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勝手に提唱「敦賀トレイル」 藪こぎありの敦賀半島縦断(蠑螺ヶ岳~西方ヶ岳~三内山~旗護山)

蠑螺ヶ岳、西方ヶ岳、三内山、旗護山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (Yamakaeru さん )

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行程・コース

天候

午前中は晴れ、午後より曇天。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 敦賀半島の先端、蠑螺ヶ岳の登山口「浦底」まで向かう。バス停が目印。屋根付きで夜間でも街灯が明るかった。

この登山記録の行程

浦底バス停(05:17)・・・蠑螺ヶ岳登山口(05:22)・・・長命水(06:03)・・・一枚岩展望所(06:30)・・・蠑螺ヶ岳山頂(06:39)・・・カモシカ台分岐(06:56)・・・西方ヶ岳山頂(07:09)・・・西方ヶ岳二等三角点(07:15)・・・壮絶な藪こぎ・・・縄間・三内山登山口(09:53)・・・三内山山頂(10:51)・・・愛宕神社(13:06)・・・旗護山山頂(13:13)・・・関峠(13:57)

コース

総距離
約21.8km
累積標高差
上り約2,307m
下り約2,262m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

藪こぎの最大の敵、棘が枯れ、葉が落ち視界が得られるこのシーズンを待ってようやくの計画実行。。。
敦賀半島はには蠑螺ヶ岳から西方ヶ岳という景観がとても素晴らしい縦走ルートがある、この縦走ルートをもっと知ってほしく。また、もっと楽しめるよう敦賀トレイルのコースができたらいいなあと思い、敦賀半島先端の浦底から根元の関峠までを勝手に敦賀トレイルのコースとして模索してみました。が、予想していた以上に、西方ヶ岳からの藪こぎは最悪で、まだ全体の半分もいかないのに、体力のほとんどを持っていかれました。
道は未整備が多いものの、関峠から野坂につなげ、野坂山から芦谷山を抜けて三国山まで縦走すると、日本でも有数のコース「高島トレイル」に接続でき、敦賀三山のうち2つを丹野しつつ、綺麗なブナ林もあったりと、いつか本当に敦賀トレイルが整備されたら面白いと思った。

朝の5時に浦底に着く。まだ薄暗く、風が強く吹いていた。ヘッドライトを身にまとい、いざ出発。何度も来ている場所なのに、暗いとヘッドライトが作る陰で道を誤りそうになる。蠑螺ヶ岳を抜けて西方ヶ岳の手前で日の出となる。赤く染まった敦賀湾や敦賀市内がとても美しかった。さて、ここからが道のないコース。歩きやすいようこの季節までまったものの。予想以上に藪の密度が高く、前に進むのが至難の業。峰伝いに歩いて能間峠をパスしたかったが、いったん、里の方に降りてみた。確か、次の山、三内山には登山道があることを事前に調べていたからだ。このまま、藪で苦しむくらいなら、昇り降りの苦しみは苦ではない。(むしろ楽しみ?)。三内山は鉄塔の点検のための登山道がある。あれているものの、十分、登山道として楽しめる。こんな山があったとは。これも今回の計画のお陰で発見できたもの。三内山から旗護山に向かう。山頂からは先日登った御嶽山(おたけやま)が見えた。国吉城の城主が旗をこの山に掲げ、敵をけん制したことから山の名前の由来になったとか。景観がよく美浜方面の海が綺麗に見えた。もっと登山道も整備すれば、よいコースになること間違いない。残念なのは、関峠まで降りると、次の山に登るための道が線路によって分断されているということ。村の人に聞いたところ、線路を渡って登る場所はなく、そのまま線路沿いに野坂山まで歩くしかないとのこと。でも、村の中を通って野坂に向かう田んぼ道も風情があって、これはこれで良いと思った。藪漕ぎの部分はお勧めしないが、蠑螺ヶ岳や西方ヶ岳以外にも、三内山や旗護山には機会あればぜひ登ってみて欲しい。また、他の記録で紹介しているが、野坂山から三国山、赤坂山までのコースも本当に素晴らしいので、隠れた名所としておすすめする。

●蠑螺ヶ岳(685m)
福井県敦賀半島に位置する山で、敦賀市と美浜市との境にある山。山頂からの展望はよく、眼下に水島が綺麗に見える。
●西方ヶ岳(764m)
山名の由来として3つあり、1つ目は阿弥陀三尊のおられる西方浄土に見立てたという説、2つ目は敦賀湾の東沿岸は現在でも東浦の地名があるが、それに対し西浦の山の意味という説、3つ目は敦賀半島は古くから朝鮮からの渡来人が住み着いたと言われ、山上より西方の祖国を懐かしみ望んだということで西望岳と言われ、西方ヶ岳となったという説がある。(Wikipediaより)
●三内山(みうちざん)(521.6m)
一般的な登山道はなく、送電線の巡視路を利用する。主な登り口は、敦賀市縄間の馬背峠トンネル手前からの北側ルート、敦賀市西原からの南側ルートがある。両ルートをつないだ縦走も可能である。山頂は見通しがきかないが、登山中は敦賀湾を眺望でき、コナラやブナ林が広がり、新緑や紅葉を楽しむことができる。
●旗護山(318.2m)
旗護山のすぐ南には、旧国名の若狭国と越前国の国境の関峠があり、丹後街道(若狭街道)が通っている。現在でも、県道225号(旧国道27号)とJR小浜線が通っており、交通の要衝となっている(現状の国道27号は旗護山トンネルで敦賀市と美浜町を結んでいる)。このため、関峠を見下ろす旗護山は、軍事上の重要拠点であった。戦国時代には、若狭攻めに来襲した朝倉氏の軍勢を牽制するため、美浜町佐柿の国吉城主であった粟屋勝久が、山頂に旗竿を立てたという、これが旗護山の山名の由来と言われる。(Wikipediaより)

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • 夏はダメですか?

  • 西方の先がダメだね。そこさえクリアーすれば大丈夫なんだけど。

登った山

西方ヶ岳

西方ヶ岳

764m

蠑螺ヶ岳

蠑螺ヶ岳

685m

よく似たコース

西方ヶ岳 福井県

敦賀湾を一望しながら半島の山を縦走する

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
5時間10分
難易度
★★
コース定数
22
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