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ちょっと(だいぶ)怖い思いをした「赤岩山~古賀志山」の岩稜線

赤岩山~古賀志山( 関東)

パーティ: 2人 (スーさん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

小雨のち曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: (すべて、一般道です)
前橋より伊勢崎経由
新田より太田、足利経由で鹿沼へ
今回は、森林公園でなく市営南登山口駐車場へ

この登山記録の行程

【車移動】
          自宅          4:32
  7:02  市営南登山口駐車場
【山歩き】
        市営南登山口駐車場     8:10
  8:32    風雷神社
  8:58    天狗岩
  9:09    赤岩山
  9:44    中岩          9:48
 10:01    御岳山        10:20
 10:30    古賀志山
 10:48    林道
 11:05    市営南登山口駐車場
【車移動】
          市営南登山口駐車場 11:45
 11:54    華ゆらり       13:23
      入浴料金      550円
     登山口よりの距離   4.9km
        〃  時間   約10分

 17:43 買い物を含めて自宅へ
  

コース

総距離
約5.7km
累積標高差
上り約539m
下り約539m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

天気予報はあまりよくないが(曇り)毎年恒例の「古賀志山」へ、今回は気になっていた「赤岩山コース」で予定を組んでみました。

駐車場に着いた時には、小雨が降っていて山歩きは微妙でしたが、1時間ほど車道散策(はじめてで登山口が判り難く偵察)で時間をつぶして出発します、

駐車場より舗装道路を登って一つ目の左の枝分かれする道路に入ります(標識ナシ)しばらく進みとパラグライダーの練習場を2ヵ所見送り鳥居のある、「赤岩山」標識のある登山口に着く。
 

 ここより山道となり、意外と急登の登山路を登り、(途中赤い鳥居をくぐる道と沢を登る道となるがどちらも合流します)稜線に着くと、モノレールがあり右手に天狗岩、山頂へは左の踏み跡を進みとグライダー滑走路に出ます(本日は板張りの滑走路は雨で濡れていてよく滑り怖かった)、さらに登ると稜線に出て右にわずかにいくと「赤岩山」山頂に着きます。

 山頂からは右の網が貼ってある岩場を下り岩稜線歩きが始まります(違う尾根に踏み跡がありますので注意)、いくつか岩稜線のアップダウンを繰り返し、濡れた縦根っ子に注意しながら、慎重に行きます(巻き道もありますがこれも同様)三本松ピークは「中岩」という表示板が付いていました、展望はガスでありませんが、今年初の「アカヤシオツツジ」を見ることができました、
 気が抜けない岩稜線歩きで真剣です、雨あがり、降雨時は入らない方が賢明です。
中岩よりチムニーの下りを過ぎると一安心です。

 後は普通の登山路で「御岳山」山頂へ着きます、本日はあいにくの天気となっていましたので誰もいません、小休息を取って「古賀志山」へ向かいます、古賀志山山頂にて今日初めて山中で登山者と会いました、(ダムより南登山路で登ってきた女性)。


 下山はいったん「御岳山」方面に戻り道標で「城山西校」方面に降ると階段が現れ林道までズート階段でした、途中より「滝コース」へ入るつもりでしたがそれらしき踏み跡はありましたが道標なく(階段の登り返し前)不安だったのでそのまま降っていったら林道に出てしまいました、後は安心な林道歩きで駐車場へ下山終了。


 帰りに小学校で「さくら祭り」開催していて、その上の池のある広場には、カタクリの群生地があり、その向かいの民家では、庭に入れてくれて、「サクラソウ、ミズバショウ、ニリンソウ、キクザキイチゲ、ミツマタ」と山草が咲いているのを見学できました。

