行程・コース
天候
曇り時々春雨
登山口へのアクセス
電車
その他:
往)JR高尾駅(南口)から徒歩。
復)バス、プレジャーフォレスト前から相模湖駅まで
この登山記録の行程
JR高尾駅南口(7:30出発)-(大光寺、小仏関跡、街道沿いの神社5社立ち寄り)-日陰沢林道入口
(9:25)-小仏城山(10:45着/10:55発)-一丁平展望台(11:05)-大垂水峠(11:30)-大洞山(11:50)-赤馬ルート分岐(11:53)-庚申塚(12:10)-民家脇車道(12:17)-(神社3社立ち寄り)-カタクリの郷(13:25着/13:40発)-(相模湖林間公園立寄り)-プレジャーフォレスト前バス停(14:25)-(八幡神社立寄り)-プレジャーフォレスト温泉ゆるり(14:40着)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
菜種梅雨の週末、高尾の静かな穴場ルートを歩いて来ました。モノトーンの木立の中に若緑色の新芽が
浮き立って見え、山の春の到来を実感できました。 これからはいよいよ山桜が楽しみです。
≫桜の開花がずいぶん遅れ、お花見山行のルートを決め兼ねていましたが、皆さんのレコを見て
このコースを思い立ち、ビニール傘を片手に曇り空の高尾駅に降り立ちました。
江戸彼岸桜と枝垂れ桜が満開の大光寺に立ち寄ってから、甲州道中と呼ばれた街道を西に向かいます。
沿線の神社を訪ね歩くのも今回の楽しみの一つで、ハイカーを乗せた小仏行きのバスを何台も見送り
ながら、たっぷり二時間近く掛けて街道歩きを満喫しました。
日影林道まで、直線で4キロ程の街道筋には色とりどりの花が咲き乱れ、飽きる暇がありません。
日影沢からは「小仏城山北東尾根」を伝って城山に向いました。樹林の中に浮き立つ新芽の輝きに
山の春を実感します。 一丁平の山桜が咲き始めるのには、もう少し先になりそうです。
大垂水峠から南高尾山稜に登り返し、大洞山に足を伸ばしてから、赤馬(あこうま)に駆け下りました。
静かなバリエーションルートで、高尾周辺にもこんな穴場ルートがある事に改めて気付かされます。
赤馬の集落から、更に三つの神社を参拝しながら、寸沢嵐(すわらし)のカタクリの郷を目指します。
途中、諏訪神社の「狛亀」調査もして来ました!(笑)。 時間があればおまけのルポもご覧ください。
カタクリの郷は、「日神社」の信号から少し北に入ったところにありました。 天気が悪くて、花弁の
開き具合は今ひとつでしたが、斜面一帯に10万株といわれる紫色の花が咲く様子は見事でした。
ところで、近所のご年配に「日神社」の呼び方をお尋ねしたところ、「にぢ」だと教えてくれました。
更にカタクリに話が及ぶと、「ここにも咲いているんだよ・・・」と言われ、お宅の裏手に案内して頂くと、
なるほど、先程と同じ様な斜面に自生のカタクリが沢山咲いているので思わず唸ってしまいました!
カタクリはわざわざ見に行く花では無くて、本来このような身近な花だったのですね~。
全ての目的を無事にこなし、そのまま歩いてプレジャーフォレスト内の温泉『うるり』に初ドボーン。
結局、ビニール傘は殆どささずに春雨を楽しんで、今週もしっかり締まりました~。
本日の総歩数35,449歩、歩行距離23.3km、消費カロリー1,587kcal、脂肪燃焼量113g也。
★おまけの「狛亀」調査ルポです。山とは関係ありませんのであしからず~
≫『諏訪神社』の亀(?)の様な石像の正体を確かめたくて、現場検証して来ました!(笑)。
現物は、なるほど亀にしか見えませんが、「諏訪神社」と「亀」の組み合わせはどうもしっくりきません。
拝殿内の由緒書に依ると、明治の神社合祀策で一旦内郷神社に合祀されるも、その後復活して独立。
更に昭和47年、近隣の道路拡張工事に伴って現在地に移転された、とあります。
祭神は素戔嗚命(スサノオノミコト)とありますが、そうなると尚更「亀」とは関係ありません・・・。
亀像の周りをよくよく見ると、鳥居脇の灯篭に「金毘羅大権現」と彫られているのを見つけました。
「金毘羅宮」と「亀」の組み合わせは珍しくないので、これは大発見です!!
