行程・コース
天候
1日目:晴れのち曇り、2日目:曇りのち雨
利用した登山口
登山口へのアクセス
電車
その他:
始発の富山電鉄(上市→宇奈月)からトロッコ列車で欅平へ。帰りは立山に寄ったあと、アルペンルートで富山電鉄(立山→上市)へ。
この登山記録の行程
【1日目】
欅平(11:00)・・・パノラマ広場(11:30)・・・大太鼓(14:00)・・・阿曽原温泉小屋(16:00)
【2日目】
阿曽原温泉小屋(06:30)・・・仙人谷ダム(07:15)・・・S字峡(8:23)・・・十字峡(09:24)・・・白竜峡(10:40)・・・黒部別山谷出合[休憩 30分](11:39)・・・新越沢出合(12:37)・・・内蔵助谷出合(13:41)・・・黒部ダム(15:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
初めての下ノ廊下。黒部ダム発の下りコースを行く人が多い中、逆の欅平発の登りコースを選択した。
コース状況は阿曽原温泉小屋HPでチェックしたが、S字峡周辺の群発地震と白竜峡谷から別山谷出合までのコースが未整備であることの2点が不安材料だった。結果、群発地震は問題なかったが、2日目にコース未整備区間を降雨の中で通過したため、この区間は本当に一歩一歩を慎重に通過した。未整備区間は手がかりとなる番線が切れていたり、丸太の桟道が崩れて傾いたままになっているが、通行は可能である。
今年はスノーブリッジはもとより残雪もほとんどなく、別山谷出合も含め雪上の歩行はない。別山谷出合では対岸に熊を発見。黒部川の急流はさすがに渡れないと思い、特に慌てなかったが、こんな急峻な場所に熊がいることに驚いた。
コースは1本道なので道迷いの心配はない。人見平宿舎前から仙人谷ダムの中を通るあたりで、道に迷ったという人が複数いたが、標識や案内をよく見れば問題ない(地図をもっていないのかも?)。コースのどの部分でも落ちたら即OUTのため、道迷いより滑落が要注意。しかし高度感もだんだん慣れてくるので、そこが逆に怖いところだと思った。
フォトギャラリー:72枚
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[トロッコ列車]完全に観光気分。
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ISO: 800 Speed:1/200 f値:3.5
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[猿飛峡]時間があったので観光。
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ISO: 100 Speed:1/80 f値:3.5
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[欅平駅]駅前広場のビジターセンター脇に見える階段が登山口。
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ISO: 100 Speed:1/200 f値:3.5
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[しじみ坂]パノラマ広場まで200mほどを一気に登る。十分整備されており、時間にして30分程度。黒部第三発電所の立坑を利用した30人程の見学ツアー客とすれちがう。
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ISO: 100 Speed:1/400 f値:3.5
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[パノラマ広場]唐松岳から不帰キレット、天狗ノ頭がよく見える。
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ISO: 100 Speed:1/1000 f値:4.5
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[パノラマ広場]上級者向けの注意看板。
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ISO: 100 Speed:1/100 f値:3.5
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[水平歩道始端]パノラマ広場からさらに登って、鉄塔下からいよいよ始まり。
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ISO: 100 Speed:1/125 f値:3.5
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[水平歩道始端]奥鐘山の岩壁がよく見える。ここからずっと対岸にこの岩壁を見ながら進む。
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ISO: 100 Speed:1/320 f値:3.5
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[水平歩道始端]丸太の桟道と番線の手すりでよく整備されている。
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ISO: 100 Speed:1/30 f値:3.5
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歩いているとあまり思わないが、振り返るとけっこうな崖。
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ISO: 100 Speed:1/320 f値:3.5
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たまに短いトンネル。
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ISO: 500 Speed:1/250 f値:3.5
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壁際の番線が頼り。
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ISO: 100 Speed:1/200 f値:3.5
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[蜆谷付近]奥鐘山岩壁が目の前。
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ISO: 160 Speed:1/250 f値:3.5
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またまた短いトンネル。
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ISO: 100 Speed:1/60 f値:3.5
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[志合谷手前]谷底ははるか下。
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ISO: 100 Speed:1/100 f値:3.5
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[志合谷]岩壁をくり抜いた大太鼓が対岸にみえる。
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ISO: 100 Speed:1/40 f値:5.6
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[志合谷]岩の間を行くところも。
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ISO: 800 Speed:1/200 f値:3.5
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[志合谷]対岸に続く道が水平歩道らしさを感じさせる。でもあそこまではまだまだ時間がかかる。
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ISO: 100 Speed:1/125 f値:3.5
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[志合谷]いきなりトンネルへ。
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ISO: 100 Speed:1/80 f値:3.5
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[志合谷]トンネルがカーブしており、光は届かないため中は真っ暗で、ライトが必須。足元は排水のための水路がある。
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ISO: 500 Speed:1/30 f値:3.5
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[志合谷]トンネルを抜けたところ。右の滝があるところがトンネル入口。
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ISO: 100 Speed:1/125 f値:3.5
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[大太鼓]もっとも高度感のあるところ。
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ISO: 100 Speed:1/125 f値:3.5