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フォトギャラリー:50枚

林道を歩いていくと、牧場みたいな人葉があります
パラグライダーの練習場。

パラグライダー練習場を過ぎるとこの鳥居が見えて見えてきます
ここは道標有
「サー行こう〰ゼ」

登山路は、思っていたより急登ですぐに体が熱くなり
カッパを脱ぎます・・・樹林帯で小雨の影響を受けない

岩に張り付いた苔が
千枚田みたいになっています

稜線に出ると
右に「天狗岩」が見えます
道標はありませんが、パラグライダーを運ぶモノレールが左へ登っているので左の踏み跡に入ります

踏み跡はいくつかついています、
踏み跡によっては、グライダー滑走路上にはでません。
この板張り、すべって転がりそうになり・・・冷や汗
こけたらグライダー無しでダイビングとなっていました。

赤岩山頂稜線も、道標がなく、右方向に登ると山頂に着きます

まだ恐怖の岩稜線歩きは始まっていません(余裕の顔です)

ガスで展望は望めません、

赤岩山頂よりロープのかかっていない尾根を降るとアカヤシオツツジのつぼみが見えました
ただしこの尾根はコースでないと確信した(方向が違う)ので引き返してロープ降りの尾根に入ります

まだ余裕で歩いていますが・・・次々と岩ピークが、そして足元にはリめぐされた縦の延びた根っ子(これが一番怖い)

これが、赤岩山頂稜線より最初のロープの下りです、背行きコースの登山路(標識がほしい)・・・展望がある時には間違わないか?、こんな日に登ることを想定してないのかな?

もう、この辺はだいぶビビりが出てきていています。
「二尊岩」岩へ行かないで巻き道でクリア・・・しかし巻き道も木の根っこがすごく滑るので一抹の不安も出ます。

登れないよ~
時間をかけて、気合を入れて慎重にルートを選んで登りました・・・妻はもう引き返せないと必死で登っています。

岩稜線では、時たまアカヤシオが気持ちを落ち着かせてくれますが・・・妻には届かない?

アカヤシオの横がをです
初めて開いていてくれたヤシオを見ます、

そのヤシオの気持ちが伝わったのか、「写真を撮って」・・・と、行って来ましたが
顔は真剣です(微笑み返しはないです)

今年初の開花したアカヤシオを山で見ました。
まだ素直によろけべません・・・早く安全地帯の登山路に着くことを祈りながら?

でも・・・今季初のおでむかいです
花は笑顔で迎えてくれている。

早く、3本松に着かないかと思っていました、
このピークでも妻にゆとりない思いが伝わってくる顔をしています
ここが「三本松」と知ったのは記録整理をしている時でした(中岩・・・別名三本松)の書かれた書籍を見てネ

ガスが時々取れて、アカヤシオ越しに「御嶽山」が見えます

アカヤシオここが一番きれいに咲いてました

ちょっと角度を変えてアカヤシオ

チムニーの下りです・・・たぶんここが御岳山より登山者が張りついているのが良く見えていた場所かな?

ここが最後の難関となっていることにまだ気づかない二人でした

今降りてきたチムニーです
妻いわく・・登りの方が楽ですよ?   と

稜線最後の四つ足歩行場所です

登り着きました・・・下にいる俺に向かって、「巻き道があるジャン、登らなくも良かったのね!」

安全な登山路を登り詰め
誰もいな海を眺めます・・・御岳山山頂より
この看板のように見えいるのは今年もダメでした

御岳山山頂のアカヤシオ開花情報写真
まだ早いですね

安全登山路に入り山頂で乾杯

古賀志山山頂です
ここで初めて登山者と会いました・・・こんなに登山者がいない古賀志山は初めてです。

女性登山者と少し会話を交わして下山に入ります

階段登山路より滝コースへ行こうとしてましたが
標識なく、それとなくあった踏み跡(この山塊は多すぎ)を確信がなく見送ったら、林道に出てしまいました。

林道に咲いていたスミレ
最も安全な登山路となった、妻の口も滑りが良くなって来ました。

駐車場より畑の中に咲いていたアカヤシオです

駐車場より歩いて池のほとりにある
カタクリ群生地で
可愛い子に会って来ました

結構咲いています

下から覗いたら・・・恥ずかしがって(ピンボケです)いました

この子も、下から撮らないでと言ってます

この姉妹たちも、恥ずかしいから・・だめよ!

