行程・コース
天候
晴れ後曇り(2日間とも)
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
池口橋手前のモノレール機材置場に駐車
この登山記録の行程
【10/22(土)】
池口橋手前モノレール機材置場(6:21)
→害獣ネット(6:39)
→モノレール終点(8:04)
→1,440m峰[青薙](8:31)
→シャクナゲ沢分岐(9:35)
→1,536m峰[マナイタ平](10:03)
→1,696m峰(10:43)
→1,872m地点(11:11)
→鶏冠山北峰(12:29)
→鶏冠岩(12:58)
→鶏冠山(13:24)
→笹ノ平(13:50)
→水場(14:43)
→笹の平下降点(15:45)
→池口岳南峰(15:56)
-幕営-
【10/23(日)】
池口岳南峰(5:37)
→笹の平下降点(5:43)
→池口岳北峰(6:24)
→ジャンクション(7:00)
→ザラナギ平(8:39)
→黒薙(9:38)
→面切平(10:42)
→山ノ神(10:50)
→入野平(11:11)
→徳造平(11:14)
→池口岳登山口(11:27)
→登山ポスト・遠山氏宅(11:52)
→池口橋手前モノレール機材置場(12:29)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
『静岡の百山』、ついに全山登頂ー!!
最後は南アルプス深南部の池口岳・鶏冠山。 登山口へは車で片道5時間ほど。家から最も遠いこの2山が結局一番最後になってしまった。二百名山で、田中陽希さんが通った池口岳北峰―池口岳登山口までの間の道はよく整備されていたものの、その他の道は深南部らしい足跡の少ない道だった。
下山後に池口の集落を歩いていると、登山道を整備している地元の人に偶然にも会うことができ、色々と話が聞くことができた。「多くの方に来ていただけるのは嬉しいが、深南部という手付かずの自然も残したい・・・。」とのこと。深南部というと、文明社会に取り残された悠久の自然が現代に残る秘境というイメージがあるが、その自然とは、かつてより山で生業をしていた人々によって支えられているのだ、ということを感じられずにはいられなかった。
奥深い山、特に深南部の山々では、人と自然の共存を感じる事が多かった。中には京丸のように廃村になっている集落跡も多く見られ、そこには確かに人の生活があったことを偲ぶことができた。
自然とそこに暮らす人との関わり・・・。学生時代の研究テーマであり、山登りが好きになったのも、こういった分野に関心があったためだ。深南部はそのことを改めて考えさせてくれた場所だと思う。
静岡の百山は一応の完了となるが、今回登ることができなかった鶏冠山南峰を含め、深南部はまだまだ登っていない山が沢山あるので、またこれまでとは違った気分で楽しんでしまうだろうな!
フォトギャラリー:20枚
池口橋手前のモノレール機材置場より出発
モノレールを手すりにして急坂を登る。超急坂です・・・(*_*)
1,440m峰
シャクナゲ沢分岐
カラマツ林
鶏冠山山頂が近づくとシダが地面を覆い尽くして足跡がなくなる。適当に歩きやすい場所を登っていきます。
鶏冠山北峰。南峰の方が高いけど、書籍『静岡の百山』はこの北峰の標高を掲載しているので、登頂ということでよいでしょう。かっこいい標識だ
南峰にも行けるところまで行ってみようとしたが、途中からかなり危険な状態だったので撤退。いつか南側から登ってみたい
笹の平。幻想的な光景
笹の平から池口岳に向かう途中で沢の音が聞こえてきたので取水
池口岳山頂が近づくにつれ展望がよくなってくる。右は光岩のある光岳ですね。中央は上河内岳、左は聖岳
池口岳南峰登頂。今夜はここに泊ります・・・。風が寒かった(´;ω;`)
翌日、稜線を歩いて本峰である池口岳北峰に登頂!!静岡の百山、全山登頂達成~!
池口岳北峰からはコースがこれまでとは比べ物にならないくらい良いです。上級向けには変わりないですが
中央アルプスもよく見えます
ジャンクション
黒薙から池口岳と鶏冠山の双耳峰を望む
下山。入山口にある手作りの案内図
程なくして駐車場所に無事帰ってきました。またいつか来たい山ですね!
帰りは『かぐらの湯』に入浴していきました
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 修理用具 | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | 虫除け | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ | GPS機器 | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ |
クッカー |
みんなのコメント