・・・ということで、私の勝手な想像で調査結果を報告させて頂きます~
『その昔、相模川の畔に金毘羅宮があり、水にまつわる神使の亀の像が据えられていました。ところが、
昭和18年の沼本ダム竣工により、御神体は別の神社に合祀され、亀の像と灯篭だけが残されました。
時を経て、近郷の諏訪神社が道路拡張工事で移転することになった際、ある氏子さんの発案で、行き場
の無かった金毘羅宮の灯篭と亀の像を一緒に奉じました。すると寂しかった鳥居の周りが途端に賑やか
になり、近郷の人々も皆よろこんだのでした。めでたし、めでたし!』
フォトギャラリー:94枚
高尾駅の南口から出発です。
大光寺の枝垂桜は樹齢400年の御霊木です。
カエルの置物が沢山おいてありました。
沿道は花盛りです
JRを潜って神明神社へ参拝。
小仏関跡、国指定史跡になっています。
こちらも神明神社です。
ハイカーを乗せた小仏行のバスを何台も見送りました。
三番目の神社は高尾天満宮です。
こちらは、若宮天満宮。
圏央道と中央道のジャンクションですね。
高尾梅郷。梅はもう終わりですね。
おめでたい配色です!
何とものどかですね~
五番目に立ち寄った小山神社です。
色んな花が咲き競って、見飽きることが有りません。
日陰林道に到着しました。
ここから沢を渡って尾根に取付きます。
昨年末に買ったスパッツの初出動です。
新芽の緑が浮き立ちます。
コース沿いが適度に伐採されて、歩き易い径でした。
尾根で出会ったのはトレランのお兄さん一人だけでした。
城山山頂の手前で日影林道に合流します。
雨模様で、茶屋の周りも閑散としていました。
カミさんが持たせてくれたおにぎりと、名物なめこ汁を頂きます。
一丁平周辺の山桜は、まだまだ冬モードでした。
一丁平の展望台。展望ゼロは想定内です。
開放的な尾根筋を大垂水に向かって下ります。
大垂水峠です。ダンプの騒音が玉にキズです。
南高尾山稜に登り返します。
大洞山の手前の道標の裏側に、←赤馬 と書いてありました。
一旦大洞山に足を延ばしてから赤馬に向かいました。
静かなバリエーションルートです。
庚申塚に出たら、左に向かいます。
民家の脇に出ました。
里に下りたら、先ずは月読神社に下山のお参り。
中々立派な祭殿でした。
これまたおめでたい配色です!
桂橋で相模川を渡ります。
橋の南詰に立派な鳥居の諏訪神社がありました。
これが問題の『狛亀』ですね! 調査報告は後程・・・。
日神社は『にぢじんじゃ』と呼ぶそうです。
見学料300円でカタクリの郷へ。
渾身の一枚!です
この御宅の裏にもカタクリが群生していました。
内郷の正覚禅寺。柳田國男たちが寝泊まりして、日本最初の村落調査を行ったらしいです。
石老山への登山口を通り過ぎます。
無事、プレジャーフォレスト前に到着しました。
最後に、バス停横にある『八幡神社』に参拝。
境内に土俵がありました。
開き戸が二つ並んだ、珍しい本殿でした。
〆の温泉はプレジャーフォレストの中にあります。
サクラと雪だるまの競演?!
温泉うるりです。なかなかいい感じでした。
湯上りセットで、今週もきっちり締りました~
JR相模湖駅。きれいに変わってました。
★おまけの『狛亀』調査ルポです。なるほど、どう見ても亀のように見えますね~
拝殿内に重要証拠物件(由緒書)を発見!
諏訪神社の灯篭の裏に何故か「金毘羅大権現」の文字が!!
勝手に想像を膨らませて調査終了。お賽銭も忘れずに!
ちなみにこちらは、青梅の金毘羅神社の亀像です。
海つながりで、縁があるのだと思います。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | 登山計画書(控え) | ナイフ |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 携帯トイレ |
非常食 | 行動食 | GPS機器 |
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