行程・コース
天候
霧後晴、微風、気温駐車場1℃雲取避難小屋6℃
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
山梨県丹波山村営駐車場(小袖乗越)を目指した。青梅街道を山梨方面へ進み、鴨沢バス停のすぐ先を右折。まっすぐ進むと下り坂になって左の登り坂に入る。約6分で駐車場に到着。トイレ新設工事中。鴨沢バス停脇に水洗トイレ有。復路はお祭から所畑まで青梅街道を歩き(約15分)、所畑から農道を道なりに登って(約30分)駐車場に戻った。
この登山記録の行程
自宅(埼玉県所沢市)4:30・・・鴨沢トイレ・・・6:28丹波山村営駐車場(小袖乗越)6:50・・・8:30堂所8:35・・・10:05ブナ坂(昼食1) 10:25・・・10:57雲取奥多摩小屋・・・11:31小雲取山11:35)・・・12:00雲取山(昼食2)12:20・・・12:45三条ダルミ・・・14:20三条ノ湯・・・14:42後山林道終点・・・15:30塩沢橋・・・16:30お祭・・・16:15所畑・・・17:15駐車場17:40…19:30自宅
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
11月24日(木)に雪が降り、雲取山荘では30cmの積雪があったと聞いた。その後、晴れたり雨が降ったりしたので、融雪しただろうと予想した。念のため防寒服を着て冬山装備で出かけた。
登山道には、積雪はほとんどなかった。三条ダルミ~三条の湯にかけては、数か所だが落葉の下に積雪が見られた(日陰で上部が岩場)。軽アイゼンはつけず、ストックを活用して慎重に下った。本コースは南面なので、陽射しがあり、汗をかいた。しかし、雲取山の東京都側山頂は風が大変冷たくて昼食がとれなかった。避難小屋の外のベンチでやっと済ませることができた。
○小袖乗越~ブナ坂
晴れることは分かっていたが、気温が分からなかった。駐車場が1℃(6:50現在)だったので、上も寒いだろうと予想して上衣5枚、下衣4枚で出発した。汗をかいたので、堂所で上衣3枚になった。七ッ石小屋分岐からブナ坂へは、落葉していたので太陽光線が燦々と照りつけた。樹間からは富士山を始め南アルプスの山々が眺められてうれしかった。ぬかるみが大変多く、歩きにくかった。落ち葉の下もぬかるんでいて、滑る所があった。
○ブナ坂~雲取山
登山道には、全く雪がなかった。北側の巻道にちよっと残っているだけだった。ここでもぬかるみがひどくぐちゃぐちゃだった。小雲取山や雲取山の急登にはいつもうんざりする。喘息持ちなので、肺活量が少ない。何回も立ち止まって息を整えた。
石尾根からの眺望が大変良かった。富士山はすっかり雪化粧していた。裾野を引いて美しかった。仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳・北岳・間ノ岳・農鳥岳・塩見岳・悪沢岳・赤石岳・聖岳等々。だんだんと雲がかかりはじめ、雲取山頂からはうすぼんやりしてしまった。
○雲取山~三条ノ湯~お祭
日当たりの良い所が多く、積雪がなかった。一部だが落葉の下に雪が隠れている所があった。場所は、日陰で上部が岩場だった。登山道の道幅が大変狭く、左側が切れ落ちていたので、慎重に下った。
○お祭~所畑~丹波山村営駐車場(小袖乗越)
お祭に着いたのは16時30分。すでに薄暗くなっていた(本日日の入16:40、年間で一番早いのは16:39)。車が大変少なかったが、青梅街道を懐中電灯をつけて歩いた。所畑着16時45分、農道を道なりに上がっていった。人家が10軒くらいあるが灯がともっていたのは1軒のみ。他は廃屋のようだ。街路灯は大変少ない。ここにも熊が出没すると聞いていたので、熊鈴を鳴らし続けて歩いた。駐車場着は17時15分、真っ暗だったが、見上げるとたくさんの星が見えた。あれがカシオペア座、するとこちらが北斗七星。あれが北極星だ。しばらく星空を観察した。
ライトを上向きにして車を発進させてまもなくイノシシの群れに遭遇した。目の前を大きなイノシシが飛び出して来た。急ブレーキをかけて、間一髪衝突を回避できた。
(参考にしていただきたいこと)
①トイレ・・・○鴨沢バス停そば ○雲取山頂 ○三条ノ湯 ※コース外では七ッ石小屋
◎村営駐車場はトイレ新設工事中
②ぬかるみが大変多いので、泥除けスパッツとダブルストックが必要。
③落葉の下には、見えないが岩・石・木の枝・根の他雪やぬかるみ有り。下りは小股で慎重に歩くこと。
④登山者の数が大変少なかった。出会った人の数は、小袖~雲取山頂7人、山頂からお祭まではだれにも会わなかった。私は10月14日堂所~七ッ石小屋分岐の登山道上で親子熊を目撃した。所畑でも熊が出ているそうだ。熊鈴を鳴らして歩きたい。また夕方になると夜行性のイノシシが活動するので、早めに下山したい。
⑤携帯電話が使えたのは、ドコモの場合 ○小袖 ○お祭だけであった。他は「圏外」となってしまった。
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