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笹の葉かき分け福井三大急登みつまた山に登る

みつまた山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (Yamakaeru さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 福井市から勝山方面。国道416号線で、市荒川橋で九頭竜川を横切って直ぐのコンビニを右折。岩屋を目指す。カーナビであれば、岩屋オートキャンプ場か、岩屋観音と入れるとよい。今回、駐車場は岩屋オートキャンプ場の手前橋の駐車場に停めさせてもらった。トイレもあり。登山口は、オートキャンプ場の奥、林道・広域基幹林道岩屋線を300mほど進んだ所。登山口の50m程奥に数台の駐車スペースもある。

この登山記録の行程

オートキャンプ場(08:37)・・・林道・広域基幹林道岩屋線・・・みつまた山登山口(08:57)・・・藪こぎ・・・登山道復帰(10:15)・・・みつまた山(11:07)・・・みつまた山登山口(12:10)・・・林道・広域基幹林道岩屋線・・・オートキャンプ場(12:30)

コース

総距離
約9.4km
累積標高差
上り約1,386m
下り約1,385m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

※:GPSの軌跡は、登山開始は藪漕ぎにつき、参考に荒れる際は注意ください!

地図にも載っていない、、、が、一部で名の知られたみつまた山に行ってきた。
みつまた山はメジャーどころの経ヶ岳や三ノ峰にならび福井三大急登と言われる。の経ヶ岳が1,625m、三ノ峰が2,128mに対して、みつまた山は1,060mとちょっと低いが標高200m程から急登の山。
急登ハンター(自称・笑)としては、もう登るしかないと、以前から機会をうかがっていた。
車で岩屋オートキャンプ場を目指す。昔、キャンプした記憶がある。あの頃は毎週末キャンプをしていたなあ。
登山口は、キャンプ場の突き当り、林道・広域基幹林道岩屋線を300m程進んだ所にある。さらに50m程進むと、数台の駐車スペースもあるが、今回は、閑散期につき、キャンプ場の駐車場に停めさせてもらう。林道をてくてくとあるく。気が付くと奥の駐車スペースに来てしまった。???と思い、少しバック。よくよく見ると道脇の樹にカラフルなテープがぶら下がっていた。ひょっとしてここか?と奥に目をやると大木の横に折れた「みつまた山」の標識が立てかけられていた。こんなん気が付くかー!!と悪態をつきながら、登山開始!!
登山道は奥が茂っていてわかりにくい。昨晩の雨つゆが残っていて、ズボンのすそが濡れる。今日は気を付けて歩かねば!と思った矢先、歩き出して間もないというのに異常に気が付く。どうも登山道を外してしまったようだ。周囲にはどこにも赤いテープがない。そもそも登山道と言えば荒れた登山道と言えなくもない?!仕方がないので行けるところまで行ってみることにした。いつもながら藪こぎに免疫がありすぎるのもよくないと後ほど反省。
まだ棘は少ないものの、密度の濃い藪に囲まれて身動きできなくなったのはそう時間を要さなかった。草木や地面は雨でぬれていて滑りやすい。ズボンもぐっしょり。裾は泥だらけ。心はげんなり。登ってきた感じだと登山道は右側にあるに違いないと、直登をやめ、右にトラバースしながら進む。沢を登ったりしながら、大量の汗をかきながらようやく登山道を見つける。時間をかける割には1m動くのがやっとの状態で久しぶりに心が折れそうになった。
気を取り直して登山再開。うん、確かに急な斜面が続く。斜面に長いロープが垂れ下がっている場所が何か所か。また、トラバースのところで数か所、崩れかかっている場所があって、要注意。それよりも何が危ないって上になると行程の約三分の一が笹の道。笹の葉っぱをかき分け進むことになるが、時折、倒れかかった木の枝とかが笹の葉の中に潜んでいて、
気が付かず腕やわき腹を3回ほど、強打した。登っている最中はほとんど眺望はなく、笹との闘いが延々続く。確かに急登と言えば急登だが、個人的には滋賀県の横山岳の方が急登と感じた。それに横山岳は登っていて楽しい。残念ながら、笹との戦いには少々げんなり。
それでもいつかは戦いも終わるということで、一瞬、視野が開けたと思ったら、狭い平地にみつまた山と書かれた看板が倒れるように置かれていた。山頂だ。目の前には雪を冠した越前甲が見える。やっぱり美しい山だ。右手下には勝山市内もよく見える。その先には荒島らしい山も見えた。
当初の予定では隣の横谷山まで縦走したいと思っていたが、これまた草に覆われた登山道を見て、夕方用事もあったので少し山頂で休憩したのち、下山することにした。

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • 楽しそうですね

  • 藪が楽しくなかったです。いつもならワクワクして飛び込むところですが。

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