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[大太鼓]ここに道を切り開くこと自体がすごい。
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ISO: 100 Speed:1/200 f値:3.5
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[大太鼓]一歩一歩慎重に。ここではすれ違いはできない。
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ISO: 100 Speed:1/250 f値:3.5
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[大太鼓の先]大太鼓を振り返り。通過したので少し安心してしまうが、今いる場所も絶壁なのは変わらない。
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ISO: 320 Speed:1/250 f値:3.5
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[オリオ谷]堤の中がトンネル状になっており、そこを通過。
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ISO: 200 Speed:1/250 f値:3.5
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[オリオの大滝]
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ISO: 320 Speed:1/250 f値:3.5
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小さな沢にも桟道があり、よく整備されている。
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ISO: 400 Speed:1/160 f値:3.5
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ようやく阿曽原温泉小屋がみえて、一日目の終了。温泉はキャンプ場から5分くらい下りたところにある。
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ISO: 100 Speed:1/40 f値:4.8
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[権現峠]直線のトンネル。トンネル「内」は、落石注意。真ん中あたりの壁が崩壊している。
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ISO: 800 Speed:1/30 f値:3.5
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[関電人見寮前]仙人谷ダムが左に見えるが、ここからは右の鉄扉を開けて入る。熊が入らないよう、かんぬきをかける。
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ISO: 250 Speed:1/40 f値:3.5
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[仙人谷ダム]中は冬期歩道と兼ねているようだが、硫黄のにおいと熱気がある。
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ISO: 400 Speed:1/30 f値:3.5
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[仙人谷ダム]途中でトロッコの線路を横断する。
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ISO: 800 Speed:1/4 f値:3.5
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[仙人谷ダム]こそっと登山道をはずれると高熱隧道らしき場所がある。熱気がすごい。
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ISO: 800 Speed:1/15 f値:3.5
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[仙人谷ダム]水路橋の上にはトロッコの線路が通っている。作業員の人が歩いていた。途中で遭難すれば、このトロッコに乗れるらしい。
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ISO: 800 Speed:1/15 f値:3.5
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[仙人谷ダム]事務所内を抜けダムの上にでる。さっきの水路橋がみえ、上部にトロッコの線路が通っている。堤を対岸に渡ると旧日電歩道へ。渡らないと雲切新道へ。
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ISO: 100 Speed:1/30 f値:3.5
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[仙人谷ダム]エメラルドグリーンが映える。適度な深さがあるとこう見えるらしい。ちなみ雨のためダムから降りる鉄階段で足を滑らせ下まで3mほど落下。とくにけがなし。足を滑らせたのがここでよかった。ほかの場所ならOUT。
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ISO: 100 Speed:1/30 f値:3.5
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[東谷吊橋]奥に高圧線の引き込み口が見える。その地下に黒部第4発電所がある。
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ISO: 640 Speed:1/250 f値:4
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[東谷吊橋]かなりの高度感だが、これまでの行程で高さに慣れたためか、それほど怖くない。
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ISO: 100 Speed:1/50 f値:3.5
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[東谷吊橋の先]高圧線の引き込みはかなり大きく面白い形をしている。ここでまた急登。
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ISO: 250 Speed:1/160 f値:3.5
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[S字峡手前]一気に高度を上げて再び絶壁のトラバースの始まり。奥にさっきの黒四発電所の引き込みが見える。
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ISO: 100 Speed:1/60 f値:3.5
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[S字峡手前]上から滝のように水が落ちてくるが、どう考えても避けようがない。滑落しないことを最優先に、堂々と水の中に入っていく。
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ISO: 100 Speed:1/40 f値:3.5
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[S字峡]右上の登山道にいる人と比べるとそのスケールがわかりやすい。
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ISO: 500 Speed:1/250 f値:3.5
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[半月峡]どこも一歩間違えたら後はない。
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ISO: 500 Speed:1/250 f値:3.5
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[作郎谷出合付近]ずっと同じ高度を保ち進んでいる。
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ISO: 500 Speed:1/250 f値:3.5
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[作郎谷出合付近]高度感に対する恐怖は薄れてしまう。
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ISO: 500 Speed:1/250 f値:3.5
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[作郎谷出合付近]ずっとこんな感じ。
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ISO: 100 Speed:1/100 f値:3.5
