行程・コース
天候
晴れ・・早朝は濃霧。
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
東名高速〜圏央道・日の出ICから御岳方面へ
この登山記録の行程
軍畑駐車場(07:20)・・・軍畑駅(07:30)・・・高源寺(08:00)・・・常福院[休憩 10分](08:55)・・・高水山(09:10)・・・岩茸石山[休憩 20分](09:50)・・・惣岳山(10:50)・・・沢井駅(12:00)・・〜澤乃井・小澤酒造〜御嶽渓谷遊歩道〜・・軍畑駐車場(13:40)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
奥多摩の紅葉が見頃と聞きつけて…初めて高水三山を訪れました。小春日和…というには少し暑いくらいの陽気。平地では20度近くなると予報されていたのにベースを冬仕様にしてしまい…急登では汗をかきながらになりました。
前日の冷たい雨から気温が一気に上がり…早朝、家を出た時から濃霧に覆われ‥車の運転が心配になるほどでした。高速を圏央厚木に差し掛かると急速に霧がはけていきました。御岳渓谷沿いの軍畑周辺の駐車場(6:50)に入ると…なんと一番乗り。
軍畑駅に向かっていくと電車も到着、3〜6グループが高水山方面へ向かって歩き出しました。車道をしばらく進みます。青い空には半月が残り、川沿いには彩りの良いカエデが多く見られ、歩き出しから楽しみながら歩けました。
点在する寺院の周りは艶やかなカエデで彩られ秋色が深まっています。懐かしい感じのタバコ屋さんや綺麗な川沿いの紅葉に足を止めていたせいで、あっという間に最後尾…。付近では柚子が多く栽培されていて、お土産に1袋(3つ入り100円)頂きました。高源寺の山門脇にはトイレが設置されており、熊出没の注意喚起がされていました(その後、各所で…)。
広い車道が林道になり、行き止まりになるあたりから登山道になります。鳥の住処があるようで賑やかな囀り声が森に響いていました。さえずりが美しいと言われる…ガビチョウ(外来種)の群れを見かけました。
登山道入口・堰の付近から山への急な登りが始まります。前日の雨でしっとりと濡れた岩や粘土質の土は滑りやすく注意が必要です。ヒバやスギは良く整えられていて登山道には広葉樹も残っているようでした。ススキ野が現れると埼玉市街が見渡せる高さに到達(六合目・道標やベンチあり)。足元にはマツカゼソウやアザミ・リュウノウギクの残花が見られました。
常福院に差し掛かると楓や銀杏の樹々が増えて、銀杏の黄色の葉と楓のオレンジ色の葉で染まった参道を歩いて行くとお堂の階段下へ…大きな杉木の幹を覆うように楓が上へ伸びて内側から透かし見る黄葉を眺めました。階段脇にはミヤマシキミの真っ赤な実が飾り、山門の楓を引き立てていました。境内には落葉した楓の葉が脇へ吹き溜まりになっていましたが、雨で色を取り戻したかのように綺麗に見えました。お参りしてから登山道へ、公衆トイレのある裏手へまわると…お堂を囲むように楓が配され…燃えるような素晴らしい楓の紅葉を見ることができました。杉に覆われ日当たりに差があるためでしょうか、まだ青い楓の葉もありました。高水山山頂へ進むと丹沢や御岳山方面が望めました。山頂は黄葉の楓に染まっていました。
岩茸石山への樹間から錦繍に彩られた奥多摩の山々が垣間見られ…ちょっと恨めしく思いましたが、岩茸石山へ着いてみると…高水山が錦繍に染まっていて…こちら側も同じように見えていたことに気がつき…何か嬉しくなりました。山頂の賑わいは、この日一番、ファミリー、学生、多世代にわたり人気のようです。棒ノ嶺方向が拓けているので、杉の緑に映える紅葉の山々が望めて本当に素晴らしい・・。あちこちで感嘆の声が上がっていました。眺望を楽しみながらベンチで昼休憩することにしました。
惣岳山の山頂は見通しがき来ませんが、フェンスに囲まれた青渭神社(奥院)が祀られています。大きく切った丸太がベンチがわりに点在していました。それぞれの頂上直下は急で木の根や岩が多いので少し注意が必要です。
ここから御岳・沢井駅方面へ下りていきます。。しばらく進むと、岩茸石山と沢井駅への分岐点。惣岳山の巻道だったようでたくさんの人がいました。沢井駅方面へ進むと…ひと気がなくなり不安になりました。道標もありますが、林業や東電の道のようです。動物の気配もあるので熊鈴に活躍していただきます。ふと気がつくと後続者があったので、ホッと安心しました。
人里へ近づくにつれて…針葉樹林の林縁に南天や万両、藪柑子などの紅い実をつけた木が多く見られ、茶の木は白い花をひっそりと咲かせていました。
沢井に出たのは、澤乃井・小澤酒造に寄ってから御岳渓谷遊歩道を経由して軍畑へ戻るためでした。
この日見られた紅葉のピークは、御岳渓谷も綺麗だったけれど…やはり常福院でしょうか・・。山頂からでは岩茸石山から見られた奥多摩の山々の紅葉が素晴らしかったと思われました。
メインルートには道標やベンチがあり道迷いは少ないでしょう。
寺院も多く、御岳渓谷沿いを巡るだけでも…紅葉は、もう少し楽しめそうです。
フォトギャラリー:68枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | 腕時計 | カメラ |
登山計画書(控え) | 健康保険証 | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | 行動食 |
テーピングテープ | トレッキングポール | カップ |
みんなのコメント