行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
第一駐車場は満車。第二駐車場にも車が止まっていました。
この登山記録の行程
旗坂キャンプ場登山口(6:34)・・【写真5分】・・鳴清水(7:48)【休5分】・・三光の宮(8:30)【休5分】・・升沢小屋(9:20)・・船形山山頂(10:31)【食事・休50分】・・蛇ガ岳(12:49)・・不動石(13:10)【休15分】・・鳴清水(14:05)・・旗坂キャンプ場登山口(15:06)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今年のゴールデンウィークは好天に恵まれている。5月4日も晴天だ。
6時34分に旗坂キャンプ場登山口を出発した。駐車場には20台を越える車が止まっている。
30番の標識を見て登山道に入る。ブナとミズナラの新緑が美しい。しばらく進むとイワウチワの群生に出会う。船形山でイワウチワの花を見たことがなかったので、これは嬉しい驚きだった。しばらくイワウチワの写真を撮る。
ここから先はブナの大木に囲まれ、傾斜はそれほどきつくにないつづら折りの道を行く。新緑とブナの大木を楽しみながら歩いていると、残雪が出てきた。残雪を踏みながら3、40分歩き、鳴清水に着く。ここで5分程休んで水分を補給する。
鳴清水から先は、ふたたび残雪である。ブナの巨木が美しい緩斜面をゆっくりと歩く。この辺りのブナ林は実に見事で、船形山がブナの山と言われるのがよく分かる。斜面が急になってきて、それを右手に逃げると夏道が現れ、それから雪道になると、もうすぐ三光の宮である。ここでいつものように北泉ヶ岳、三峰山の雄姿を眺め、アオモリトドマツの向こうに船形小屋を確認して登山道に戻る。
ここから先は雪原である。山腹を横切るように付けられた踏み跡をたどって、ブナの疎林を行く。やがて右手が開け、栗駒山が遠くに見えるようになる。周囲の雪はまだ深く、2mほどもあるだろうか。ここから大量の雪を積んだ稜線を目の前に見て、それを横切って行くと升沢小屋が見えてきた。9時20分。
升沢小屋からは谷筋を詰め、そこから雪の急な斜面をゆっくりと登って行くと千畳敷に出る。前には船形小屋が近い。振り返ると、後白髪山、三峰山、北泉ヶ岳が眼下に連なる。左手には蔵王連峰の山並みも見える。そこから少し右に視線をずらすと、黒伏山、柴倉山など、山形の山々が見え、その向こうに月山と葉山が白く光っている。
船形山山頂には10時31分に着く。ここで食事と取り、ゆっくりと風景を楽しんだ。コメバツガザクラが咲いていないかと探したが、まだ蕾の状態だった。山頂には高校の山岳部が登ってきて、にぎやかになった。
帰りは蛇ガ岳を経由した。夏道が雪に隠れていて、途中から周辺を巻いて歩いたが、途中で見つけた夏道は薮に埋もれた状態になったため、いったん引き返して樹木のまばらな雪原を歩いた。蛇ガ岳山頂を12時49分に踏み、三峰山の方向に少し進んでから戻り、雪の原を下った。左手には船形山が見え、その手前の稜線にはクラックの入った雪の原が見下ろせる。
升沢小屋への道に合流し、不動石でエネルギーを補給した。ここからはブナの林の中を下りに下る。14時5分に鳴清水を過ぎ、旗坂キャンプ場登山口には15時6分に戻った。好天に恵まれ、雪と新緑、ブナとイワウチワを満喫できた山行である。
フォトギャラリー:40枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト |
ホイッスル | 医療品 | 行動食 | 軽アイゼン | トレッキングポール |
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