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[十字峡]ようやく十字峡の吊橋へ。高さは東谷の吊橋の半分以下。長さも短い。
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ISO: 100 Speed:1/60 f値:3.5
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[十字峡]十字をきちんと眺める場所は登山道上にはない。吊橋を渡った先の広場に赤いペンキマークがあるので、そこからザイルを伝って下りると十字が眺められる広場に下りれる。下り口に標識はないので見落としがちだが、必見。
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ISO: 100 Speed:1/125 f値:3.5
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[広河原付近]斜面の傾斜がゆるみ、緊張も和らぐ。
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ISO: 100 Speed:1/125 f値:3.5
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[白竜峡]ここから本格的に雨が降り出したため、露岩が濡れ始める。スリップしたら終わり。
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ISO: 400 Speed:1/250 f値:3.5
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[白竜峡]すごい迫力の場所。前の行程に比べたら高度はないが、落ちたら終了。
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ISO: 100 Speed:1/30 f値:3.5
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[白竜峡]ちょうど半分なのか、黒部ダム方面からの下りの登山者と多くすれ違う。すれ違う場所はよく選ぶこと。
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ISO: 100 Speed:1/50 f値:3.5
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[白竜峡]危険な箇所は続くが、このあたりから未整備区間となり、降雨と相まって最大の慎重さが必要となった。
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ISO: 100 Speed:1/50 f値:3.5
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[白竜峡]後続者は小学生の家族連れ。高度は低くなているが、誰かが落ちてもここでは何もできない。
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ISO: 500 Speed:1/250 f値:3.5
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[白竜峡の先]未整備区間を振り返って撮影。崩れた桟道を足掛かりに通過するときが最も緊張。
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ISO: 100 Speed:1/80 f値:3.5
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[黒部別山谷出合の手前]ようやく別山谷出合が見えてきたが、今の場所も未整備区間なので気が抜けない。
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ISO: 100 Speed:1/80 f値:3.5
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[黒部別山谷出合]ようやく未整備区間を抜ける。でもその先も明らかに気の抜けない道が続いている。
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ISO: 200 Speed:1/250 f値:3.5
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[黒部別山谷出合]とここで、対岸に熊発見。真っ黒いものが、岸からものすごい絶壁を登っていった。
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ISO: 500 Speed:1/250 f値:6.5
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[黒部別山谷出合の先]ものすごい高巻きの桟道。高巻きせずとも水平に歩けるが、その直上の岩に亀裂が走っているらしい。
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ISO: 100 Speed:1/40 f値:3.5
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高巻きの桟道を見返し。高さは15mくらいか?
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ISO: 640 Speed:1/250 f値:3.5
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[黒部別山谷出合の先]相変わらずずっと水平。でも気は抜けない。
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ISO: 200 Speed:1/250 f値:3.5
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危険個所ばかりだが、整備された区間なので少し安心。
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ISO: 100 Speed:1/60 f値:3.5
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[新越沢出合]このあたりから、傾斜が緩やかに。奥には新越ノ滝。
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ISO: 640 Speed:1/250 f値:3.5
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[内蔵助谷出合]りっぱな丸太の橋がある。
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ISO: 100 Speed:1/250 f値:3.5
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[内蔵助谷出合]内蔵助平からの登山道と合流。
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ISO: 160 Speed:1/60 f値:3.5
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[内蔵助谷出合の先]歩いてきた道を振り返る。傾斜はずいぶん緩いが、落ちたらけがではすまないかも。
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ISO: 100 Speed:1/160 f値:3.5
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[黒部ダム手前]赤沢岳か?猫ノ耳か?がすごい迫力でそびえている。
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ISO: 100 Speed:1/320 f値:3.5
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[黒部ダム直下]迫力のあるダムが正面に見える。ダムの上に人が見えるが、向こうから見えるのかな?ようやくゴールといいたいが、ダムまで30分ほど急登しなければならない。
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ISO: 100 Speed:1/320 f値:4.8
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[黒部ダム]急登を終えるとなにやらトンネル方向へ案内が。
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ISO: 100 Speed:1/50 f値:3.5
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[黒部ダム]その先はトロリーバスの専用道路へ出た。でもここが登山道らしい。
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ISO: 800 Speed:1/20 f値:3.5
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[黒部ダム]展望台でようやくゴール。立山もうっすら全体が見え、無事でいることを感謝。
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ISO: 100 Speed:1/80 f値:3.5
装備・携行品
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