があって、その周囲にも花がさいている。月山は花の山である。登山道の脇にクロユリを見つけた。思ったりも厚みのある花びらで、美しいというよりも存在感があると表現した方が適切のようだ。
 山頂には月山神社があるが、三角点はその先にあると聞いていたので、神社を周回して三角点に向かう。神社の裏手の小高い丘に三角点はあった。ここで休み、昼食を摂った。雲が多く、遠くの山はよく見えない。
 12時半ごろに下山を開始する。牛首からは雪渓を行く。傾斜はそれほどきつくないので、どんどん下りて行くと木道が見えてくる。木道は二手に分かれ、上ると姥ヶ岳、下るとリフト下駅に行く。下って行くと雪解け水の豊かな流れに出会い、周辺にはミヤマダイコンソウなどの黄色い花がたくさん咲いている。
 その先には傾斜のある雪渓があった。滑落したら大けがをするだろう。ここを慎重に横切り、少し歩くとリフト下駅が見えてきた。

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