行程・コース
天候
濃霧
登山口へのアクセス
その他:
往)JR高崎線(熊谷乗換)-秩父鉄道 野上駅(7:50着)
復)天空のポピー会場から送迎シャトルバス(無料)で皆野駅まで
*皆野駅から梵の湯は徒歩(約30分)、
*梵の湯の最寄バス停「小柱」から路線バスで西部秩父駅まで(約25分)
この登山記録の行程
秩父鉄道 野上駅(8:10出発)-岩根神社(9:10着/9:22発)-葉原峠(9:45)-仙元峠(10:05)-
塞神峠(10:15)-釜伏山(釜山神社奥の院)(10:50着/10:55発)-日本水探索-釜山神社(11:20着)-11:45(釜伏峠発)-登谷山(12:03)-皇鈴山(12:24)-愛宕山(12:43)-二本木峠(12:50)-
(大山祇社参拝)-めーめーハウス(13:20)-天空のポピー入口(13:35)-シャトルバス(14:00出発/皆野駅14:25着)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
秩父盆地の東端を縁取る外秩父山地を歩いて来ました。 濃霧で展望ゼロの上、天空のポピーは残念!な状況でしたが、もう一つのお目当ての「オオカミ像」は個性派揃いで期待以上。それだけで大満足の一日でした。
≫皆さんのレコで知った「天空のポピー」が気になって地図を眺めていると、同じ山域に狼信仰の神社があるのを見つけ、期待に胸を膨らませながら初めての秩父鉄道で野上駅に向かいます。
周辺に花の名所の多い野上駅ですが、シーズンも過ぎていたので、降り立つ人は疎らでした。
滔々と水を湛える荒川を渡って最初に立ち寄ったのは、ツツジの名所で有名な岩根神社です。
花期は終わっていて人影は無く、ツツジ園への歩道も閉ざされていて、遠回りに車道を歩くことになりましたが、お目当てのオオカミ像を見れば元気百倍。 ひとり興奮気味に写真を撮りまくりました。
岩根社から再び車道を歩いて葉原峠に出ると、そこから山稜のハイキングコースに入って行きます。
この山陵を囲む一帯が風布(ふうぷ)と呼ばれる古い土地で、百名水に数えられる「日本水(やまとみず)」を源流とした風布川が流れ、寄居側の一帯は「日本の里100選」にも選ばれているそうです。
「曇のち晴れ」の天気予報は外れた様で、期待した集落の景色を見る事は出来ませんでしたが、道端の青面金剛に添えられたお札や、峠の入口に吊るされた災難除けの草鞋などに、旧習の面影を感じることが出来ました。
釜伏山の釜山神社も日本武尊東征の故事に纏わる狼信仰の神社で、今でも毎月、お炊き上げの神事が執り行われているそうです。 釜伏峠から続く長い参道から、本殿境内、釜伏山山頂に佇む奥の院まで、計七対のオオカミ像があり、更に摂社の稲荷神社の前には二対のキツネ像もあって、狛犬好きの私にとっては、ちょっとしたアミューズメントパークの様な場所でした。
釜伏峠から先は車道が続き、時折り脇の山道に逸れては、登谷山、皇鈴山、愛宕山と、小さなピークを踏んでいきます。愛宕山を下った二本木峠の先は天空のポピーのある牧場まで車道歩きとなり、牧場近くの駐車場に並ぶ車が大渋滞となっていました。
5ヘクタールの草原に1,500万本と言われる天空のポピーですが、今年は大不作で、例年の4割程度しか花を付けていないらしく、地元の方々も諦め顔でした。 とは言え、大振りの花が咲き乱れる光景は見事なもので、ガスで全景を見渡せなかった分、却って幻想的な光景が見られたような気がします。
ポピー畑を通り抜け、皆野駅行きの無料シャトルバスに乗り込むと、既に気分は温泉モードです。
西武秩父に出て『祭の湯』に行こうかとも思いましたが、折角なので、30分歩いて地元の『梵の湯』に初ドボーン。 天気とポピーは残念でしたが、オオカミ像でモトを取って、今週もしっかり締まりました~。
本日の総歩数35,692歩、歩行距離23.3km、消費カロリー1,587kcal、脂肪燃焼量113g也。
(補足)『祭の湯』のお風呂は、本日現在、営業停止中です。
フォトギャラリー:91枚
初めての野上駅です。
駅に掛けられていた昭和34年頃の武甲山の写真です。立派な山容です。
荒川を越えて山に向かいます。
