三方分山〜釈迦ヶ岳〜大平山〜蛾ヶ岳〜大畠山
精進湖、女坂峠、三方分山、釈迦ヶ岳、八坂峠、栂峠、地蔵峠、折門峠、大平山、蛾ヶ岳、大畠山、四尾連峠、市川大門駅( 関東)
パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )
精進湖、女坂峠、三方分山、釈迦ヶ岳、八坂峠、栂峠、地蔵峠、折門峠、大平山、蛾ヶ岳、大畠山、四尾連峠、市川大門駅( 関東)
パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )
曇りのち晴れ
電車
その他:
往路:大崎4:30→山手線→品川4:33〜35→東海道線→熱海6:16〜20→〃→富士7:00〜20→身延線→富士宮7:39〜50→富士急バス→精進9:03
復路:市川大門15:07→身延線→甲府15:50〜59→中央本線→高尾17:42〜45→中央線→新宿18:37〜42→目黒18:52
精進バス停906m9:05→女坂峠9:39→三方分山1422m10:01〜10→釈迦ヶ岳1271.1m10:38→釈迦石像10:44→新八坂峠11:08→八坂峠11:13→地蔵峠(栂峠)11:43→折門峠11:51→大平山1188.3m11:55〜12:10→蛾ヶ岳1279.0m12:38〜43→西肩峠12:49→大畠山1117.6m13:11→四尾連峠13:20→金比羅神社14:08→神社参道出口14:15〜08→市川大門駅14:33
合計5時間28分
4月22日(土)は、富士五湖の1つ、精進湖から三方分山に登り、釈迦ヶ岳〜大平山〜蛾ヶ岳〜大畠山〜市川大門駅と縦走して来ました。
当初は、市川本町駅から精進湖を目指す予定だったんですが、夕立の予報が出ていたので累積標高差の少ない早く下山できる逆ルートに切り替えました。精進湖周辺で土砂降りの雨に降られると時期的にまだ凍えそうな気がしたので。
コース全体の印象は、マイナールートの割に道も良く、しかも平坦な走れる箇所が多いのでトレイルランナー向けです。歩くとスタートが遅くなるので日帰り限界に挑戦する感じになりますが…。
まあともかく、品川始発の東海道線を乗り継いで富士駅まで行き、身延線に乗り換えて富士宮駅に行きます。富士宮駅から河口湖方面へ行く朝一番のバスで精進湖の一番奥の精進バス停で降ります。
ここまで4時間半!時間はすでに9時!それでも河口湖駅から来るより早く着くんですよねー!
ああ疲れた。何はともあれ自販機で缶コーヒー飲んで一服してから出発しようと思ったら、自販機が死んでいる!
ますます疲れて、トボトボと旧中道往還の沢沿いの急坂を女坂峠を目指して登って行きます。
急な割に良く整備された坂を登りきると、立派な標識のある女坂峠(阿難坂)に着き、軽く下って再び急坂を登ると、1時間弱で三方分山山頂1422mに到着。刈り払いから精進湖が見下ろせます。一応今日の最高地点なんで少し休憩。
三方分山から、北側の釈迦ヶ岳に向かう踏み跡に入ります。わかりにくくはないのですが、道が一気に細くなります。
この道を少し進むと四尾連湖方面左折の標識がでてくるのですが、釈迦ヶ岳に行く場合は破線の方向に直進します。
直進して1ピーク越えた2ピーク目が釈迦ヶ岳1271.1mです。三方分山から約30分で到着。
山頂は刈り払いされた広場で、三角点こそありますが、展望もなく、御坂山頂にもう1つある同名の山とは似ても似つかぬぱっとしない山。
それでもこの山が釈迦ヶ岳と呼ばれている理由は、山頂の少し先に座禅を組んだ釈迦の石像があるからで、それを見ないと登った意味がないので見に行って、山頂手前の折八林道方面の標識からいよいよ蛾ヶ岳への縦走路に入って行きます。
蛾ヶ岳への縦走路なんですが、記録を調べたところ、かなりバリエーションルートっぽい道を想像してたんですが、最初に書いたように明確な道と標識があり、その間には頻繁にテープの記しもあるので、まず迷う心配はありません。ただ西へ西へと進んで行けばOKです。
まず、釈迦ヶ岳から下ると林道の横切る新八坂峠に着きます。林道を横断して下りきった底が八坂峠。
八坂峠から次の地蔵峠は割と長く、幾つものアッフダウンを越えて行きます。そして平坦地の気持ちの良いトレイルを抜けると、栂の巨木のある地蔵峠に着きます。
地蔵峠から次の折門峠はすぐで、やや南西に方角を変えた道を、大平山の南肩を越えるところまで登ると折門峠の標識があります。
大平山は折門峠から縦走路を離れて軽くひと登りした場所で、ここで12時近くなったので昼飯。
大平山から蛾ヶ岳は、距離はそんなにないのですが、急な登りが続き割と疲れます。山頂手前のピークと山頂の間にカタクリの群落がありました。
そして、12時38分、精進湖から約3時間半かかって蛾ヶ岳山頂1279.0mに到着。北西側が刈り払いされていて、四尾連湖と大畠山と、晴れていればその後方に櫛形山と南アルプスが絶景の山頂で、ここまで来ると四尾連湖から簡単に往復できるので、先客が2名ほどいました。
軽く休憩後、がぜん良くなった遊歩道みたいな登山道を並んだお地蔵さんの石像がある西肩峠まで下り、折り返すように本日最後のピーク大畠山を目指します。
大畠山は、山頂手前の四尾連湖分岐のところに山頂標識みたいのがあって面食らったんだけど、本当の山頂1117.6mは、その先の電波塔のある場所です。13時11分着。
時間的に頑張れば、14時半の電車に間に合いそうだったので、四尾連湖には寄らずに四尾連峠まで下って、そのまま市川大門駅を目指します。
市川本町ではなく大門なのは本町がICカードも使えない完全無人駅で、大門が有人駅だから。距離も大して変わらないし、後で精算するの面倒でしょう。
しかいこの判断が失敗だった!
最後、本町へ行く碑林公園への道を見送り、大門へ行く金比羅神社経由の道に入ったら、最初は道のくぼみに落ち葉と折れ枝が堆積しすぎててまともに走れない。
途中の通行不能のつぶれた竹藪を迂回して、後半はいのししの掘り返しが酷すぎて、さらにまともに走れない。
金比羅神社を経て、街中に降り立った時、ダッシュすればまだ間に合うかもしれないとも思ったんだけど、靴と靴下は泥と落ち葉なんかのゴミでドロドロ、足の筋肉はダッシュしていきなり電車の中で座ったらツリそうな感じだったので、諦めてクールダウンがてらゆっくり歩いて、14時33分、電車が行ったばかりの市川大門駅に着きました。
往路の大崎〜富士宮も長かったけれど、復路の市川大門〜甲府〜目黒も長かった〜。
市川三郷町・四尾連湖・蛾ヶ岳・精進湖登山コース案内図
http://www.town.ichikawamisato.yamanashi.jp/50sightsee/40map/files/2011-0414-1301.pdf
市川三郷町ガイドマップ
http://www.town.ichikawamisato.yamanashi.jp/50sightsee/40map/files/map.pdf
三方分山―富士山の絶景ポイント、パノラマ台― - 日本山岳会
http://www.jac.or.jp/oyako/f16/e701020.html
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