• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

江戸小屋尾根と中尾根で再びの御前山

九重山、江戸小屋山、御前山( 関東)

パーティ: 1人 (ガバオ さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

その他: 往)ホリデー快速おくたま1号、奥多摩駅より徒歩
復)、檜原郷土資料館前14:21発 武蔵五日市行きバスにて十里木まで

この登山記録の行程

奥多摩駅(8:30出発)-山祇神社脇山道(9:00)-井戸入林道(9:15)-九重山(10:15)-江戸小屋山(10:45)-鞘口山(11:13着/11:20発)-クロノ尾山(11:33)-避難小屋分岐(12:01)-御前山山頂(12:09着/12:17発)-クロノ尾山頂分岐(12:40)-大ムレの山の神(12:55着/13:00発)-神戸林道(13:40)-神戸岩入口バス停(14:03)-檜原村郷土資料館(14:10)

コース

総距離
約13.3km
累積標高差
上り約1,340m
下り約1,373m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

マイブームの御前山、今回は江戸小屋尾根のバリエーションルートから入って、中尾根を下りました。
江戸小屋尾根は大規模な伐採現場を通るので特段の注意が必要です。中尾根は歩き易く、途中の
大ムレの山の神も期待通りで大満足。僅かな時間でしたが、檜原郷土資料館も覗いてみました。

≫奥多摩駅から正面に見える半円形の山が九竜山(もしくは九重山)で、江戸小屋尾根の前衛です。
最寄りの病院前バス停まで、バスに乗るほどの距離でもありませんので、青梅街道をトコトコ歩きます。
朝礼で整列した消防署の隊員の皆さんから元気に挨拶されると、今日の山行も大吉の予感です。

奥多摩病院の角から民家脇の坂を上り、慈眼寺というお寺の石段を登って江戸小屋尾根に取付きます。
山腹に見える赤い鳥居が、取り付きへの良い目印となっています。

途中、細い林道(井戸入線)を横切り、法面に掛けられた鉄製の梯子で再び尾根に入って行きます。
落葉に覆われた急登の斜面では少し苦労しましたが、踏み跡は概ね明瞭で難しい場所はありません。

九竜山の山頂の前後には大規模な伐採地が広がっています。
特に九竜山の先の伐採現場は正しく作業中で、伐採木を搬出する為のワイヤーロープと滑車が尾根筋に
まで張られていて、音を立てて稼働していました。

作業員のお兄さんから怪訝そうに「通行禁止の看板が有った筈ですが・・・」と問われたので、病院側
から登って来たこと、通行止めの看板は見なかったことを伝えると、「ああ、そっちから来たんですね・・・」
と納得して貰らい、わざわざ搬出ワイヤーを止めて、安全確保をしてくれました。
(危険作業中、大変お邪魔しました!)

*この伐採作業で栃寄沢沿いの登山ルートが通行止めになっていることは良く周知されています。
一方、バリエーションルートである江戸小屋尾根には通行規制の標識はありませんが、伐採現場を通過
する際、ワイヤーの下を屈んで進む場所もあって危険です。伐採作業は2017年4月頃で終わる予定との
事でしたので、それまでの通行はなるべく自粛するべきでしょう。

江戸小屋山を越え、左手に鋸山を見ながら進むと、鞘口山で大ダワからの縦走路に合流し、そこから
御前山まで小一時間です。冬枯れの湯久保尾根越しに、夏場には見る事の出来ない富士山も望めます。

御前山の山頂は大岳山や三頭山の様な展望が無くて地味ですが、山頂を無暗に切り開かないところが
御前山の御前山たる所以だと、勝手に考えたりします。 その山頂を後にして、クロノ尾山の小ピーク
から東に延びる中尾根に踏み込みます。

中尾根は殆どが植林帯ですが、地形も良くとても歩きやすい尾根で、途中にある「大ムレの山の神」も
期待通りでした。植林帯を下り切ると、神戸川と水の戸沢の出会い地点に下り立ちました。

*WEBで過去の登山記録を見ると、中尾根の取付きの目印としてウッディハウスとブルーシートが良く
紹介されていますが、行ってみたらウッディハウスは取り壊されて更地になっていました。
更地の左手奥、水の戸沢に掛かる鉄製の小橋の袂が取り付きですが、標識はありません。
(地点情報に写真を載せておきます。)

バスを待つ僅かな時間を檜原村郷土資料館で過ごし、3時には瀬音の湯へドボーン。
御前山山域を満喫した一日は、いつもの湯上りセットでしっかり締まりました~。

本日の総歩数30,948歩、歩行距離21.1km、消費カロリー1,163kcal、脂肪燃焼量83g也。

続きを読む

フォトギャラリー:46枚

奥多摩駅から正面に見えるのが九竜山です。

前方、奥多摩病院の上の枯れ尾根に向かいます。

慈眼寺の墓地の石段を上がって行けます。

先ずは、お寺の隣の山祇神社に入山のお参り。

お寺の上にある赤い鳥居が目印です。

一旦林道に出ます。

林道に出たら、この梯子を登って尾根に入ります。

林道から本仁田山を望む。

こちらは三ノ木戸山です。

落葉の急登に苦戦しました。

伐採地から雲取山方面の眺め。

地味な九竜山の山頂です。

この尾根からしか見られない御前山の横顔。

伐採現場に一本だけ残された大木。

伐採木を栃寄沢まで搬出する為のワイヤーロープが仕掛けられています。

江戸小屋山山頂です。

鋸山をこの角度で見られるのもここからだけでしょう。

鞘口山で縦走路に合流します。

御前山山頂。人も少なく静かでした。

来た路を戻って、クロノ尾山のピークから中尾根に踏み入ります。

中尾根の斜面。

右手に湯久保尾根が見通せます。

大ムレの山の神。

2対4体の眷属像が佇んでいます。

素朴です。

冬枯れ越しに大岳山が見通せました。

中尾根の終点部。水の戸沢に掛かる鉄製の小橋の袂に出ました。

ウッディハウスは取り壊されて、更地になっていました。

神戸集落に来ていた移動図書館です。

神戸集落の鎮守、春日神社に下山のお参り。

神戸岩入口バス停。バスに間に合いました。

僅かな時間でしたが、檜原村郷土資料館を覗いてみました。

明治初期に採集された狼の背骨だそうです。

他にも色々・・・

次回はじっくり時間を掛けて見学したいと思います。

未だ知らない滝が沢山ありますね。

瀬音の湯の入り納め、しっかり締まりました~

メリークリスマス!沢山のツリーが雰囲気を盛り上げていました。

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 地図 コンパス ノート・筆記用具 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 GPS機器

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

御前山

御前山

1,405m

関連する山岳最新情報

よく似たコース

御前山 東京都

カタクリと広葉樹が美しい奥多摩の人気コース。奥多摩湖から御前山に登り、境橋へ 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
5時間10分
難易度
★★
コース定数
23
御前山 東京都

湯久保尾根から御前山へ登り栃寄沢へ 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
5時間15分
難易度
コース定数
28
御前山 東京都

湯久保尾根から御前山に登り、陣馬尾根を藤倉バス停へ 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
5時間20分
難易度
コース定数
29
登山計画を立てる