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上高地 蝶ヶ岳 常念

蝶ヶ岳・常念岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (サイタマシヤマジジイ さん )

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行程・コース

天候

26日は昼間時々雨、19時ごろから23時ごろまでしっかり雨 27日、28日は快晴

利用した登山口

上高地バスターミナル   一ノ沢登山口  

登山口へのアクセス

バス
その他: 新宿発7:15→上高地12:15

この登山記録の行程

【1日目】
上高地バスターミナル(13:05)・・・河童橋(13:15)・・・明神(13:55)・・・徳沢(15:10)

【2日目】
徳沢(05:30)・・・2000mの平(07:00)・・・長塀山(09:45)・・・妖精ノ池(10:05)・・・蝶ヶ岳[休憩 30分](10:45)・・・横尾分岐(12:12)・・・蝶ヶ岳三角点(12:23)・・・常念岳(16:45)・・・常念小屋(18:00)

【3日目】
常念小屋(05:30)・・・王滝(大滝)ベンチ(08:20)・・・一ノ沢登山口(09:10)

コース

総距離
約23.2km
累積標高差
上り約2,151m
下り約2,407m
コースタイム
標準15時間45
自己17時間45
倍率1.13

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

高山病
徳沢に3時ごろ着いて、夕食は6時ごろだと思う。
頭が痛くなり気分が悪くだるい。まったくやる気が起きない。
このままだと、明日はこのまま帰るのかと思い、何とか強引に食べて寝た。
7時ごろか足を釣ったので、水分が不足しているのに思い至り、多めに水を飲んだ。
ひょっとすると軽い高山病かも。
12時ごろ目が覚めたら、気分はよくなっていた。

ツェルト2ロング
ツェルトは三鷹のハイカーズデポ長谷川氏に指導を受け、
縫い目を中心にシームコートしたので、シミコミ漏れは全く無かった。
ところが寝ている間の3時間以上の結構な雨のあとでビッショリ結露していた。
12時過ぎに起きたら雨がやんでいたので、タオルでまずはツェルト内側を
拭いた。外に出て緩んでいた張り綱を張り、今度はツェルト外側を拭いた。
お腹が空いてきたのでアルコールストーブを使って早めの朝食にした。
そんなこんなでツェルトが乾いてきた。また寝なおした。

チェーンスパイク
今回初めてチェーンスパイクを使った。シャーベット状に溶けた雪が多かったので有効な状況は少なかったが、靴の沈み込みが2cmぐらいまでの硬めの残雪では有効で快適なアイテムだ。着け外しが簡単な割には踏みぬきでも外れることは全くなかった。

長時間行動
蝶ヶ岳では槍穂の360度展望を楽しめた。頂上で常念まで3時間半と言われ、心が動いた。今日の計画は、蝶ヶ岳テント泊だ。でもまだ12時前だ。結局常念岳を目指した。常念乘越のサイト地に着いたのは6時、テント設営は7時過ぎになっていた。行動時間12時間を越えていた。

雷鳥
常念手前の稜線上で目の前に雷鳥が突然現れた。向こうもこちらの様子をしばらく伺っていたが、こちらに向かって突進してきた。慌てている隙に、すぐ脇を走りぬけていった。

雪斜面トラバース
蝶ヶ岳から常念岳迄に、危険なトラバース箇所が幾つか有るとの事前情報を得ていた。歩き出すと頭から消えていた。あまりにも良い天気に騙されたような気がする。雪斜面のトラバースは幾つか有ったが、軟雪でチェーンスパイクはあまり効かず、途中で外してしまった。大半を坪足で歩いた気がする。後で知ったが、その日、外人が30m程滑落し、2週間前には滑落した女性がヘリコプター救助されている。

再びツェルト2ロング
ツェルト設営は7時過ぎだった。1L100円の水を3L買って戻ってみると内側はビッショリ結露していた。設営した時は乾いていたはずだ。何故だか判らなかった。後で考えて見た推測はこうだ。ツェルトの内側にしいたレスキューシートがやや濡れていた、日没後急速に外気温が下がり0度になったため、結露したのでは?

エマージェンシーシート
夕食後にはツェルトの結露した水分はあらかた、氷に変わっていた。触らなければ落ちてこないので、そっとして寝ることにした。mont-bell羽毛パンツとユニクロの羽毛ジャケットを着込んだけれども3シーズンシュラフでは寒くて寝られない。今日の無茶な行動時間で身体は疲れている。何とかして寝なければならない。エマージェンシーシートを使うことにした。
エマージェンシーシートを服の上に巻き付けてシュラフに入った。暖かい! 3時間程寝られた。シートは結露し、破れてしまった。1時過ぎに目が覚めたので、また早い朝食となる。寝直して4時ごろから撤収開始。5時半から一ノ沢を下り始めた。

一ノ沢下山
一ノ沢下りは、初め雪は固くチェーンスパイクが良く効いたが、下るにつれすぐにシャーベット状になった。シリセード、ストック制動を楽しみながら降りていくと、あっという間に暑くなった。

小木曽蕎麦
9:10頃には登山口タクシー乗り場に着いた。駅まで3時間程度歩くことを覚悟していたが同乗させてくださる方がいて、松本駅まで送って頂くことになる。多謝。途中小木曽蕎麦で美味しく安い信州蕎麦を食べて大満足、帰途に着いた。松本の山仲間御二人ありがとうございました。

雪目

持って行くべきだったもの
サングラス、日焼け止め

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
修理用具 ツエルト 健康保険証 医療品 虫除け 非常食
行動食 軽アイゼン トレッキングポール GPS機器 ストーブ 燃料
ライター カップ クッカー カトラリー

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登った山

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