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三頭沢の滝巡り、菅平の滝は掘り出し物

笛吹峠、槇寄山、三頭沢( 関東)

パーティ: 1人 (ガバオ さん )

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行程・コース

天候

雨のち曇り

登山口へのアクセス

バス
その他: JRホリデー快速 あきかわ1号、武蔵五日市 7:55 着
9:00発 数馬行各停バス利用(西川橋バス停で下車し、笛吹まで桧原街道を歩く)

この登山記録の行程

武蔵五日市駅出発(8:10)-(粟島神社、五霊神社参拝)-戸倉バス停(9:00)-(数馬行バス9:07
乗車-9:43西川橋下車)-笛吹入口バス停(9:55)-(この間25分ほどのロスタイム)-笛吹山神社発
(10:40)尾根道入口(10:50)-尾根上の皆伐地(11:10着/11:20発)-丸山分岐(11:36)-笛吹峠(11:55)
-数馬(上平)峠(12:22着/12:35発)-槇寄山(1188.2m、13:05)-大沢山・大滝分岐(13:50)-
三頭大滝(14:18)-周遊道から三頭沢沿い登山道へ(14:35)-旧周遊道ゲート(15:03)-(夢の滝、九頭龍滝、九頭龍神社に立寄り)-数馬温泉センター(15:40)

コース

総距離
約16.2km
累積標高差
上り約1,345m
下り約1,205m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

笛吹峠から笹尾根を歩いて、下りに三頭沢の滝を巡って来ました。夢の滝の上流にある「菅平の滝」は
周辺が未整備で探すのにも苦労しましたが、見事な二段の大滑滝で、掘出し物を発見した気分です。

≫生憎の空模様なので、山の眺望には期待せず、地味に笹尾根を歩くことにして、前回見過ごした三頭
沢沿いの滝を巡ってみることにしました。

「うずしき」と読ませる由来が気になる笛吹の集落は、檜原街道の笛吹入口バス停から舗装道を登った
先の、明るく開けた谷筋に広がっています。道祖神やお地蔵さんが並んで出迎えてくれます。
途中に「不動滝」の案内板があったので立ち寄ってみましたが、沢に下りる道は結構荒れています。

笛吹神社に入山の参拝を済ませ、集落を抜けて尾根に取付きます。
ガスに包まれた幻想的な山腹を抜けると、尾根筋に防火帯と思われる皆伐地が広がっています。

晴れていればさぞかし気持ちの良い場所だと思いますが、途中から踏み跡が怪しくなり、棘のある、
膝の高さ程の雑草が我がもの顔に繁殖しているので、半ズボンやタイツでは痛い目に遭います。

笛吹峠から槇寄山までは、高低差をほとんど感じない静かな笹尾根を、ピッチを上げて進みます。

折しもこの日は、有名な山岳耐久レース(ハセツネカップ)の初日だったので、所どころにコース標識
が立てられ、危険個所にLEDの点滅ランプを取り付けている大会運営の方とすれ違ったりしました。

それにしても、五日市からスタートして檜原村をほぼ一周、71.5kmもの山中を、半日も掛けずに走り
通すとは・・・脱帽です。(ちなみに普通の登山ペースであれば、5日半のコースに相当するそうです。)

槇寄山から大沢山へは、緩やかな登りが続きます。
途中何カ所か、南の展望が開ける場所がありますが、想定通り、真っ白で何も見えません。

大沢山ピーク手前の分岐から「石山の路」と名付けられた道を駆け下り、三頭大滝へ向かいます。
三頭大滝は落差35mとのことですが、滝見橋から見ると、それ以上あるように感じられます。

大滝を後にし、遊歩道の東屋の脇から谷筋を下って周遊道路までショーットカットし、その先で再び
三頭沢沿いの登山道に踏み込みます。

かつては数馬から三頭山を目指す登山者で賑わったであろうこの沢筋の路は、今や踏み跡も薄く、秋草
が生い茂っていますが、檜原村観光協会の滝巡りガイドによると、未だあまり知られていない「菅平
(すがでいろ)の滝」と呼ばれる滝があるとのこと。前回歩いた時は、気付かずに通り越してしまって
いるので、今回は慎重に沢を覗きながら歩いていると、藪越しに、それと思しき滑滝が姿を現しました。

滝の脇まで下りることが出来ますが、周辺は全く整備されておらず足場も何もありません。 
ジャバジャバと右岸に渡ると、一段目の滑滝まで良い角度で観賞出来、まるで掘り出し物を探し当て
た様な、得した気分になりました。

三頭沢はこの前後にも何本かの無名の滝を見ることが出来ますが、一方で護岸の石積や堰堤など、人工
の手もかなり加わっているのがやや残念です。

その後は、定番の「夢の滝」「九頭龍の滝」に立ち寄り、九頭龍神社に下山のお参りを済ませると、
ようやく数馬の湯へドボーン。 地ビールと刺身コンニャクで、今週もしっかり締まりました~。

本日の総歩数35,959歩、歩行距離24.61km、消費カロリー1,497kcal、脂肪燃焼量106g也。

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フォトギャラリー:43枚

雨模様で、ハセツネカップの選手以外のハイカーはまばらでした。

朝の一時間は、先週行けなかった神社巡りの続きをしました。朝もやの秋川と城山です。

数馬行きのバスで西川橋で下車、笛吹入り口まで歩きました。

檜原街道から笛吹集落に向かいます。

沢山の道祖神とお地蔵様が並んで出向かえてくれます。

集落の手前の不動滝に立ち寄りました。

開けた谷間に広がる笛吹集落

笛吹神社に入山のお参り。

笛吹峠を目指します。

幻想的な山腹の路

尾根筋の皆伐地にでますが、生憎展望は利きません。

晴れていれば気持ちよさそうですが・・・

棘のある下草が大繁殖しています。

丸山への分岐。笛吹峠を目指します。

晴れていれば、大岳山や御前山が見えるのだと思います。

笛吹峠で笹尾根に合流しました。

数馬(上平)峠にて一服。晴れていれば富士山が見えます。

耐久レース用に、LEDの点滅ランプがセットされていました。

槇寄山山頂

大沢山の手前から三頭大滝に向かいます。

三頭大滝

ウッドチップが敷き詰められた遊歩道。

途中の東屋の脇からショートカット。

都民の森の駐車場の下に出ます。

再び、この谷に踏み込みます。

菅平の滝を発見。

綺麗な二段の滑滝です。

周辺では、他にも小さな滝が見られます。

車道に出て、夢の滝を観賞。

数馬の旧道に佇む足王さま。

赤い九頭龍大橋の下に九頭龍の滝があります。

九頭龍の滝

九頭龍神社に下山のお参り。

数馬のたから荘です。

今日は地ビールを頂きました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 グローブ 地図 コンパス 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 GPS機器

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登った山

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槇寄山

1,188m

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