恥ずかしいのは俺の方だよ・・・だってただのピンぼけ写真だもの?

なんで奥の子を見ているの?
わ・た・し  よりかわいいの?
違うでしょ、わ・た・し・が一番よ!

だけどもピンボケ

群生地前の民家は・・・山草の開花だらけでした
「水芭蕉が咲いてます」の案内看板に引きずられて
庭を見させていただきました

民家の庭訪問
入口にはイチリンソウが一杯

地物販売所の上には
ミツマタ・・・初めて見ましたと
この家の奥さんと少し会話(ミズバショウ)もままならなく、近所のおばさんたちの井戸端会議が始まり撤退

そのミズバショウ
ヤハリ真ん中にニョッキと出ていますよ、国上道の駅に咲いていたのはなに?

アップにしました

出口付近ではサクラソウが見送ってくれました

ひときわ濃い色のサクラソウもあります
鳴神山のカッコウソウを見に行きたくなりました・・・もう直開花するでしょうね?

おまけ写真
自宅に帰ってきて隣の公園を見ると
地面が桃色に・・・それで写真を撮りました

近寄ると花びらが歯抜け状態なので引いて撮りました
青空ならもっときれいに見えるのですが・・・おまけ写真です

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス 腕時計
カメラ ナイフ ホイッスル 熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食
トレッキングポール スリーピングマット ライター

みんなのコメント

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  • スーさんさん こんにちは。
    雨天の山行、お疲れ様でした。
    咲き始めの「アカヤシオ=アカギツツジ」みずみずしくて綺麗ですね。今年の咲き出しは遅いのかな〜。
    近所でもようやく桜が満開近くなってきました。晴れたら・・写真撮らなくちゃ〜。

  • やぎやぎさん こんにちは

    コメントありがとうございます。

    3月に入ってから降雪があり、ちょっと高い山にはまだ雪が残っています

    赤城山も、今年の現在積雪量は異常です、

    したがって、1~2週間昨年よりずれていると思いました、

    でも今回の林道歩きでは〇〇スミレがいっぱい咲いてました・・・

    どれがどれだかわかりませんがネ、皆名無しにナチャイました。

    隣の公園のさくらは、今日の雨でだいぶ散ってしまい、道路は吹き溜まりは、

    さくらの花びらでピンクに染まっていました。

  • 初めまして、森の住人です。いつもは中尾根コースを歩いてますが、ある人物に会い、ぜひ赤岩山古賀志山を縦走してね‼️といわれ、俄然興味が湧いてきました。


  • 森の住人 さん こんにちは、
    訪問ありがとうございます。
    岩そのものは怖くはありませんが、濡れているととてもよく滑る岩と地形です、
    天気さえよければ、岩の醍醐味と景観を見る事ができるコースですよ、それと、
    地図に載っているコースタイムは参考までですよ、実際はもっと短い時間ですよ

  • スーさんさん、コメントありがとうございます。私は今までは雨巻山主体の縦走コースがホームグラウンドだったので、岩稜コースは気が引き締まります。今は岩山に馴れる為、中尾根コースや石裂山で錬成中です。因みに高原山大入道では、小間々〜剣ヶ峯〜大入道コースで二時間四十七分のコースタイムを叩き出しました‼️

  • 森の住人 さん こんばんは。
    石裂山や高原山は昔行ったことがあるのですが、忘却の彼方へ飛んでいってしまいました。
    森の住人 さん が叩きだしたタイムがすごいのかとの判定基準さえなくなっています、
    岩稜歩きは危険度が大きいですので山歩きは家を出てから戻るまでが山登りなのでご安全に山歩きを楽しんでください。

登った山

古賀志山

古賀志山

582m

よく似たコース

古賀志山 栃木県

ハイカーとクライマーに人気がある岩の殿堂・古賀志山へ 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
5時間1分
難易度
★★★
コース定数
18
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