岩根山徒歩入口の看板から、少しだけショートカット。
青面金剛が出迎えてくれました。
「ガクウツギ」という花の名前を覚えました。
露に濡れる青モミジが綺麗です。
一時間程で、岩根神社に到着しました。
大好物がっ!・・・オオカミ像の写真は、最後にまとめてUPしましたので、時間がある方はご笑覧下さいませ。
寶登山神社と同系の様です。
大きな御神木も。
葉原峠から、ハイキングコースに入って行きます。
こちらの青面金剛には沢山のお札が添えられていました。三猿も健在です。
仙元峠の祠。
塞神峠でまた車道に出ます。
期待していた風布の景色はガスで見えません。
北西には両神山も見える筈でしたが・・・。
日本百名水、日本水(やまとみず)源流は、崩落の危険があって立ち入り禁止となっていました。
途中、怪しい宗教めいた看板が。。。これは苦手です。
釜伏山に入り、奥の院に向かいます。
釜伏山の山頂に、奥の院が佇んでいました。
オオカミ像は後ほど。。。
こちらからなら行けるかな?と、日本水を目指して下ってみましたが・・・
コルから先には立ち入り禁止のトラロープが・・・。ここは素直に引き返しましょう。
釜山神社本殿に到着。
日本水の説明書き。立ち寄れなくて残念でした!
長い参道には4対ものオオカミ像が据えられていました。
参道を出た所が釜伏峠で、再び車道歩きとなります。
登谷山(とやさん)山頂。後で調べると、絶好の夜景スポットらしいです。
峠の入口に、災難除けの草鞋が吊るされていました。
車道から別れて、皇鈴(みすず)山に向かいます。
皇鈴山の山頂。展望広場がありますが、当然何も見えませんでした。
次のピークは愛宕山です。
山頂下に、小さな天文台(?)が。
二本木峠から先は全て車道歩きとなります。
駐車場に並ぶ車の渋滞を横目に見ながらポピー畑に向かいます。
駐車場近くの「めーめーハウス」からポピー畑までの送迎バスが走っていました。
天空のポピーに到着。入場料は300円でした。
咲いている処はとても綺麗なのですが。。。
場所によって大分ばらつきがあります。
ガスって先が見えなかったのが、却って良かったのかもしれません。
雨に濡れる蕾。この先ちゃんと咲いてくれるのでしょうか?
皆野駅までの無料シャトルバスに乗り込みます。
山の麓にもポピー畑が。こちらの方が、花付きが良いみたいです。
皆野駅に到着。
駅から少し歩きますが、折角なので、地元の『梵の湯』へドボーン。
大好物のオオカミ像と湯上りセットで、満腹です!
近くのバス停から西武秩父駅へ。
祭の湯のお土産売り場です。
立のみの利き酒セット。三種500円も魅力的ですね。
肝心のお風呂はなんと「営業停止中」でした。梵の湯にしておいて良かった~。
★ここから先はオオカミ像の写真で、山とは余り関係ありません。時間と興味の有る方はどうぞご笑覧ください。
岩根神社の阿形像。これぞオオカミ像、という感じですね。
こちらは吽形像。
牙が見えますが、少し優しい感じですね。
祭殿の掛け軸にも狼の絵が。
釜伏山山頂の奥の院にも一対のオオカミ像がありました。
少し迫力不足ですね。
祠の側面にも狼の彫り物がありました。
釜山神社本殿前の一対。愛子さまのご誕生記念に奉じられたもののようです。
これはもう、犬ですね!・・・しかも洋犬。
ワンッ!
本殿前のもう一対。
ちょっと困り顔!?
摂社の稲荷神には、二対の狐像がありました。
上段の一対は小振りで、如何にもすばしっこそうです。
参道に据えられた一対。写真でみた三峰神社の物と似ています。
こちらは年代物ですね。
吽形の方は、前脚が割れて屈んだようになっていました。
こちらの一対は、少し線が細めです。
参道の入り口を護る大型の一対。日露戦争の時に奉じられたもののようです。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | 登山計画書(控え) | ナイフ |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 携帯トイレ |
非常食 | 行動食 | GPS機器 |
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